今も昔も変わらない育児
子供が生まれてから読む本と言えば育児本になってしまいました。
育児本を読む理由は、自分自身や自分が育ってきた環境にあまり自信がないことです。なんの知識もなく自分のこと思うがままに育てると、子供が幸せにならないんじゃないかと不安だからです。
最近読んだ本は小児科医、松田道雄さん著の『私は赤ちゃん』という、62年前にまとめ上げられた本です。
時代にそぐわないところもあるかも知れませんが、夜泣きがひどい、離乳食が進まない、保健所で体重の増えが悪いと言われた、パパと意見が合わない、など今も昔も同じようなことで悩むママがそこにはいます。旅行やデパートへのお出かけは赤ちゃんにとって迷惑など、親も子連れで楽しもう!ということが強調されている世の中の風潮ですが(実際私も第一子の頃は特に、赤ちゃんが居ても遠出したり、個室のある居酒屋で外食したりしていました)、確かに、赤ちゃんにとっては迷惑以外の何ものでもないことだったのかも…と気付かされました。(え、遅っ)
赤ちゃん目線でママの様子や外の様子など描いてあるので、新鮮で説得力もあります。
前に「顔周りにヒラヒラのレースをつけた洋服を赤ちゃんに着せるなんて子供からしたら迷惑な話」と何かの本に書いてあったのを思い出しました。まさの大人の自己満足ですよね。
全ての子育て期間で親の自己満足なことってあるのかもしれません。気づいてないだけで…。私の場合習い事とか。あまり乗り気でなかった長男にスイミングに通わせましたが、進級してもあまり嬉しくなさそうで、ヘルパー(腰につける浮き輪)が取れるところまで進級すると、「水が怖い」と泣き出し…辞めました。長男には悪いことをしたなと思っています。
今も昔も同じようなことでママたちは悩んでたんだなと知ることができて、ちょっとだけ勇気づけられました。
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