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本日のお酒と献立。

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カナダ・プリンスエドワード島 &海外で経験したお酒&食生活の話、お酒とそれに合わせた夕食の献立の記事を書いています。
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#海外生活

本日のワイン『シャトー・ペイ・ラトゥール・レゼルヴ・デュ・シャトー 2015』

カナダでは政府が運営するリカーショップでしかお酒類が買えない。( ブルワリーとワイナリーでは直接そこで造られたお酒を買うことが出来る。) 州により営業時間は異なるが、プリンスエドワード島(※以降PEI)ではリカーショップは平日9時閉まってしまうので、夜中に突然ビールが飲みたくなっても買いに行けない。。。 シャーロットタウンには3カ所のリカーショップがある。そして去年7月に、ハーバーにほど近い場所にある Founders' Food Hall & Market 内( カフェや

本日のワイン『バルトン・エ・ゲスティエ ロゼ・ダンジュ 2017』

カナダやアメリカには「アーミッシュ」という昔ながらの生活を送っている人たちがいる。どのぐらい昔かというと、彼らが移民して来た当時と同じ生活様式といっているから1840年~ぐらいだろうか。プリンスエドワード島で初めてアーミッシュの人たち見て頭に浮かんだのは、ミレーの「落穂拾い」で服装はまるで絵画そのものであり、タイムスリップしたかの様に感じた。車には乗らず馬車で移動し、電話など現代の技術による機器を使用せずに基本的に自給自足で生活をしている。 先日、トルコ人の友人にミルクを買

本日のワイン『ロバート モンダヴィ プライベートセレクション ソーヴィニヨンブラン 2015』とPEIの醸造所・蒸留所事情

カナダは酒税が高い。だからお酒が高い。。。6本パックのビールを買うと18CADぐらいはする。スピリッツもワインも高く、10CAD以下のワインは見たことがない、、、がワインの品揃えは素晴らしい。国別にワインがづらりと並び、日本ではあまり目にする機会のないワインも豊富だ。酒税は高いが国によっては日本で買うよりも安かったりするのでリサーチをしてリカーショップに行くようにしている。例えばアメリカのワインは日本で買うよりもカナダで買った方が安い場合が多く、チリのワインは日本で買った方が

本日のワイン『ラポストレ カルベネ・ソーヴィニヨン 2015』

ちょっと前までは20歳以上の大人はお酒が飲めて当たり前、酒豪はかっこいい。お酒の席で親交を深めるのが当たり前の時代だったが、今はお酒は体に悪い、飲めるがあえてお酒を飲まない「Sober Curious(ソーバーキュリアス)」スタイルが素敵!といわれる酒絶ち時代である。そんな時代の波に逆らって私はお酒が好きである。そして私の父も大のお酒好き( 今はそれほど飲まないが。) その父 (祖父)もお酒好きで、昔からいろいろなお酒にまつわる武勇伝を聞かされている。 何でもやりすぎは良く