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桜のあと (all quartets lead to the?) feat. ukicaster (from ハンブレッダーズ)

ただの一人のオタクの視点です。絶対に忘れたくない夜だから、深夜のラブレターです。

終わって真っ先に撮った写真

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うきくん(ずっとそう呼んでいるからそう呼びます)のことを認識した時期は正確には覚えていないけど、たぶん2018年だと思う。桜のあとのMVに映っているファンの子がユニゾンの曲名でバンドをやっているらしい…みたいなことをTwitterで漏れ聞いたのだと思う、たぶん。今ではちょっと状況も違うけど、その時点ではわあ、もうユニゾンの影響下のバンドが世に出だすぐらいのキャリアになってきたのか…くらいのことを思って、調べて曲を聴いてみて確かに好きなんだろうなと思うロックバンドの中のポップさを感じて、ライブをやってるのかな?と調べた。拠点が大阪でなかなかこっちでライブを見る機会もなさそう、そんなに活動量もめちゃめちゃ多いわけではないのかな?と思いながら、バンドと該当メンバーのTwitterをフォローした。オタクはとりあえずアカウントを押さえておく。

インディーズバンドのライブにも結構頻繁に行くので、いつかライブを見れたらいいな、と思いつつ、わ、この人本当にユニゾンのオタクだ!という気持ちでうきくんのことをうきくんだと認識しだした。Twitterはフォロバが返ってきた。

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ハンブレッダーズを知ったのは本当に、たまたまだった。そこまでインディーズのリサーチも今ほどしていなかったので、おそらくその時点で関西ではキていたであろうハンブレのことは一ミリも知らなかった。大好きでその当時確か年間一番ライブに行っていたバンドを見たくて、下北沢にて’17の下北沢MOSAiCに一バンド前から入ろうと思って入ったら、途端にすごい熱気が溢れてきた。今ほど若い子もおらず、早耳のロックバンドおじさんとロックバンドオタクが汗だくで拳を挙げているような感じだった。ベーシストが入ってすぐの上手でぴょんぴょん跳ねていて、さらに汗だくのギタリストが下手から猛進してきた。あ、このバンド好きかもと思った。

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そのまま転がるようにハンブレッダーズのファンになった私は、2019年の5月、猛進ギタリストのサポートメンバー降格に大泣きした。なんといってもつらかったのは、3月ごろから1か月半の間に好きなバンドのギタリストが4人も(つまり4バンドも)辞めるという発表をしたのだ。

『ギタリストって・・・』

そんな気持ちを抱えるつつ、吉野さんはサポートメンバーとなるのでまだしばらくはプレイも見れそうということに安心をした。と思ったら、吉野さんが出れない日は別のギタリストが出るらしい。確か初回登場時はだれかアナウンスされてなかったような気がする。自分が行かなかったライブの事後のツイートを見た。2017年にハンブレを見るきっかけになったバンドのギタリストで、先日そのバンドをやめた人だった。・・・複雑だった。

そして、もう一人サポートギターが現れた。それがうきくんだ。

『全員知っている人じゃん!』

そんなことを思いつつ、うきくんのプレイを見れるのは純粋に楽しみになった。実は過去にハンブレのサポートをしたこともあるという。ムツムロさんと木島さんと同い年だというし、きっと相性もいいのだろうな。

吉野さんがサポートとして銀河高速を弾いているのをやっと東京で見れて号泣して…翌週、忘れもしないムロフェスの日、うきくんが関東でやっと見れることになった。(正式にサポートフェーズに入っては初めての関東での演奏だった気がするけど、違ったらごめん。)

その時の私のうきくんへのメンション「そこめちゃくちゃ笑ってしまいました 初めてうきさんのサポートで見たんですが最高でちょっと泣きました…ありがとうございます夏始まりました!!」

今となってはもはや何に笑ったかわからないけど、どうやらよかったらしい。

メンバーが変わって、そのバンドに興味が持てなくなることはあるけど、ハンブレッダーズがかっこいい、ギタリストたちも悔しいけど3人とも素敵だ、ということで、私は今までよりもっとハンブレッダーズのファンになった。

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2019年10月、ライトフライトの新曲がリリースされてサブスクで聞いて好きだな~と思った。うきくんはユニゾンの曲名でしょうもないツイートをするといいねをくれて勝手に親近感を持っていた。

と思ったら、ハンブレがトイズファクトリーからメジャーデビューを発表した。心の底から嬉しかったし、そりゃこんないい曲をかけて、こんないいライブをして、ちゃんとリスナーに響いているバンドがメジャーに行かないわけない、と思った。全く意外ではなかった。と、同時に、そうか、だから吉野さんは決断をしたんだな、と理解した。

そして、本当にオタクの勝手なこじつけ喜びだけど、トイズなのが嬉しくてしょうがなかった。セクションにもよるかもしれないけど、トイズはきっとバンドの意志を組んで音楽を作らせてくれる、と、安心材料になる先輩バンドを知っていたからだ。その頃にはでらしもしっかりユニゾンファンだと知っていたので、嬉しいだろうなあと思いつつ、私は特別にサポートのうきくんを思い浮かべてしまった。

これは、もしかして、いつか、共演なんてことが…。

私はあんまりそういう夢を誰かに勝手に託すのは良くないと思っているので、あくまで自分の中で「いつかユニゾンとハンブレが対バンしますように!」と願った。※でも需要があることは世に放っておいた方が各方面のマーケティング担当に届くので、きちんとオープンアカウントに願望は書いておく。マーケ界のはしくれとして。

でも、これで、点と点が繋がりそうになったなと思った。(というか、この時点で確か田淵はこれからのバンドとしてハンブレをチェックしている、なんてことは記事で読んでいたので、全くない話ではなかった。)

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コロナもある程度、日常の付き合いになってきた2021年7月。プロモーターのVINTAGE ROCK主催でVINTAGE LEAGUE 2021 “Triple, Trick, Tripper”が今は失き、新木場STUDIO COASTで開催された。(余談だが、高校生の頃、初めて行ったライブハウスだ。)

発表された日には、狂喜乱舞。私はズーカラデルのファンでもあり、さすがにこれは私得対バンすぎる、とTwitterで大騒ぎしまくった。

その頃には、ハンブレのサポートはうきくんに確かほぼ固定になっており、吉野さんは弾くこともなくなり、もう一人のサポート永田さんはズーカラデルでサポートをしていた。あの、本当に、私全員知ってます、この3マン、という気持ちだった。

本当に運よく、この日はユニゾン斎藤さんの目の前2列目。(コロナ禍でまだ指定席だったころ。)やたらめったこの日の夏影テールライトが美しくて、惚れ直してしまった。。。

そして、ハンブレッダーズ、まだまだ青いけど伸びしろしかないパワーに勇気を貰ったのと同時に、うきくんの夢が一つ適ったのが勝手に嬉しくて、彼は新木場に墓を立てると言っていた気がしたけど、私もその気持ちだった。

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その後のハンブレの快進撃はすごく、でもずっと楽しくて、曲が良くてますますこのバンドのファンになっていた。好きなバンドランキングの上位層に明らかに食い込んでいたし、ファンクラブにも入っていた。

でも、もうほぼメンバーのようなうきくんが加入するお知らせもなく、彼は曲作りやライブ、つまりギターを弾く以外であまり表に出たい人ではなさそうなので、そういうやり方もあるのかな、と思っていた。

そんな中で、初めて行った2022年のRUSH BALL、あまりにも好きなバンドが多く、ハンブレも目当ての一つだった。が、ベースのでらしが、出演できないことになった。辞退するのかな…と思ったら、まさかのギターボーカルムツムロさんがベースボーカルとしてでるという。うきくんを含めた3人で出演。わーお。

そして、ステージを見て思った。こんなん、もうメンバーじゃん。いないでらしも含めて、この4人でハンブレッダーズだよ。

そして、迎えた2022年10月、うきくんが、ukicasterとして正式にハンブレッダーズのギタリストになった。本当に嬉しかった、嬉しかった、けどそれは自分のためというより、ハンブレッダーズの未来を思って嬉しかった、が一番近いと思う。こんなにかっこいいバンドが完全体になってしまったら、もっと素晴らしいロックバンドになるしかない。

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もうその加入のタイミングから(たまたまではあるが)たしか9か月ぐらい連続でハンブレッダーズのライブを見た。怖いものはなかった。本当に良いバンドだった。

そして、私の愛してやまないバンド、cinema staffとのリベンジマッチ(ベースのでらしが特にファン)、Base Ball Bearとのツーマンライブ2本(ドラムの木島さんが特にファン)もあり、ロックバンド界の点と点が繋がっていくのを体感した。私は何にも知らずにハンブレのファンになったのに、こんな繋がり方をするなんて。私の行くライブにハンブレメンバーが見に来ている数を合計したらすごいことになる。

あとは…UNISON SQUARE GARDENとのツーマンだけだ。叶ってほしいのと、でもずっととっておきの夢のままでいて、という気持ちもあった。

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ユニゾンの20周年施策がたくさん発表されるごとにワクワクして、ことさらライブが一番のご褒美だった。武道館、うきくんは当然行くんだろうな、なんてことは勝手にいつも頭の片隅にあった。

たまたま機会があって、ハンブレメンバーに手紙を書いて渡すタイミングがあった。うきくんには、あなたをこうして知ったけど、本当に今あなたがハンブレでギターを弾いていて嬉しい(いつか正式メンバーとしてユニゾンと対バンをしているのを見るのが夢の一つです)なんて簡単に書いて伝えたような気がする。でもシンプルに城ホールで発表に立ち会った武道館が目下の楽しみではあった。

ツーマンは、誘う側かなあ、誘われる側もいいけど、ユニゾンが自由演技で何をしてくるのかを楽しみにするのが一番ワクワクするかも、なんて妄想をしていたら、武道館後に恒例の対バン、グーパンまつり。え、本当にもしかしてそろそろ…という妄想。

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スペシャのユニゾン特番。スペシャルコメントにうきくんが登場した。以前は、バンド全員でアルバム特番にコメントを寄せていたが、今度はソロである。さすがにうきくんのユニゾンオタクぶりはちゃんと業界公認になったのだ。

ただのファンです、と前置きしつつ、前述のスリーマンライブの話などが出て、これまでのことを思って本当に私がただ幸せだった。

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2024年7月24日、UNISON SQUARE GARDENの20歳の誕生日。あまりにも素晴らしい、お祝いの日、だった。ロックバンドを信じていて良かった、私にとってに光だと感じた。誰とも分かち合わなくていい、ただ好きでいれば自分を肯定できる、このバンドの音が一番優しかった。(でも運よくたくさんの友達が出来た!ありがとう!)

2024年7月25日『オーケストラを観にいこう』というコンセプト。きっと様々なファンにとって特別な毛布みたいな気持ちになる、曲のタイトルから、オーケストラアレンジのライブ。もちろん絶対に行きたかった。が、それはそれとしてファンにとってあまりにも『724』という数字がマジックナンバーのようになりすぎて、初日に一番行きたいという人が多かったのではないだろうか。私も正直その口だった。

が、運よくこのライブもチケットが取れていて、昨日の余韻を引きずりつつ会場に向かった。が、暑すぎる。はっきりいって、バテていた。

ユニゾンのファンは、考察好きが多いと思う。親(田淵智也)に似るのだ。私はそういう時期もあったかもしれないが、もうその時の新鮮な驚きの心地よさを迎えに行くことにしていた。なので、オーケストラではこの曲をやりそう、みたいなものもリスト化されていたが、特に見もしなかった。(本当は期待を込めてツイートしてやらなかったら、悲しいから。。。)

今日の座席は2階の西。関係者席が見える。ハンブレはもしかして…何と思うっているとキャップらしき人。横のふたりも、ああ、ハンブレッダーズだ…!でもうきくんは並んでいないように見えたが、さらに奥の奥にいる人だったりするかもしれない、とそれほど気にしなかった。

ライブはオーケストラと斎藤さんの独唱の『アンドロメダ』から始まり、シングル曲でもリードトラックでもないが、ユニゾンの20年の中で最重要アンセムともいえる『フルカラープログラム』のバンド+オーケストラを当てられ、ああ、この日はいつものように私たちはただワクワクライブを見ればいいのだ、それこそが幸せなんだ、と一気に体温が高まった。

このライブは2部制で第一部はストリングスセクション、第二部はホーンセクションとのこと。第一部はストリングスセクションということで、いつも泣かされてしょうがない『さわれない歌』など比較的柔らかにまとまるのか、と思ったら、華やかできらめきの塊の『kaleido proud fiesta』(綺麗すぎて忘れられない!)から人力でやるようなもんじゃない『カオスが極まる』など、なーんだセットリスト考えてる人同じだわ!!と大爆笑するような構成だった。(もちろん最後の『春がきてぼくら』は前日と相まって泣かせに来ていた。)

ライブを見ながら、ふと田淵の右後ろにあるエフェクターボードに気付いた。マイクも設置されている。詳しくもないけど大きいし、ギターかな…?オーケストラにギターを足す…?なんだろう。第一部が終わって少し考えたけど、それよりは夢中でこの興奮を文字に残すことに専念した。

第二部。私は正直言ってバラードより速くてやかましくてでもキラキラした曲を好むので、ホーンセクションの方がより楽しいだろうなと思いながら迎えた。昔からずっと大好きな『like coffeeのおまじない』はきっとやるよね~なんて考えていたのだけど、最初の静寂で、あれ、これってここでこの曲で景気よく始めるのがどう考えてもベストっぽい…?なんて思っていたら「レディースアンドジェントルメン!」ああ、期待通り。ワクワクしてこれまた飛び切りの幸福の『フライデイノベルス』!幸せ!

と思ったら、なんだか様子が変わる。まさかのゲストの呼び込み。既にイレギュラー編成極まりないので、この人たちは、まだ過酷なことをしている!楽しければいいらしい!!すごい!!呼ばれたのは…イズミカワソラさん。ソラさんとユニゾンの関係性は省くけれど、ファンにとってもあまりにも特別で今年のFCツアーにも帯同して、この登場は納得でしかない。

ユニゾンは同期は頻繁に使うけれど、3人だけでステージ上で音を鳴らす美学があるので、そのイレギュラーが破られたことは過去にも殆どなかった。が、ソラさんは特別だ。そして演奏する曲は、曲でもピアノを弾いていて、MVにも出演なさっている『mix juiceのいうとおり』。個人的にも好きな曲トップ5に入るぐらいに大切で救われてきた曲なので、号泣しながらでも楽しんで見た。ああ、今日来て本当に良かった。

と思ったら、1曲でソラさんは帰られて、なんと次もゲストらしい。しかも真ん中にマイクが立つ。ボーカリストか…それは逆にちょっとユニゾンではイレギュラーすぎるが…と思ったら、次のお友達はBIGMAMAからビスたん。BIGMAMAといったら斎藤宏介のマブの金井政人だとみんな思った、はず。と思ったら、どうも様子が違う。なんとドラムの鈴木貴雄が前に出るために、代打ドラムとしての登用!!爆笑したが粋過ぎる。3ピースの枠を誰かに譲るのはにわかに信じがたいが、こういうことならビスたんにお任せしたい。前に出て動き回る珍しい貴雄を見て嬉しい気持ちと、とにかく面白い気持ちで『恋する惑星』を聞いた。斎藤宏介のマイクに、田淵智也のマイクに割り込んでコーラスをしている。なんと愉快!20周年ともなるとこういうことが許されるのか。先ほどの感極まった気持ちも引っ込み、とにかく景気が良かった。祭り過ぎる。

そして、次のゲスト。あ、ついにあの立ち位置に誰かを呼ぶんだ。「その人は友達っていうか・・・ファンというか・・・」この時点で私は気付いていない。だって、まだ、対バンしてないんだもん。ソラさんやBIGMAMAは長年の関係性がある。が、隣の友人がざわっとしだす。「昨日のライブにも自分でファンクラブでチケットを取って…」謎の防衛線を貼っていた私も、さすがに『ひえっ!!!!!!!』と叫んだ。あ、これ、まさか、と涙がにじみながら崩れ落ちた。友人が私を立たせる。「ハンブレッダーズからギター、ukicaster!!!」もうだめです。ああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

会場がわああああとなっているのとは全く違う。いや、こんな、夢が。と心がざわざわして、でも正装をして堂々と出てきた彼はどう見ても私たちの愛しているハンブレッダーズのギタリストだ。

拍手で迎えられた彼を斎藤さんが紹介すると、うきくんは「20周年おめでとうございます!」と大きな声で祝う。め、めでたすぎる。そして斎藤さんから「実はある曲のMVにも参加していてくれたことがあって。詳しく経緯を聞いてなかったよね」と尋ねられる。あ~~~~~あああ、桜のあと、弾くの…。ワア!

「高校の時4人でバンドやってて、その時にコピーしたのが影響でユニゾンを好きになって。そしたら、当時のファンクラブの前の会員サイトでMVのエキストラ募集があって、バンドメンバーに行ってみようよと言われて応募したら当たって…」と教えてくれる。そうすると斎藤さんが「まだ若かったけど、彼はその当時から輝きを放っていて(笑)あまりにもいいから田淵がカメラマンに彼を抜いて撮ってくれと指示して。」ということで、実はMVにばっちりフィーチャーされていたことをみんなに教えてくれる。※私が最初に知ったのもこの話のくだり。

ということで、紹介もそこそこに、このステージでオーケストラと、ユニゾン3人と、うきくんが弾くのは『桜のあと』。もうMC中に何回も崩れ落ちて干上がりそうなほど泣いていた私も、この雄姿を全部見届けなければと立ち上がる。

華々しい曲の中でいつもより、多いギターがなる。上から見下ろして見えるのは、大好きなギターのことでだけ誰よりもキラキラの少年に戻る、ukicasterだ。ユニゾンのオタク、とかではない。ファンとして、誇らしい。

堂々としつつ、やっぱりユニゾンが主役だと思っているのがわかる。田淵とギター・ベースで絡みつつ、表には出ない彼を田淵が真ん中にやる。ぎゃんぎゃんなるギターと、よく見た弾き姿。「エレキギターがうなってる」も心なしかいつもより強く歌われた気がする。後半の方では斎藤さんと向き合ってギターを弾いていた。あ~、ヒーローとヒーローだ、どうしよう、すごいものを見ている。

興奮で本当におかしくなりそうでも、ユニゾンの曲は、速い。ピンクに包まれた空間がもう終わりそうだ。うきくんは曲の終わりで確か貴雄と向き合っていた。3人全員、彼のヒーローだもんな。真ん中にいるどんな高ぶりなんだろう。曲が終わる。改めて紹介されて、やり遂げたぞというオーラで帰っていくうきくんを、本当に見えなくなるまで見ていた。

こんなに、他人の活躍で泣いたことってないかもしれない。本当に特別だった。びっくりした。対バンの前にこんなビッグドリーム、考えたことすらないんだよ。だって、ユニゾンのステージにギタリストが加わる必要って、本来のユニゾンの曲ならないのだから。(正確にはあっていいだが、そういうことではない。)

あまりにも、ちょっと私に、刺さりすぎる5分間で、そのあとのスカパラ先輩の登場をちょっと夢うつつだったことを謝りたい。いやすごかったよ!笑 でもスカパラ先輩もいつもよくしてくれていて、私は予想外のことに頭が回らなくなっていたままだった。

最後はストリングスも全員集合して三曲。アンコールなし、最後の曲は表題の「オーケストラを観にいこう」。この曲がここに私たちを、ユニゾンでさえも連れていてくれた。あまりにも、大きな功績。

※トークはニュアンスです。興奮しすぎて記憶が飛んでいるので。斎藤宏介さんは自分のバンドでも今度武道館に立つんだよねって曲の前か後に紹介してくれたはず。

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Twitterで大騒ぎしたので、本当にいろんなことをもう吐き出したが、なんかこんな、驚くような点の繋がり方は絶対今残しておきたいと思って、早く寝るべきなのに、9000字近くをしたためてしまった。

次に武道館に来るとき、ukicasterは、大好きな3人とそこに立つ。それを見れることが本当に楽しみでならない。人生がしんどくても、こういう次のお約束に生かされているんです。私の人生にロックバンドがあってよかった。

あと、思ったのはハンブレッダーズが武道館を迎えるっていう、そういうタイミングがとても運命のようだった気がする。贔屓とかじゃなくて、ちゃんと実力のあるロックバンドのギタリストがここに立つのは、めちゃくちゃロマンがあるだろ、田淵はそういうことを考えそうだ。

そして、次は正真正銘のハンブレッダーズとUNISON SQUARE GARDENのツーマンライブの夢が叶いますように。ただのライブだけど、ただのライブじゃない。ロックバンドのツーマンってロマンだ。

こんな気持ちにさせてくれて、うきくんとUNISON SQUARE GARDEN、本当にありがとう。人生って何があるかわからない、ずっとワクワクしていたいなーーーーーーーーー!!!好きなもののことをこれからも大切にしていきます。また、明日、というかもはや今日、武道館で会いましょう。

▼追記
浮かれ写真達


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