教育ベンチャーtyottoが明光ネットワークジャパンと提携したワケ
こんにちは、tyottoの新井です。
本日の夕方、こんな内容のプレスリリースを。
今回の記事は、どういう流れでこのような話になり、なぜこう決断したのかを書きます。
まだ言えないことがたくさんあるので今回はざっくり。
世界中の人々が生きることを好きでいられる社会を作る
僕はこんな思いで会社をはじめました。21歳のころ。
中学、高校と過ごしていく中で漠然と、「みんな生きづらそうだなー」って思っていたんです。
人の顔色を気にして過ごすとか、自分のしたいことを最優先せず空気を読んで生きるみたいな。
たしかKY(=空気読めないやつ)みたいな言葉が流行ってました。
そんな周りの人たちを見てて、自分の人生なんだから自分の生きたいように生きろよって勝手に思っていたわけです。
でもそれが意外と難しい。だったらそう生きられる社会を作りたいなと。
戦争とかなくしたいし、世界平和にしたい
そのためにはその社会を作ってる人が幸せになればいいなと
そのために教育が絶対必要だと。高1の終わり頃に岡崎東高校の2Fの渡り廊下のラウンジスペースでそんなことを考えていました。その原点があり、いまのこの思いにつながります。
僕の経営ポリシーは「良いものを作り続ける」
tyottoという会社は現在4期目に入りました。
この3年間、僕はお金儲けのことをほとんど考えてきませんでした。経営者失格ですが。
ほとんどというのは、もちろん考えないわけではありません。
でもそれよりも、「良いものを作りたい」って思いが先行してしまいます。
多くの先輩経営者から「それじゃだめだよ」と言われ続けていますが、ダメと言われても、そうすることしかできないんだからしょうがないじゃんって感じです。
なぜ明光ネットワークジャパンと提携したのか
で、本題です。
結論としては、「僕がやりたくない部分をやってくれるから」です。
「良いもの作ってればいいよ、好きに作ったらいいよ」って言ってくれたからです。「その価値観を広げるのは明光やるよ!」って言ってくれたからです。すごく心強いし安心しました。
「大手だから提携した」わけではない
自分たちの会社のレベルに見合ってない企業と提携するわけですから何かネガティブなことが起こるかもしれないリスクはとても大きいです。
リリースを出した直後にも、そういったネガティブなコメントをしてる起業家がいました(笑)
そんなことは百も承知で提携をしているわけですから、知らないわけがなくて。
「大手から声がかかったラッキー」って浮かれていることは一切ありません。
今回のリリースについて、話せる範囲で色々な方に相談し、たくさんの可能性があることを知った
— あらい こうき@教育ベンチャーtyotto CEO (@tyotto_arai) October 10, 2019
その可能性は必ずしもいいことばかりではなくリスクもあるということ
できる限り学んでできる限りの可能性を考えてそれでこの判断をした
会社の経験として少しレベルアップした気がする
明光のみなさんと一緒に働きたい
たくさん打ち合わせさせていただく中でたくさんの明光の方とお話させていただきました。
これは明光の方にも直接言ったんですけど、正直良いイメージなかったんですよね。個人塾やってたらあるじゃないですか、個人塾 vs 大手塾みたいなやつ。そんなイメージだったんです。
でも、そんな偏見は一瞬にして去りました。
理念を大切に経営しているからこそ、今回の提携もその軸で考えられたし、その軸は失わないような内容にした
— あらい こうき@教育ベンチャーtyotto CEO (@tyotto_arai) October 10, 2019
そして今回学んだことは「大企業=遅い」「大企業=変われない」わけではなく、渋谷にあるベンチャーより意思決定から何から早く、過去の成功体験に縛られない大企業もあるということ
その1つの例がこれ。まじでスピードが早い。ビビってる。
「大手は遅い」「大手は意思決定できない」
そんなイメージは一瞬にして去りました。
そして何より、打ち合わせに同席していただく皆さんがtyottoのvisionやvaluesを理解していってくださったこと。
「理念に共感しました」なんて誰でも言えるだろって思いますけど、そうじゃないんですよね。もう行動や発言が変わっていった様子を見ていて、こことなら一緒に働きたいなと、そこで確信しました。
もうね、説明してもわかんないと思いますこの空気感は。でも僕としては確信できたんでよかったです。
教育で世界をちょっと良くできるまでまだまだ死ぬ気でコミットする
今回は、良い機会かなと思いこんなことを書いてみましたが、たかだか1つの企業と提携しただけです。
大企業と提携したくて会社をやっているわけではありません。
今回のできごとも1つのきっかけとして、これからも世界中の人々が生きることを好きでいられる社会を作るために前向いて進んでいきます。
これからも未熟な会社ではありますが引き続き仲良くしてもらえると嬉しいです!