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出産しました

先日、予定日超過の誘発分娩で出産しました。
約16時間に及ぶ陣痛後、3500g近い赤ちゃんが生まれました。

産声を聞くことができ、そして分娩後すぐに我が子を抱くこともできました。
念願の順調な妊婦生活を送り、生きた赤ちゃんを抱くという願いが叶いました。

その日は、過去の経緯を知る助産師さんがたまたま夜勤の当番で、
出産後はこれまでお世話になった先生が3名揃う日で、
出産後、母が大きな虹が出たと写真を送ってくれ
なんてタイミングの良い日に生まれてきてくれたんだろうと思いました。
これまで悲しいお産の思い出がある場所で、新しい思い出が増えました。

私なんか普通のお産ができないと思っていましたが、「そんなことないよ!」と我が子が大きな産声で教えてくれました。

それにしても、上の子も経膣分娩だったのですが、早産の陣痛と正産期の陣痛の痛みや長さがこんなに違うとは思いませんでした。
子宮口全開になるまでにこんなに苦しく時間がかかり、全開からいきむ時には既に体力がなく、吸引で少しお手伝いしてもらいました。

分娩後も、本当にこの子がお腹の中にいたの?と半信半疑でしたが
生まれて約10日経ち、だいぶ我が子の顔や新生児のお世話、生活サイクルにも慣れてきました。

臨月に入り、不安に襲われることが多くて、その気持ちをこのnoteに書き留めてきましたが、私も無事赤ちゃんを生み、この手で抱くことができました。

それでも、毎日どこかで悲しいお産がある現実、どんなに医学が発達しても一定数でペリロスは起こってしまう。
悲しいお産も今回のお産も、両方経験したからこそ、わかること、できることがあると思う。
私の今後の人生の糧としていきたい。

私に順調な妊婦生活、いわゆる普通のお産(無事に生きた赤ちゃんを産めること)を経験させてくれた我が子、
入院中祖母や夫と頑張ってくれた上の子
入院中、上の子をみてくれた父、母、夫
出産を気にかけて応援してくれた友人などに感謝でいっぱいです。

2023年は大切なものを大切に
産後の身体のケア、子供たちの時間、家族の時間、せっかくなので自分の興味関心のある分野も少しずつ深めていけたらいいなと思います。

皆様も良いお年をお迎えください。



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