That's funky


久しぶりの更新となってしまった。

というのも、最近は大学のレポートを一生懸命書きまくっていたのでnoteどころではなかった。しかし大学のレポートを書き終わるや否や、こうやってまたnoteに文章を書いている。どれだけ書くのが好きなのか。

というか、とにかく自分はおしゃべりなのだろう。今は話す相手が特にいないもので、こうやって文章を書いては気を紛らわしている。
もし無人島に何か一つだけ持っていくのだとしたら、自分の問いかけに返事をしてくれるAIが欲しい。とにかくずっと話し相手になってて欲しい。嘘。やはりナイフが欲しい。喋ってても腹は膨れない。



先日Twitterを見ていてこんな動画を見つけた。



いわゆる笑える放送事故である。僕が気になったのは放送事故の内容より、アナウンサーの放った「Wow! That's funky!」である。

映像が乱れて自分の映像がダブりまくっていることの何がFUNKYなのだろうか。そもそもFUNKYって何なのだろうか。

おそらくFUNKYのちゃんとした定義を知って使っている人はほとんどいないだろう。言葉なんてニュアンスで使えばいいのだ。FUNKY  MONKEY BABYSよりレッチリの方がよりFUNKYだってことが分かっていればそれでいい。しかし、それでも尚気になってしまったのだ。FUNKYって日本語で言うとなんなのだろう。


そもそもFUNKYとは?

① ジャズやソウルなどの音楽で、泥くさく粘りつくような感覚。かっこいい。型破りな。

② 服飾が、原色を多く用いていて刺激的であるさま。


なるほど。しかしその程度のことは感覚で知っている。やはりファンクという音楽から転じた言葉であるためか、日本語に直訳することは不可能なのかもしれない。

しかし、これではあまりにもなげやり過ぎると思う。だって「かっこいい」なんて人それぞれじゃないか。誰にとっても共通な感覚なんてありはしない。あなたにとっての「かっこいい」は僕にとっての「かっこいい」ではないし、広末涼子にとっての「最愛」はキャンドルジュンなのだ。誰が何と言おうと本人がそう言えばそうなのである。


だからFUNKYのかっこいいの部分を日本流で言い換えるのがそれに近いのではないか、と思う。それだとどうなるだろう。


まずFUNKYというのは、なんだか気が利いた格好良さがある気がする。痒い所に手が届くようなおしゃれさを感じる。それで言うと、「粋」かな。

それにFUNKYの定義にもあるが、見た目の派手さも重要だ。ジミヘンなんかすごくFUNKYだと思うが、何より見た目がすごい。この世の色全部使ったみたいな服ばかり着ている。金持ちの小学生が持っている24色の色鉛筆を持ってしても描ききれない色合いだ。つまりFUNKYってのは極彩色であろう。日本で言うと「歌舞伎者」が近いのでないか。

つまりFUNKYを日本語訳するのであれば

「粋な歌舞伎者」

いや、「粋でいなせな歌舞伎者」

が丁度良いのではないだろうか。うん、内外共にオシャレな感じがあるし、型破りで原色を多く用いている。FUNKYの定義にもピッタリだ。FUNKYは粋でいなせな歌舞伎者で決まりだ。まだちっぽけで手のひらの中には何もないあいつは、粋でいなせな歌舞伎者加藤だ。


と、ここまで書いたところであのアナウンサーの放送事故に対して「粋でいなせな歌舞伎者だ」と表現するのは違う気がしてきた。ここまで来てちゃぶ台をひっくり返すような気付きをしてしまった。もうなんだか面倒だ。


というかよく考えたら、キャンドルジュンだって相当FUNKYじゃないか。キャンドルアーティストなんてめっちゃ粋でオシャレだし、彼はとにかく見た目が型破りだ。右耳に鹿の角がブッ刺さってるんだぜ?俺なら仮に10億円積まれたって嫌だね。もう、日本版FUNKYはキャンドルジュンということで良いと思う。うん、決まり決まり。

誰か話し相手がいれば、もう少し考えが発展しそうな気がするが、いないのでそれも仕方ない。やっぱり無人島に持って行くなら、返事をしてくれるAIかな。欲を言えば、人間の話し相手が欲しい。火起こしも食糧集めも何もしなくていいからとにかく話し相手になって欲しい。


と思ったけど、実際無人島に行って喋ってるだけで何もしない奴がいたらめちゃくちゃムカつくな。やっぱり持ってくならナイフっしょ。千代に八千代に生き残りたい。


終わります。




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