50代男性が42日間で国資2級FP試験に合格した方法(略題)
「50代男性が42日間の準備期間で国家資格・2級FP技能検定試験に合格した方法」
1 試験結果
2 前提
3 計画
4 学習
5 試験前日
6 試験日当日
7 まとめ
1 試験結果
(1)国家資格・2級ファイナンシャルプランニング技能検定
(資産設計提案業務)
検定試験日 2021年 9月12日(日)
合格発表日 2021年10月25日(月)web
(結果通知)2021年10月27日(水)配達
(2)試験結果
学科試験 46/60点(正答率76.67%) 合格
実技試験 73/100点 合格
2級FP技能検定(資産設計提案業務) 合格
2 前提
▶自己紹介
・氏名 kokage(HN) 50代男性(1971年7月生まれ)
・職業 病院職員(職務 人事)
・3級FP技能検定 2021年3月5日 合格(検定試験日2021年1月24日)
▶経緯
・2021年7月、新型コロナウィルス感染症により、緊急事態宣言解除後、まん延防止等重点措置が適用
・ 引き続き自粛するなら何かに挑戦しようと思案していると、3月の3級FP技能検定合格を思いだした!
➡そこで2級FP技能検定試験の日程を調べると、2021年9月の受検受付が開始されていることを知り、2021年7月13日にと申し込み。
▶今回使用した参考書と問題集
3級FP検定の一発合格の験を担ぎ、みんなが欲しかったシリーズを購入
「2021-22年版みんなが欲しかったFPの教科書 2級・AFP」
横澤みなみ著書
「2021-22年版みんなが欲しかったFPの問題集 2級・AFP」
横沢みなみ著書
3 計画
(1) 現実的な計画を立ててみた
もともと勉強などというものが大の苦手で、長期間コツコツと頑張るということだけは避けたいという気持ちが強くありました。そこで、キリの良いところからスタートしつつ、短期間で試験準備を終えることにしました。
まずは、基礎知識を備えたいと考え、前述の「みんなが欲しかったFPの教科書」(以下「FP教科書」という。)を使用していくことにしました。
FP教科書は、2部構成で、1部(3単元)271ページ、2部(3単元)が260ページでもくじを除くと6単元トータル531ページのボリュームがありました。
そこで、暦をみて8月1日(日)~8月27日(金)までは基礎知識を備える期間としてFP教科書中心の学習を進めることにしました。
その後の8月28(土)~9/11(土)は「みんな欲しかったFPの問題集(以下「FP問題集」という)を中心に仕上げていく期間として準備をすすめ、9月12日(日)の本番を迎えることとしました。
このように日々の計画を立てていくと、FP教科書は日割りで20ページずつ消化していく必要があることを把握しました。
(2)計画は目安、進捗に合わせて変更していくもの
飽きっぽい自分の性格や様々な失敗で実際に試験勉強を開始すると目標どおりにいかないことは、重々承知しており、進捗にあわせて毎週末に調整していくことにしました。ただ、進捗の遅れを後ろ倒しにして、結果として絵にかいた餅に終わりたくはないとも考えました。
(3)土日休日は午前中勝負!
絵にかいた餅におわらせないために、土日休日を活用し、日々の進捗の遅れを取り戻していくことにしました。特に土日休日の午前中には他の用事を入れず、FP試験対策に注力していくことにしました。
4 学習
(1)敵を知り、己を知る
FP試験を敵とすることは語弊があるけれど、まずは、FP試験について合格ラインを確認しました。
▶学科試験
出題形式 マークシート形式 四答択一式60問
試験時間 120分
合格基準 36点以上/60点(6割以上の正答)
▶実技試験
出題形式(日本FP協会) 記述式40問
試験時間 90分
合格基準 60点以上/100点(点数配分は非公開)
以上ことから、学科、実技とも、6割以上の正答率が必要であることを認識できました。
そこで次は、己を知るために、過去の試験問題(2021年1月)を実際に解いてみて、今の実力を知ることにしました。
結果は、学科試験 25点/60点(正答41.67%)、実技試験 正答率約40%(配点が公表されていないため、正答数/問題数)我ながら、大変残念な結果です。
学習開始前に試験問題を解いてみても、当然のことながら、全く知識が足りていないことが理解できました。
しかし、それと同時に正答率を2割程度底上げると、合格が見えてくることも把握できましたので、過去の試験問題を解くことで己を知るということの目的は果たすことができたと思います。
(2)参考書を活用した基礎知識の積み上げと問題集による追っかけ学習
予定通り8/1(日)から学習を開始していきました。その計画と進捗は以下の通りです。
※みんなが欲しかったFPの教科書は、第1部・第2部の2部構成で、2つの分冊を併せて1冊となります。
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