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インドネシアNo.1マンガスタジオと仲間になりました

Kisai Entertainment社への戦略的パートナーシップを目的とする出資を発表しました。

ソラジマは今世紀を代表するコンテンツを創ることをミッションに掲げ、それを実現するために35カ年計画を運用しています。

10年、20年先の経営を考え

・次の時代をつくるクリエイター&漫画家はインドネシアおよびASEANからも生まれる

・その立役者となるのはkisai社の創業者兼CEOでもあるtessaである

と確信して、このパートナーシップを結びました。

詳細はPR Timesをご覧下さい。

このnoteではソラジマとkisaiが戦略的パートナーになった経緯とこれから目指す先について書きます!!

Kisaiとの出会い


2022年10月、インドネシア出張が最初の出会いです。

当時、ソラジマではソラコミという漫画アプリのビジネスを画策しており、すでに大手がいる日本や北米ではなく、次にくるマーケットに先に出ていこうという目論見のもと、アプリ展開先候補の1つであったインドネシアへ出張しました。

5~6社程度訪問させて頂く出張でしたが最初に訪問したのがKisai社でした。

YouTube動画ではfunnyに取り上げられてますが、Kisai社のオフィスの熱量、クリエイティブのクオリティ、オペレーションのきれいさ、すべてに感動しました!

市場調査という目的は僕の頭からすっかり消え去り、

「Kisaiやtessaはソラジマのミッションにおいてめちゃくちゃ大事なパートナになるのではないか」

という想いでいっぱいです。

インドネシア滞在中にもう一度tessaと会って、改めてソラジマのログラインとミッションだけでも伝えようと、出張最終日にもう一回アポをとって食事に行きました。

出張最終日にもう一度会おうと誘ったメール

拙い英語を必死に振り絞りながらソラジマとkisaiのビジョンをとにかく語りあう最高の時間を過ごし、一気に仲が深まります。(tessaはめちゃくちゃ英語が上手です)
この会食で「勢いでオフィスに来たよくわからないやつら」から「同じビジョンを掲げる日本の新興マンガ出版社」という印象に変わったんじゃないかなと思います。

強烈に記憶に残ってるのは、tessaがASEANでNo.1になると宣言していたことです。
ASEAN Power~!!!」と拳を突き上げて叫んでたtessaが脳裏に焼き付いてます。
ソラジマとKisaiはWebtoon製作を発注する取引先としての関係が始まります。

当時から「最強の王様、二度目の人生は何をする?」などの実績はあったので、数作品一緒に取り組みました。

▼▼すでに公開されている作品もあります▼▼

2周目の大魔導士は近接魔法で無双する

暴君を身ごもる闇落ち聖女になりました

これらの作品は線画以降の工程をKisaiクリエイターが担っていますが、めっちゃいい作画作ってくれてます!!

Kisaiへ出資のきっかけ


出資のきっかけはある日突然うまれます。
2023年12月、日本に出張に来ていたtessaが「とある韓国のWebtoonスタジオからの増資を検討している」と。

Kisai社のビジネスモデルは受託制作が中心でしたので、「なぜ資金調達するのか?」聞いてみると、tessaは静かにそしてパワフルに語ります。

これからはオリジナル作品もチャレンジしていきたいー。

KisaiをASEANでNo.1のMANGA Publisherにするー。

スタジオジブリのようなスタジオになるー。

と。

アツい!!!!
かっこいい!!!!
まさに、彼女は誰もバカにする大きな夢を叶える仲間だと。

「韓国のスタジオがどこか知らないけど断ってほしい。ソラジマも出資オファーします」

と伝えました。

ついにtessaと一緒に夢を叶える機会がきたとテンションがあがって寝れなかったことを今でも覚えています。

他社への出資経験がなかったので先輩経営者に相談してみたところ「とにかく会う。会うの大事。」とアドバイス(?)をもらいました。

とにかく会うというアドバイス通り、すべての予定を調整して飛ぶ

出資の話をもらった2023年12月以降、計5回シンガポールとインドネシアを訪れ、tessaの旦那さんとも食事やコーヒーを共にして家族ぐるみの付き合いをさせてもらいました!

何度も行ったオフィス。人が増えたので近くに新しいオフィスを借りたそうです。

どうやってソラジマからの出資を選んでもらえるか。
実績やネームバリューで判断されれば韓国スタジオの方がずっと優位なはずです。

tessaと同じ起業家であることが勝ち筋であると考え、

  • ソラジマが目指すビジョンの大きさと時間的な長さ(=短期的に制作ラインを増やしてROIを回収するのではなく、長期でtessaとKisaiが成長しASEAN No.1マンガパブリッシャーになる方が大事である)

  • コントロールしない、同志でありライバル関係であり続ける

  • ソラジマの作品やクリエイターさんに向き合う熱量

をアピールし続けました。


KisaiのローカルインベスターであるAndrewとの初回MTG


ちなみに、先日、なぜソラジマをパートナーに選んだの?とtessaに聞いてみたら、僕がtessaのお兄さんに似てるからとのことでした笑
(運も大事!!!!)

Kisaiとのこれから


詳細はまだここには書けませんが

  • これまで通り、共同制作に取り組んでいくこと

  • インドネシアのクリエイターさんたちとのコラボレーション

  • kisai社のオリジナル作品の海外展開

など、これまで以上に連携していきます!

ソラジマ社員と一緒に出張も行きました


ソラジマとKisaiのパートナーシップの「why」についてまとめておきます!

<長期視点>

  • ソラジマは今世紀を代表するコンテンツを創る会社であり

  • 35カ年という視点で経営を考えてみた

  • 10~20年スパンで考えるとインドネシア&ASEANの才能が台頭してくる

  • ソラジマ単体でそうした才能と出会い&制作するのは大変である

  • Kisaiとパートナーになり、将来の新しい才能と出会っていきたい

<短期視点>

  • 短期視点で考えると、本投資のROIをわかりやすく回収するのは共同制作による打席数UPによるヒットタイトルの創出です

  • もちろん政治案件として無理に取り組む必要はありません

  • 企画立ち上げ&チームアップの際は、実績のあるスタジオの一つとしてKisaiとの共同制作を検討してほしい


最後に


改めて、こうしてkisai社とパートナーシップを開始できて本当にうれしいです!!!

-Kisai社との共同制作に取り組んで頂いたソラジマとKisaiの制作チームの皆さん
-ディールを進めてくれた経営企画&法務チーム、および、顧問専門家の皆さん
-案件を快く承認頂いた銀行の皆さん、投資家の皆さん
-DD対応等対応頂いたtessaおよびKisaiのプロジェクトチームの皆さん

本当にお疲れ様でした!!
やっとスタートです!
成果に貪欲にお互い刺激を与えましょう!!
今世紀を代表するコンテンツを創りましょう!!!!
誰もバカにする大きな夢を叶えましょう!!!!!!!!


▼▼▼ソラジマで誰もバカにする大きな夢を叶えましょう▼▼▼

今後も色んなチャンレジをやっていきます!!!
エンタメ×スタートアップでチャレンジしたいというあなた!
是非お茶しましょう!!!

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イベント後の打ち上げ!!