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「若い読者のためのアメリカ史」を読んだ

BLM運動をニュースなどで目にする中で、なぜ黒人の方たちがあんな扱いをされるのか?を知るためには歴史を勉強したいな、という気持ちになったので読んでみた。

感想

・小中学校の歴史の授業レベルの知識はあったつもりだったけど、「独立戦争」や「奴隷解放宣言」みたいなキーワードレベルでしか知らなかった
・当然だけど、そのキーワードに至る理由があって、その歴史的な背景をしれたのはよかった
・大統領暗殺されすぎでびびる(古くはワシントン、最近だとケネディ大統領)
・日本の選挙で平等選挙(1人1票)の制度になってて「そんなの当たり前じゃん」と思ってたけど、昔のアメリカは違った
・「五分の三条項」というものがあり、議席の計算をするときに奴隷の人は5人で白人3人分とカウントしていたそう
・他にも選挙権がない時期もあったりなど、日本人が当然持っているだろうと感じるものがなかったりして衝撃だった
・知識としては知っていたが、女性も昔は選挙権持ってなかったりしたのは衝撃だった
・「憲法改正」というキーワードが頻繁に出てきて、アメリカでは何度も憲法改正されているようで日本と比較して驚いた
・選挙権など、私が生まれながらに持っている(と思っている)ものが、持ってない人たちがいた時代があって、それのために戦ったりしていたという歴史を知ったことで、もっと大事にしようという気持ちになった
・(まだいないが)もし自分の子どもができたら歴史を勉強するのをおすすめしたい。歴史の中の出来事にはそれが起きた背景があって、なんとかしようとがんばった人がいて、その人達の "想い" の片鱗を見れるのはとてもいい経験になる

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