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株式会社リクルートで働き始めて5年が経った

2019年1月に入社したので丸5年。飽きっぽく2~3年で転職してしまう自分にとっては最長在籍の会社になりそう。年末ということで気分になったのでこの5年間を振り返ってみる。

Web 開発者として

入社して1年目の2019年は Web 開発者として業務していた。使用技術としては Ruby, Ruby on Rails, JavaScript, TypeScript, React, Redux, Kubernetes あたり。 Ruby を趣味で触ったことがあったもののこれらの技術は未経験で入社して、最初の1~2ヶ月は必死にキャッチアップしていた。
慣れてきてそこそこ手足のように書けるようになってきたころに、新規開発のプロジェクトで gRPC を使ったマイクロサービス作りにチャレンジさせてもらった。このマイクロサービスはビジネス上の事情でクローズしてしまい、2021年に削除したが作って運用して消すという一連のライフサイクルを経験できてよかった。
また、2019年10月以降はその時のチームでリードを任せてもらい、リーダーとは、プロジェクトマネジメントとはを考えるいい機会になった。

Engineering Manager として(前半)


前任のマネージャーが退職したこともあり、2020年4月から Engineering Manager (EM) に挑戦させてもらった。
もちろん初めての経験だったのと、チームメンバーの退職が重なってしまい、数ヶ月は自分含めて2名になってしまった。プレイングマネージャー的に開発、プロジェクトマネジメント、ピープルマネジメント、採用とあっという間に1年が過ぎて行った。幸い2020年末には自分含めて4名まで増員できなんとかチームと呼べる体制にできたと感じる。とは言え自分のチームに集中していたのと完全に手探りで目の前の困難を対応していたので、今思うと EM として数年先の未来を見据えた動きはできていなかった。
2021年になるとさらに開発者も2名増え(合計6名)、ビジネス的な目標を達成するための開発プロジェクトだけではなく、システム的ないわゆる技術的負債解消を目指したプロジェクトを進めるようになった。さらにチームメンバー間のトラブルや所属していた会社が統合されるという外部要因もありピープルマネジメントの難しさを感じた1年だった。

Engineering Manager として(後半)


2022年からは担当するチームが3つに増え、総勢11名のメンバーをマネジメントすることになった(社員8名、業務委託3名)。複数チームをマネジメントするため、各チームにリーダーをたてて権限委譲してプロジェクトマネジメントやチームリードは任せて、自分はチーム全体や横のグループを含めた組織全体を意識することが増えて行った。その過程で、評価・レビュー観点を言語化したり、どうすれば各チームが連携して成果が掛け算で増えていくのかなど、ピープルマネジメント、組織マネジメントに注力するようになった。組織マネジメントはまだ手探り感があり、攻略法を理解するにはもう少し経験が必要そうだ。

全体を振り返って

5年間といっても役割が1~2年で変わっていることが分かる。だからこそ飽きずに働けていると思う。休暇や働く場所の自由度が高く、報酬水準も悪くない。不満がないわけではないが、完璧な会社なんてないと思うからそんなもんだろう。
その時の組織にとって必要なことをしてプロダクトに貢献しつつ、自分自身も成長していきたい。
5年間をまとめて振り返ったので全体的に薄くなってしまったので、気が向いたらもう少し内容を絞って書いてみたい。

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