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「オフィスのゴミを拾わないといけない理由をあなたは部下にちゃんと説明できるか?」を読んだ

バスケットボールの千葉ジェッツ社長さんが書いた本。タイトルを見て「自分には説明できないなあ、なんて説明するんだろう」と思って購入した。

感想

・表紙にマネジメント術とあるが、マネージャーというよりは経営者向けの内容に感じた
・企業には社員が目標にできる「企業理念」が必要でそれを考え方の柱にしてマネジメントする
・企業理念を達成するために、各個人がどんな行動をすればいいのかを考え、PDCAを回すといいということだった
・千葉ジェッツの企業理念はチームに関わるすべての人を幸せにするというもので、そのためにはオフィスにゴミが落ちていてはいけない、という理由だった
・例えば試合開始にゴミが落ちていたり、スタッフに雑な対応されたりしたらファンががっかりする。こうなると売上が下がって経営が悪化して…といったように幸せが減っていくという説明だった
・頭では理解できる理由だが、これを腹落ちして社員一人ひとりが行動に反映するのは難しい
・そのためには繰り返し語ることにより、社長は本気でやろうとしてるんだ、ということを伝える必要がある
・内容としてはなにかすごいことが書いてあるわけでなく、コツコツと一つずつやっていくことが重要だということだった
・派手さがない分、この人は本当にコツコツやって結果を出しだんだなということが伝わった
・残念ながら自分が求めていたものとは少し違って、明日から実践してみよう!とはならなかったが、いずれ必要になったときに読み返してみよう


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