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パンドジェーヌ(ジェノバのパン)

ぼんそわー。深夜のよディ、お菓子作り便です。

今夜はパット・ダマンド(生マジパン)で作る、アーモンドの香り高いパンドジェーヌ、その名もジェノバのパン。


菊型に大きく焼くと可愛い💕

発祥は1855年、パリ・サントノレ通りのシブーストの店でシェフ・パティシエを務めていた、フォーヴェルという職人による。

アーモンドを多く使うことから、1800年にジェノヴァがオーストリア軍によって攻囲された際、彼の地を統率していたフランス軍人マセナと市民が、備蓄のアーモンドおよそ50トンを砕き、米に混ぜたものを食糧として3ケ月持ちこたえたという歴史に由来したそう。歴史を知るとお菓子もより美味しい気がするよね。

あらかじめ型にバターを塗り、粉をはたいておく。良質なパットダマンド200gに、卵を3個。一つづつ入れては電動ミキサーで良くかき立てる。
湯煎で60度にまで温度を上げたら、冷めるまでよく泡立てる。これ非常に重要。
小麦粉50gにベーキングパウダー2グラムをあわせ、生地にふるい入れ、溶かしバター60gを混ぜたら180度のオーブンで30-45分。

焼き立てより、2日ほど経った頃がしっとりと食べ頃😍シンプルな見た目とは裏腹に、滋味深いお菓子。人間もそうありたいものでありんす。

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