いつもCベットする男をやっつけるには？
あなたは全てのハンドでコンティニュエーションベット（Cベット）するようなプレイヤーと対戦したことがありますか？
この記事では、そのようなプレイヤーを攻略するための重要な調整方法について説明します。
この記事のパート1では、Daniel NegreanuとDoyle Brunsonのハイステークスポーカーハンド（PokerGOで放映）のプリフロップアクションをレビューしました。
今日はフロップを題材に、ゲームで直面する可能性のある「オートマチックCベッター」に対するプレイについて説明しましょう。
この連載は、Uri Pelegの講座「Elite Cash Game Exploits」の無料プレビューと考えることができる。
さあ、始めましょう。
手のひら返し
背景
場所は ラスベガス、Aria CasinoのHigh Stakes Poker。
賭け金： $200/$400、アンティは$400 BB。
スタックサイズ
Daniel Negreanu - $110k
Kim Hultman - $79k
Doyle Brunson - $110k
プリフロップ
Daniel Negreanuはハイジャックで、6♦ 4♦で$1,600にレイズ。Phil Iveyはカットオフからフォールド（$1,000のデッドマネー*を投入した後）。Kim HultmancallがQ♣ J♠でボタンにコール。Doyle Brunsonはビッグブラインドで9♥ 8♠でコール。
*Uri はパート 1 のビデオを作成したとき、このことを知らなかったが、この追加のデッドマネーによって、このハンドのプリフロップのプレイはすべて完全に問題ないものとなった。パート1の一般的なアドバイスは有効であるが、このハンドには当てはまらない。
フロップ
ポットは $6,400 で、フロップは T♠ 9♠ 6♠ と表示された。
Brunsonがチェックし、Negreanuが$1,500を賭ける。HultmanとBrunsonはコール。
フロップの分析
パート1で説明したように、優れたエクスプロイトポーカーをプレイするために重要なのは、ポーカーゲーム理論をしっかり理解することです。ある場所での理論的に正しい戦略を理解することで、対戦相手がそこからどのように逸脱しているかを推測し、それを利用するために自らの戦略を調整することができるのです。
例えば、このようなモノトーンのボードで、ハイジャックはポジションから2人の相手に対してほとんどCベットしてはいけないということを知ることは重要です。特にDanielのハンドは、このフロップでCベット幅が広すぎる*ことを示しています。
*ダニエルはこのフロップでCベットしたのは読みによると言っているので、実はこのハンドでは彼自身が搾取的な調整をしていたのです。
このレンズを通して手を観察することで、Cベットを頻繁に行うプレイヤーをすぐに分類することができるのです。
Danielのハンドを知らなかったとしても、ここでは彼の（小さな）ベットサイズから多くのことを推測することができます。小さなベットサイズには通常広いレンジが伴うので、ベットサイズを見るだけで、ダニエルがこの場面で非常に頻繁にCベットしていると推測するのは、ある程度安全です。
Cベット常習者を打ち負かすための戦略調整法
C ベットを頻繁にするプレイヤーに対しては、C ベットに対してルーズにプレイするのが一般的な方法です。相手がベットしたら少し多めにコールし、さらに重要なことは、通常よりも多めにレイズすることです。
これは健全なアドバイスですが、このような自動的なCベットに対抗する方法については表面を削ったに過ぎません。搾取的なプレイヤーであるあなたは、プリフロップから始めて、さらに対抗策を講じることができます。
次のような状況と質問について少し考えてみてください。
相手がボタンでプリフロップでレイズし、フロップでCベットしてくることが100％分かっているとします。このプレイヤーのポストフロップの傾向を利用するために、あなたはどのようにプリフロップのレンジを調整することができるでしょうか？
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答えの準備はいいですか？
強い手札を減らして3ベットすべきです。こうすることであなたのコールレンジが広がり、彼の高頻度なCベット戦略をより効果的に利用することができます。
具体的には、普段の3ベットレンジの下20～40%を選んで、代わりにその手でコールするようにします。例えば、あなたが普段ビッグブラインドからボタンのレイズに対して次のようなレンジで3ベットするとします。
ポケットペアに注目しましょう。この図では、ポケットテン以上のペアは全て3ベットで価値があることを示しています。しかし、自動的なCベッターに対しては、フロップでベットに直面することが保証されているため、10でコールした方がいいかもしれません。同様に、AQoやJTsのような手札でコールして、コーリングレンジをさらに強化することもできます。
これらの強い手をコーリングレンジに含めることで、フロップでのCベットに対してレイズ（そしてコール）する回数が自然と多くなります。これは、単に強い手札が増えたからです。極端な話、JJのような強い手は、すべてのフロップでCベットしようとする相手に対して、大きな期待値（EV）の超過達成を見ることができるのです。
最終的な感想 - これらの攻略法のどれかが証明されることはあるのだろうか？
エリートキャッシュゲームエクスプロイツでは、ユリは、時には現代のポーカー理論の流れに強く逆らうような、かなり乱暴なエクスプロイト戦略を提示している。しかし、これらのプレイがより高いEVであることを実際に確認する方法はあるのでしょうか？
25時間のコースを通して、Uriは時間をかけてソルバーで特定の相手のミスをモデル化し、そのミスを利用したプレフロップ戦略を再計算しています。
コースを通して多くの調整を学ぶだけでなく、Uriはこれらの搾取的な調整を自分で考え出す方法も教えます（あなたがそうしたいと思うのであれば）。
これについては、エリートキャッシュゲームエクスプロイトコースで詳しく説明する。この記事シリーズの第3部はこちらでご覧ください。
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