こじら戦記 EPゼロ 〜そこにたどり着くまでの前日譚的なアレ①〜
2022年2月初旬。
私は近年稀にみるピンチに陥っていた。
当時世間を騒がせていた感染症に罹患→ホテル療養となった。
まぁそれは仕方ない。
流行ってたし。
問題はそこから。
えぇ、それはもう怒涛の勢いでやって来た。
・とても仲のよい(と思っていた)友人から突然のLINEブロック
・療養明け早々、当時の彼に訳もわからず別れを告げられる。
このコンボを決められて、
さすがの私も降参だった。
痛恨の一撃にもほどがある。。。
病み上がりにこの試練はひどくない?
一体私が何をやったというのか。
気が付けは40代。
しかも独身。
家庭の事情とかいろいろあってフリーター。
実家住まいで両親と同居。
好きなカウンセラーのN先生の言葉を借りれば
私は自他共に認める
自武女
(→読み:じぶじょ、自立系武闘派情熱女子の略w)
である。
ものすごく簡単に言うと
いわゆる
こじらせ女子
ってやつね。
自分でもどうしてこうなってしまったのかわからない。
人付き合いがビックリするくらいヘタで。
友達と呼べる人がとても少ない。
特に同世代の女性。
もちろん私もお年頃なのでね。
パートナーも欲しいと思っているし、
結婚もしたい。
人から薦めれた
流行りの婚活アプリとか婚活パーティーとか。
いろいろやったけれど、
どれもこれも上手くいかず。。。
とまぁ、そんなこんなで
40歳を過ぎでしまったのよね。
婚活市場的に言えば、
本当に
【いろいろが難しくなるデッドライン】
を超えてしまった訳です。
それだけでも不利な要素なのに、
突然始まる親の介護も追加されるとかもうね。
私は自分の事をやりたいのに、
どんどんなくなる自分の時間。
このような状態で先述のコンボを決められた。
HPもMPもほぼゼロ。
つか、もう瀕死。
おっかしいなー
こんなはずじゃなかったのにな。
私の人生、まじ詰んだわ。
何もやる気にならない。
愚痴を言う気力すらもない。
そんな時だった。
何気なく開いたFacebookで、
ふと見かけたすぎちゃんの投稿。
地元のコミュニティで出会ったすぎちゃんは、
映像クリエイターとして大活躍してる男性。
出会った当時は手がつけられないほどの、
ハイパーこじらせ女子だった私を知っている数少ない人w
しかし、これが私の運命を大きく変えることとなる。
投稿の内容は
【センターピース】という講座の
一日集中講座への参加募集の記事だった。
へー、そんな講座があるんだ。
講師は犬飼ターボさん。
あれ?
ターボさんって、あのターボさんだよね?
そう。
それは某コミュニティにいた頃の私が、
いつか会いたいなと思っていたその人だった。
もちろん当時だって
会える機会はたくさんあったはずなのに。
どういうわけかタイミングが合わなくて。
そのコミュニティで企画した
ターボさんとひすいさんをお招きした講演会も、
同じ場所にいた(職場だったからね)のに、
職場に休みたいと言えずに参加が出来なかった。
結局、そこにいる間に会えずじまいだった。
コミュニティを離れた事で、
いつしかターボさんの事もすっかり忘れていた。
そこを離れて久しいこのタイミングで、
まさかその名前を聞くなんてね。
ちょっとだけ懐かしい気持ちになった。
それよりも何よりも
「センターピースってなんだ???」と思った私は、
すぐにすぎちゃんにメッセージを送った。
すると、すぎちゃんから
「あいちゃん。
それはね、行けばわかるよ〜」
と、返事が返って来た。
「そっか。じゃ行くわー」
と、
割と軽いノリでそう返信した私は、
何も疑うことなく申し込みをした。
本当はリアル会場に行きたかったが、
某感染症には2度と罹患したくないし、
高齢と呼ばれる年齢になる両親もいるし、
人の多い東京に行くのが怖かった私は、
zoomで参加する事にしたのだった。
今でこそzoomを当たり前に使っているけれど、
その当時はまだ使い慣れないツールで。
それを使ってのオンライン参加。
しかも平日。
さらに仕事を休んでの参加。
仕事は繁忙期
自分都合で休む事のうしろめたさ100%
己の興味半分、職場への罪悪感半分
申し込んだはいいものの、
本当にこれでよかったのか?という想いが拭えないまま、
オンライン講座の当日を迎えた。
②に続く
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