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ネクロマンサーはどうなる?

シーズン4バランス調整でリワークされたネクロマンサー。グラチャレ勝率52%使用率40%越えと誰が何と言おうと間違いなく強くなりましたが、10/23に下方修正が発表されました。
結局下方くる位なら調整しない方がよかった、なんなら前の方が強かったとうだうだ言ってる人もいますが、リワークを入れる判断がされたということは結局はレベル格上でようやく戦える性能、言い換えると同格では弱いカードだったと客観的な結論が出たわけで。
というわけで、ネクロマンサーの変遷や、今のネクロマンサーがどうなのかを見ていきたいと思います。

過去2度の調整を受けても変わらぬ不遇ポジション

ネクロマンサーはセス時代になってから今回以外にも3度修正が入りました。

1回目は昨年7月。攻撃速度が増える代わりにHPとスケルトン生成速度に強化が入りました。(ファイボウッドですら倒せない数値)当時はグラチャレ使用率5%勝率31%,クラチャレ使用率13%(平均以上)勝率37%と低い数字でかつマルチでもトロが上がりにくいと結論が出ていました。スケルトン生成に特化させた変更でしたが、あまりにもマルチでの批判が多かったのか、9月にHPの下方修正が入りファイボウッドでは倒せるHPになりました。

3度目の修正は今年4月。死亡時にユニットが出ることに関してダクネと統一性を持たせるため、死亡時にスケルトンを3体生成するようになりました。しかし、若干は話題に登るもののそこまで環境に影響を与えることなくフェードアウトしていきました。

1回目の修正時のコメントにもありましたが、クラクラ時代から親しまれた初期カードがこんなポジションじゃ可哀想だと。おそらくこのような考えがあってシーズン4でのリワークが行われたのでしょう。

何故今の性能になったのか

今までネクロを相手にした時にイライラを起こさせていた原因は
・生成されるスケルトンが近接ユニットを近づけさせなかった
・呪文に強く処理しにくい
・生成されるスケルトンによりネクロに取っていたターゲットが変更される
であるとコメントされています。それを解消するためにスケルトンの生成速度を遅くしつつ、クラクラのネクロと同じように離れたところに四角形の陣形を組み出現するようになったのです。そして、攻撃範囲と引き換えにマスケットと同等の火力を得ることで、強さと処理のしやすさの両立が図られました。

(以上、きーるさんのTwitterやRedditの記事を参考)

ネクロができるようになったこと・できなくなったこと

このアップデートにより
・4コス+2コス呪文を耐えれない
・範囲攻撃が狭くなり、スケルトン部隊やロイホグ等の処理がしにくくなった
・召喚するスケルトンが減った
という面では弱体化がなされ、こんなん使えるか!!と思う人もいたでしょう。

しかし、
・自陣で受ける分にはバルキリーメガナイト以外の地上タンクには強いまま
・プリンセス吹き矢までは1確で倒せる火力により群れ系のDPSを削ぎつつ処理できる
・結局残ってしまえば湧いて出るが厄介
だけでなく、
・2コス呪文を撃つ価値が生まれることで枯渇を狙える
・今まで苦手だったベビドラライドラだけでなく、火力の低さから当てにくかったラヴァやバルーンにも対処できる
という強みが生まれました。処理が難しくなったユニットよりも処理ができるようになったユニットが増えているこのネクロを修正前から弱体したとは流石に言えないのでしょうか。

どのような弱体が来るのか

とはいえ空ユニットに対してもこの優位性とあって他の遠距離ユニットを食いすぎたということで高い使用率になってしまったのでしょう。ということで、ネクロの特徴を活かしつつ弱くするとなれば、恐らく攻撃力に下方修正が来るでしょう。格上ガゴワンパンを残すのであれば-5%、レベル差を無視するなら-10%までやっちゃっても問題はないでしょう。
あくまで後衛ユニットの候補の1つとしてのポジションを確立しつつ健全な勝率使用率に収まることを願います。



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