武闘家×4でもいいのよ

戦闘系TRPGを初対面~チョット友達程度の間柄で遊ぶ時にバランスの良いパーティーに収まってしまう残念さを感じる時があります。

ここで言う戦闘系TRPGは私が顔ぶれの違うグループで5回以上遊んだことのある『ネクロニカ』『神我狩』『ソードワールド2.0』『マギカロギア』『ダブルクロス3rd』についてとさせて下さい。

プレイヤーが4人以上いる場合、キャラクター相談していると「盾役がいなさそうなのでやりますね」「回復役がいないのでやりますね」という発言を見かける時が多々あります。
それを聞くたびに希望の役割と違うものをさせちゃってるんじゃないかと不安になります。
「そういう言い回しは気遣いできる人物であるというアピールであり他の参加者に安心感を抱かせたいだけなので額面通り受け取る必要はないんだ」という説を唱える自分もいるにはいますが。

「やりたいキャラやればいいんだよー!」と言いたくなりますが、それを言ったところで「あ、じゃあ変えようかな」となってもそれはそれで私が押し付けた価値観に沿わせているだけのような気がします。
また、多少気が許せる間柄の相手に実際に言ってみたこともありますが、その時は「どれくらいその役割をやりたいか」を丁寧に語ってくれました。もとい語らせてしまいました。
それが本心か否かまでは計れませんが、余計な労力を強要しちゃったなと反省しています。

私がキャラを役割で大別してしまうせいかもしれません。
データに囚われずにお相手のキャラクターの個性を見る必要がありそうです。
あとは見たことないモノ見たさでしかないことも承知しています。
仮に大多数が自分のやりたいキャラを押し出す世界にいれば「バランス考えたパーティー組みたい」と言っている自分も容易に想像できます。

いちおう主張しておきたいのは「攻撃役さえいれば基本的に破綻はしない」ということです。
タンクもヒーラーもいなけりゃいないでどうにかなります。
苦心しながら攻略法を見出したりバカの一つ覚えのようなゴリ押しするのも楽しいはず。

シナリオ制作側の視点から言えば、プレイヤー人数を「お手本的役割分担に必要な人数-1人」にしておくというのはかなりオススメです。
何事にも言えますが、「もうちょっとリソースがあれば」の状態は人が集中力を発揮しようとなる時です。
あえて人数をキツくすることで最大のパフォーマンスが見られるかもしれません。
頭数が満足に揃っていれば多少非効率な構築のキャラクターでも遊べるというメリットはありますけどね。

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