草柔会岩手の歴史⑦〜2009年編〜
2008年末、片山さんと山田さんが禁断のデビュー戦を経験しアカデミーは2009年へ向かいます。
2009年の会員構成は約15名。
数人が入り、数人が辞め、トータルの人数はあまり変わらなかった記憶があります。
練習は2009年2月くらいを最後に一関市武道館のクラスは一旦休止。
土日に北上市修練館と紫波町体育館。
不定期で祝日などに盛岡市武道館でクラスを開催するようになります。
練習と試合以外にも、会員の皆さんといろんなことをした年でした。
春には山田さん含め会員さん4人と金ヶ崎のマラソン大会に出たり(10キロ完走してから、もちろん皆で柔術練習しました)、夏には大槌の海の民宿に片山さんや山田さんと泊まりに行きました。
飲み会も沢山やってましたね🍺笑
毎週末の練習に加え、試合も沢山こなしました。
個人的な話になりますが、2008年に全日本選手権で何も出来ずに完敗してから2009年、2010年と出来るだけ試合に出て経験を積む事をテーマにしていました。
今でこそJBJJF主催の東北大会も増えて、年間4〜5回東北地方で大会が開催されていますが当時は東北地方での連盟公式戦は少なく試合のチャンスが多くない状況でした。
さらに個人的に仕事も休日出勤もあり、試合の日とかぶってしまう事もありました。
そんな中、2009年は柔術以外にもグラップリング修斗の試合にも出場することで大会出場数を増やして行きます。
実戦の経験数で練習回数の少なさを補い、課題を持って日々の練習をこなそうと考えていました。
これは2009年3月に行われた福島フリーファイトの画像です。
山田さん、片山さん、菅原さん、私の4人で出場したこの大会は全員で8試合全勝!
山田さん、片山さんも嬉しい初勝利をおさめました。
皆、若いですねー笑
打撃も無いのに握り拳のガッツポーズ、笑
若いっすね、笑
大会のハイライト映像を片山さんが提供してくれました。
↓
https://youtu.be/XWLEBMmOIH4
2009年8月には、東京で行われた関東オープンに出場。
関東の選手から1勝する事が出来ました。
(決勝は現FREE&FREE代表の平田さんに一本負けでした)
この他にも、青森で行われた修斗グラップリングの大会に単身遠征したり、仙台のドンキホーテの中で試合したり、年末には福島県郡山市のライブハウスの中で試合をしたり。
イベント的な大会も含め、5大会10試合を経験しました。
自分がレベルアップするために大会出場数を増やしたんですが、会員皆さんもそれにつられてか競技思考で練習を重ねるようになり、皆がレベルアップした1年だったと思います。
確か片山さんは私が仕事で行けない日に山田さんをセコンドに引き連れて、仙台か福島まで遠征して試合をしていました。
また、私が修斗グラップリングに出始めたことをきっかけに紫波町の練習では山田さんが頻繁に道着無しのグラップリングスパー(今で言うNOGI)に付き合わされていました、笑
アンクルとかヒールとかも有りのスパーを2人とも技術が分からないのに思い切りやってました、笑
あまり記憶が無いのですが、山田さんに拒否権は無かったと思います、、、
2008年11月に入会し、5回しか練習していないのに青帯と試合させられ、年が明けたら24歳の生意気な代表が「グラップリングって試合に出るので道着を脱いでスパーしましょう」と言ってきて、訳も分からずにTシャツでスパーさせられる。
柔術ハラスメントは終わるどころかエスカレートしていってました、笑
山田さん本当にごめんなさい!
当時の山田さんの目にはブラジリアン柔術はどう映っていたんでしょうか?笑
体験や見学に来た人がなかなか入会せずに悩んでたのを思い出しますが。
35歳、柔術ジム経験者の現在の自分から一言!
当たり前だ!笑
次回は2010年の思い出。
あの2人が入会し、ジムの若い力が育っていきます。
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