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たねの輪 初めての小麦脱穀 2022.6.26
たねの輪 初めての小麦脱穀
今日は収穫から3週間ほどでいい感じに乾燥してきた小麦を脱穀しました。いや~、めちゃくちゃ疲れた~。束ねた麦穂を両手にもって、片足立ちで片足はひたすら足踏脱穀機のペダルを踏み続ける。片足で自転車こいでる感じで完全体力勝負。勢いよく回る脱穀機に稲穂をこすりつけると、麦穂が弾ける何とも言えないいい音がする。これで、麦穂から籾殻を取り除いてくれるはずなのだが、そうはなかなかうまくいかない。
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手作業で、脱穀機の下に落ちた麦穂を集めてふるいにかける。麦穂に実がまだ残っているのを手のひらでこすりながら、実と籾殻にする。この作業がものすごく根気がいる作業でとっても大変。汗まみれになりながらのこの作業はなかなか大変。
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でも、ここからが小麦の実だけにする大切な工程だ。ふるいにかけて下に落ちた実と籾殻と穂が入り混じったものを全部集める。
唐箕(とうみ)という機械、といっても手回しで風を起こして、実と籾殻を選別する。重さのある実は下に落ちて軽い籾殻は吹き飛ばされるというとってもシンプルな方法。この唐箕から、選別された実がパラパラっと落ちてきたときには、とっても感動した。このシンプルな仕組みを考えたひとはほんとにすごい!ちょっと調べたら、日本では1684年ごろから現代まで使われているそう。いったいそれ以前はどうやってたんだろう?と不思議になるが、それでも江戸時代とほぼ同じ方法で今でもこうしてやってるって面白い!
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この唐箕で、2~3回繰り返して選別作業をすると、黄金色の実だけになった!ほんとうに美味しそうな色してて感動!
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そして、今日はやっとのことで小麦の実2kg分の成果でした。まだまだたくさん脱穀します。脱穀してみたい方、一緒にやってみませんか~(笑)誰でも大歓迎!とっても楽しいですよ~!
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