見出し画像

静岡中島海岸ビーチクリーン 9回目&浄化センター見学会 2021.8.13

今日は、小雨が降る中ビーチクリーンを行いました。みなさん、雨でも参加してくれてほんとうに感謝、感激です!毎月の活動の成果がやっとでてきたことを感じることができました。大きなゴミ、ペットボトルも確実に減っています。

その代わりに、発泡スチロールの箱が粉砕されたかけらがとってもたくさんありました。発泡スチロールは海に浮かぶ浮きにも使われます。その浮きの残骸の大きなこと。子供の大きさ位ある浮きは半分くらいはなくなって海に浮遊しているはず。これじゃあ魚も間違えて食べちゃうのがよくわかる。発泡スチロールは本当に厄介なゴミで、細かくなると木の間に入ったり豆粒みたいになって拾いきれるものじゃなくなっちゃいます。

とっても便利だということはわかるけれど、海洋プラスチックゴミの問題のひとつですね。何か良い代替え材料が開発されればいいのだけれど。



ゴミ拾いが終わったらちゃんと分別して、ペットボトルや缶などは本数を数えて、分別ごとの重さを測ります。この活動をこれからずっと続けて、一年後にどれだけのゴミを回収できたのか、目で見えるようにしようという取組。大変な作業だけれど、毎回の積み重ねでたくさんのひとたちに今の海の現状を知ってもらうことから始めようよ!とみんなで話して決めました。


今日は、ゴミ拾いのあとは、近くにある浄化センターをみんなで見学させてもらいました。山から川へ、街から川へ、川から海へ水は巡ります。その巡りをなるべく良い循環にするために、浄化センターは大きな役割を果たしていることがわかりました。それだけではなく、地震や津波などが起きたときに、如何に水道水を確保して、市民に供給していくのかなど、非常時にも対応できる工夫がされていて驚きました。家庭からながれる排水、汚水を浄化しているのも浄化センターの大きな役割だけど、我々が家庭から水を流す際にもなるべく環境負荷がかからないようにする工夫もあるはず。学ぶことも、改善できることもたくさんあってとっても刺激になりました。この貴重な機会を設けてくださった、杣プロジェクトさんに感謝です!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?