こんな否定から始まってない!?
物事の始まりって大切だなぁ
というお話です。
まずは、セールスの話なんですが
お客さんとの話の始まりで
Yesから引き出すことが重要
と言われているのはご存知ですか?
お客さんとの会話で、まずはじめに
お客さんがYesと答える質問をする。
そうすることで次の質問にも
Yesと答える傾向にあるそうです。
お客さんからYesを引き出すということです。
そして、最終的な契約のときにもYesに繋がりやすい
というようなセールステクニック的なお話なんですね。
僕たちにありがちなのが
「○ ○でなきゃダメだ」「こうしなきゃダメだ」
「こうあるべきだ」「こうするべきだ」という【べき論】です。
思い込みと言ってもいいかも知れません。
子育てをしている時も仕事上でも
色々な場面でそういうことってないですか?
子どもと一緒にいるお母さんが
誰かから「チョコレートあげるね」と
チョコレートをもらった時
お母さんが子どもに対して
「ありがとうって言わなきゃダメでしょ」と
無意識的に言ってしまっている。
そんな場面に覚えはないですか?
職場で新入社員に対して
「書類はこういう風にまとめないとダメだろ」とか
よくある光景じゃないですか。
意識してみると「○ ○しないとダメ」
「こうじゃなきゃダメ」という
「べき論」が溢れていませんか?
良いとか悪いとかではなく
日常の中の至るところに「べき論」があるような気がします。
僕らは小さい頃から自然と
「○ ○しなきゃダメ」のような言葉を
取り入れてしまっているんじゃないでしょうか。
知らずしらずのうちにこんな思考になている
そう感じるんです。
でも本当にこうでなければダメなんでしょうか?
個人の中でのルールという
自分で作り出した自分らしさ
そんなものに縛られているのかも知れません。
でも、よ〜く考えてみると絶対にこうじゃなきゃダメなんてことは
ほとんどないんですよね。
でも最初にべき論があるんです。
始まりが「こうでなきゃダメ」という事になっています。
つまり、始まりがNoなんですね。
冒頭で書いたセールスの話ですが
始まりがYesだと次もYesが続きやすくなり
最終的にもYesに繋がりやすいというお話をしました。
逆もまた真なりといいますが
Noで始まるということは、その後もNoが続きやすい
そして最後もNoになる確率がグッと上がる。
そんなふうに思うんですね。
なにかを始める時
まずは、自分の中でYesが出せることから始めることで
その後もYesにつながり 最終的にYesになる。
そんなことを意識してみると
今よりもっと色々なことが良くなると思います。
僕たちは流れに乗るということがありますから
自分自身でしっかり決めていない限り
自分はYesだと思っていても
周りがNoだとなんとなくな空気で
自分の意志とは逆にNoに流れてしまっているかも知れません。
始まりは肯定的にYesから始めるのがいいと思います。
自分のYesを引き出そう
肯定から始めようというお話でした。
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