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木村道弘 (4) ネバーランドと裸のラリーズ その2 1969〜1970年
2021年11月に書籍「ストーン・ミュージック 長谷川時夫の音楽」を出版しました。この書籍の執筆の際、タージ・マハル旅行団のメンバーとして活動をともにした木村道弘についても調査しており、これまでに木村道弘についての記事を2本投稿しました。今回は前回に引き続き、ちょっと脇道にそれて、のちに木村道弘も関わることとなる、水谷孝が率いたバンド「裸のラリーズ」について記述したいと思います。
バリサイ
書籍「『拉致疑惑』と帰国」(河出書房新社、2013年)に寄稿された文章によると、若林盛亮は1969年1月18日から1月19日に起こった東大安田講堂攻防戦へ「『志願兵』として同志社の社学同(社会主義学生同盟)部隊に入って参加した。逮捕され、八カ月に及ぶ勾留を経て、拘置所出所後『安田講堂逮捕組』としてついに赤軍派への参加をオルグされることになった」と述べています。
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