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「生成AIを業務で使う」とはどういう意味か?

この記事タイトルですが、何のひねりもなくそのまんまの意味です。本記事は、ほんとうにただ疑問を吐き出す内容しか含んでいません。吐き出すだけなので、構成も糞もなく、見出しも付けません。

例えばこういう状況を考えていただきたい……サラリーマンA氏は、仕事中にとある難問に突き当たってしまいました。とっさに解決策が思いつきません。会社のネットには何か仕掛けがしてあるらしく、職場の自分の机上のPCからChatGPTにアクセスして情報を収集整理しようとしてもブロックされてしまいます。悶々としながら帰宅して、夕食をとりながら自分のPCでChatGPTに聞いたらたちどころに使えそうなアイディアを取りまとめてくれました。翌日、そのアイディアをぶち込んでタスククリア!

こうなったとき、彼は立派に「生成AIを業務で使った」ことになると私は思うわけです。「業務での利用は禁止」と叫ぶ会社としては、これは「使った」うちに入るの? 入らないの?

コンフィデンシャルな情報の流出が云々と説明する人たちもいますよね。だから禁止と言われるのだと。それならば、コンフィデンシャルな情報を一切使ってなければ問題なしってことでいいのか?

クラウドソーシングの募集案件でも、そういう条件を掲げているところがあります。ますます謎ですね。そんなやばい情報があるとしたら、そもそも見知らぬフリーランサーにそれを渡して仕事させようというのがおかしいやろ? そうでないとしたら、禁止することにどういう意味があるの?

提出物にAIを使っていないか、ツールで判定するというクライアントもいます。さらにますます謎です。クライアントがてめえでAIと判断できないものを、なぜわざわざツールで(しかも相当に信頼度の怪しいツールで)、あぶりだそうとするのか。それで誰が得するんだ?


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