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小泉のあなたへのメッセージ

 今任期のスタートは中原新市政への対応に始まり、後半はコロナ禍に振り回された4年間でした。しかし感染症の不安の中ではありましたが、市民の皆さんからはワクチンの接種をはじめしっかりした予防対策をとっていただき、さすが新潟市民と感じられることが多くあり感謝にたえず、故郷新潟を益々誇りに思えてなりません。
 また議員活動と共に、保護司として更生、再犯防止活動に取組むなか、犯罪被害者及び家族に対する具体的な救済策を盛り込んだ、全国的にも画期的な内容の新潟市支援条例を、全議員の賛同を得て制定できたました。
 時代は令和を迎えましたが、人口減少や少子化といった課題には歯止めがかかっておらず、抜本的な対策の見直しが求められております。若い世代が生活レベルを落とさず子育てできる環境、仕組みに社会を変革することです。新潟をそのモデルにが私の合言葉です。
   同時に、高齢社会がいよいよ正念場を迎えていることも忘れてはなりません。
 これからの地域づくり、地方の活性化は、インフラ整備のみならず地域産業をしっかりと起こし、若い人たちが希望を持って働き住み続けられる、「まち」新潟を作ることが第一だと、訴え続けてきました。新潟がこれまで得意としてきた農業と食品加工の高付加価値化、機械金属の技術を活かした航空機産業等の先端産業に磨きをかけ強化しなければなりません。社会のデジタル化も急速に進化しており、積極的な対応や活用が不可欠です。新潟はIT人材が豊富で、歴史的にも優秀なマンガ家やアニメーターを輩出していることから、世界が注目するビックビジネスとなるゲーム産業を興すことができる可能性が大です。そして日本地図を見開くと、新潟が日本の中心に位置することは一目瞭然です。東日本大震災の折、日本海物流ルートに注目が集まりました。港と空港、鉄道に高速道路が交差し、東日本と西日本、首都圏を繋ぐ物流基地新潟です。そして忘れてはならないことが、世界遺産登録をめざす佐渡のゲートウェイ新潟、日本海とそれに注ぐ信濃川、阿賀野川を通じ、県内のみならず長野、群馬、会津、米沢とつながる戦国時代からの「上杉」交流圏を再確立し、観光や文化交流の要としての役割を担うべきです。
 人口減少は逆に一人ひとりの価値が高まるということです。新潟に生きる一人ひとりには夢やチャンスが広がります。
 私の役割は、政治を通じ、新潟に生きる人たちの希望を支えふくらますことだと考え、今後とも活動を進めてゆきます。
     市議会議員   小 泉 仲 之
 


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