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政治の原点

「いのち」と「暮らし」を大切にすること。  これが私の政治信条の基本です。
私には父親の記憶がまったくありません。私が3歳のときに父母が離婚したからです。当時32歳の母は、以来、母子二人の生活を支えるため、様々な会社の寮母として、苦労しながら私を育ててくれました。当時まだ子どもの私は、朝、日の出前から起きて朝食の支度や弁当作りと忙しく働く母の苦労など全く判らず、のん気なものでした。しかしその中で世の中の不公平を感じ取り、高校生のときから政治活動にとびこみましたが、本当に母親の苦労や立派さを理解したのは、結婚し子どもを持ったときです★また26年前、ガンで左腎臓を摘出しました。ガンと宣告されたときには、本当に目の前が真っ暗になりました。その時、初めて死を考え、自分のことより、残される妻や子どものことが心配でしたが、ことさら家族にさとられまいと、無理に明るく振舞っていました。幸い今日まで無事で、健康に感謝しています★私は、そんな経験を通じて、政治の基本は、「公平」「公正」「いのちと暮らし」を大切にすることが第一と考えています。人は一生の中で様々な経験をしますが、万一のとき、支えとなるのは家族であり、友人であり、そして政治でなければならないと思い続けています。これが私の基本です。
「東に病氣のこどもあれば
行って看病してやり
西につかれた母あれば
行ってその稻の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい                          北にけんかや そしょうがあれば
つまらないからやめろといい
ひでりのときは なみだをながし
さむさのなつは おろおろ あるき
みんなに でくのぼうとよばれ
ほめられもせず
くにもされず
そういうものに
わたしはなりたい」                                                                                  

 以上は、宮沢賢治「雨ニモマケズ」の一説ですが、
これは私の活動の指標です。

 


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