絵メモ20201102「コーポ・ア・コーポ、2巻もとても良い」

今現在、読むと喫煙したくなる漫画部門でぶっちぎりナンバーワン(個人の感想です)の「コーポ・ア・コーポ」、2巻が出ました。とても良かったです…。
中条さんの過去、キラキラな高橋ちゃん、納得しか無い石田のモテ。なぜ恵美子さんがタバコを交換したがるのかもわかりました。ちょっと泣いた。

過去を含めて、登場人物それぞれが幸福な人生を歩んできたとは言えず、上手く生きられなかったり、ままならない状況の中で苦しんだりしてきた。でも、今彼らの生活を見ていると、不思議と不幸な感じは一切ない。
人間くさいし、たくましくて強かだけど、無駄な力は入ってない。無理をせず、わりと淡々としている。ドライみんなできる範囲で親切だったりもする。こんな風に生きられたら良いのかな、とすら一瞬思わされる。

そんな感じで、読むほど全員の生きっぷりが味わい深い漫画です。
あと、Twitterでも絶賛されているカバー下の春一番(ユリのバイト先)の店俯瞰図(たっぷりコメント付き)とメニュー表も最高です。特に「有線」「鍋セット」「タバコの収集缶」についてのコメントがほんとにリアルで大好きです。爆音の蛍の光！
そしてメニュー表を見れば、飲み物激安！お作り10種盛りも不安なほど安い(まさかの480円)、串カツの海鮮串8本盛りって、バラのメニューだと海鮮系はえびしか無いけど、絶対寿司ネタのちょっとダレたやつとか使ってるのでは？？などなど、これだけで相当な時間楽しめます。行きたい～～