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ミスした可能性のあるハンドをPokerTracker 4で抽出する

ポーカーのハンドレビューを全ハンドやるのは大変なので、自分のリークになっている部分のみを抽出することにしました。

池田ァァッ!!てめェさっきのチェックコールはなんだ!!

マイクロステークスのプレイヤープールの傾向としてフォールド過多&レイズ過少なので、基本的にアグレッシブ寄りでプレイすることが正しいと思います。

しかし自分は
・なんとなくCBを打たない
・レイズが得な場面でコール止めしてしまう
・損なスロープレイをしてしまう
といったようなミスを犯しがちです。

このようなミスを犯している可能性のあるシチュエーションだけを抽出していきます。

  1. Flop CB しなかったハンド (2Bet PotでIPにコーラーがいる場合を除く)

  2. Turn CB しなかったハンド

  3. Flop CB (40%Pot未満) に対してブラフレイズしなかったハンド

  4. Flop CB (40%Pot以上) に対してOOPからバリューレイズしなかったハンド

  5. Flop Stab に対してレイズしなかったハンド

  6. Turn Probe に対してレイズしなかったハンド

  7. ヘッズアップになっているポットで Stab しなかったハンド

  8. オーバーペア以上で、(ドンク以外の)ベットもしくはレイズをしなかったハンド

  9. ポットに15BB以上入れたハンドのうち、プリフロオールインでなく、かつフロップに参加したもの

(↓PT4の使い方はこちらのnoteがめちゃくちゃ参考になりました)

1. Flop CB しなかったハンド (2Bet PotでIPにコーラーがいる場合を除く)

2. Turn CB しなかったハンド

3. Flop CB (40%Pot未満) に対してブラフレイズしなかったハンド

プールの傾向として、安いCBを打った相手はレイズに対してフォールドしすぎます。役なし、かつレイズしなかったハンドを抽出します。

4. Flop CB (40%Pot以上) に対してOOPからバリューレイズしなかったハンド

プールの傾向として、IPで中サイズ以上のCBを打った相手はレイズに対してコール過多のようです。OOPでトップペア以上、かつレイズしなかったハンドを抽出します。

5. Flop Stab に対してレイズしなかったハンド

自分がOOPアグレッサー、相手がIPコーラーの時、
自分がCBを打たずチェックし、それに対して相手がベットしてくるのをFlop Stabとここでは呼んでいます。
BMCB (Bet to Missed CB)の一つで、Float Betとも呼ばれます。
特にフィッシュはマージナルハンドでStabしてくることが多いので、チェックレイズで攻撃することを検討すべきです。

6. Turn Probe に対してレイズしなかったハンド

自分がIPアグレッサー、相手がOOPコーラーの時、
自分がCBを打たずチェックし、それに対してターンで相手がベットしてくるのがTurn Probeです。
BMCB (Bet to Missed CB)の一つです。
特にフィッシュはランダムハンドでProbeしてくることが多いので、レイズで攻撃することを検討すべきです。

7. ヘッズアップになっているポットで Stab しなかったハンド

プールの傾向として、チェックレンジが弱すぎるので、ブラフとシンバリューで攻撃すべきです。
相手のチェックに対して自分がベットしなかったハンドのうち、マルチウェイのハンドを除いて抽出します。(マルチウェイの場合は話が変わるため)

8. オーバーペア以上で、(ドンク以外の)ベットもしくはレイズをしなかったハンド

損なスロープレイやバリューの取り逃がしがないかの確認です。
オーバーペア以上といってもボードテクスチャによってはチェックが当然のこともありますが、あまり細かくフィルタリングするのは大変なので、、、
ボードペア等は役としてカウントしないように設定しています。

9. ポットに15BB以上入れたハンドのうち、プリフロオールインでなく、かつフロップに参加したもの

ポストプロップで大きなポットをプレイをしたハンドを抽出します。
Pot Sizeで抽出すると自分がフォールドした後にポットが大きくなったハンドも抽出してしまうので、Pot Contribution(ポットに払った額)でフィルタリングしています。

Chromeだとセキュリティの関係でファイルのダウンロードがうまくいかないことがあるようです。他のブラウザを使うか、Chromeのダウンロードから「危険なファイルを保存」を押してください。

PT4へのインポート方法は、
左上のView Stats
左のMore Filters…
< Cancel
右下のEdit Quick Filters
Import
ダウンロードしたファイルを選択

フィルタに間違い等あれば申し訳ないです。

フィルタを作っておくことで、ハンドレビューが格段に楽になります。
またプレイ中にも「ここでチェックするのに十分な理由はあるか?ハンドレビュー時の自分が納得するか?」と自分に問いかけながらプレイすることができます。

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