第4回トーナメント杯を振り返って

1回戦 課題曲 「きらり」藤井風


対戦相手 ソクナさん

※参考:第3回トーナメント杯以降の大会成績

KOH0勝
ソクナさん5勝(第5回3次元アイドル杯、祝杯、おがちゃ杯、天丼杯、ウザペソ杯)

結果 ソクナさん勝利

トータルスコア 22-47

完敗以外の何物でもない。ここまで差がつくとは思っていなかったが、差がついてしまったことは事実なので受け止めるしかない。敗因は各参加者の感想にある通り「細かく刻みすぎた」ことなのかなと。

ゴタゴタ言っても仕方ないので、ここからはソクナさんの歌詞と実際に比較しつつ、どこを改善すべきだったのかを考える。

※以下、上:KOH 下:ソクナさん

アレン クルーン 喜瀬 津野 中尾
アレン クルーン 喜瀬 津野 中尾
荒れ狂う季節の中を

ここは完全一致。まあそうなるよねという。

二木 王(ワン) ウィット 李(り) キニー 佐々木
二木 バリントン 三木 美沢 林(リン)
二人は一人きり さらり

ウザペソ杯で評価して頂いた統一感重視の路線を継続し「さらり」を佐々木で統一した点は間違いではないはず。どちらかというと、王(ワン) ウィット 李(り) キニーが細かすぎると感じられるか。バリントン 李 キニーでよかった。

筧 ニューク 龍 日野 中尾
筧 龍空 龍 日野 中尾
明け行く夕日の中を

ここはほぼ同じ。

コンラッド ニール 嵯峨 李(り) 佐々木
金(コン) 矢野 ニール 嶬峨 三澤 林(リン)
今夜も昼下がり さらり

ここもほぼ同じ。「さらり」の差くらい。

土手本 藤立 陽(ヨウ) 音
戸根 ホルト 久慈 伊達 大戸
どれほど朽ち果てようと

陽 音は、まんまそのように聴こえるのでどうしても使いたかった。そのせいでサビに若干の歪が生じるのだが。

崔(さい) ボンナ 洗平
蔡 呉屋 洗平
最後にゃ笑いたい

ここも発想はほぼ同じ。崔(さい)起用は好き嫌い別れるかもしれないが。

団野 パレニイ 田中 大友
バーン 野田 ベニー 田中 大友
何のために戦おうとも

パレニイはやや子音を外しすぎたか。このフレーズは敗因の一つに思える。

登記 王(ワン) 阿井 カイリー バーマ バラー
登記 王(ワン) 阿井 カイリー アマダー
動機は愛がいい           Ah

Ah、の部分は、「あーあ ああー」と個人的には解釈したので、上記のような歌詞になった。ただ、これも結果論としてはしつこすぎたか。

赤間 C.C.リー 相原和友 常見 小森
サンタナ 椎木(シイギ) 三輪 坂 サンズ 東野 常見 小森 (小森)
新しい日々は 探さずとも常に ここに

基本的に細かくつないだ中で、個人的に一番思い切った起用をした場所。ただ、コメント欄で「使うことを検討したが使わなかった」コメントが複数あることからわかるように、ライバルが思いついた上で没にしたアイデアを採用してしまっている時点で正直負けだと思う。
直前のC.C.リー、最後の(小森)を入れなかった判断も含め、ここが大きな失点ポイントになったのでは?と思う。

李(イ) ロイ 呂(ロ) 峰 北 ゲレロ
井野 井納 井手 喜多 ゲレーロ
色々見てきたけれど

李 ロイ 呂、みたいな使い方個人的には好きなのだが、自分一人しか完全一致させてきていない時点で、他人からの評価はお察しである。

河野(こうの) 人見 王(ワン) 渡真利 吉良 リー
河野(コウノ) 人見 マット・ダフィー キラ リー
この瞳は永遠に           きらり

ここはほぼ変わらず。

アレン 本堂 一輝 テリー 岳野
アレン フォード 一輝 メイ 来田 ペイトン
あれほど生きてきたけど

終盤フレーズの切り方がやや異なるが、ここは勝敗の影響ポイントには見えない。

朱 面出 王(ワン) 余文彬 泰
柘植 テーラー 余文彬 泰
全ては夢みたい

柘植2枚を「連れてって」に温存するために、この起用になった。ここも細かすぎ印象かなあ。

安 レモン 高 レオン・リー オグレディ デイモン
アレン 小郷 レモン 李炳圭 関 デイモン
あれもこれも魅力的でも

ここはやや区切り方に差はあるが、そこまで優劣はない印象。

和田 嶋 新美 マギー パーラ アマーン
中島(ナカシマ) キニー ライディ カラーラ
私は君がいい          Ah

コメントに会った通り、ここはカラーラの方がシンプルで受けが良かったですね。

横井 板野 鞘師 テータム 養父
友利 板野 茶谷健太 陽(ヨウ)
どこにいたの 探してたよ

テータム 養父、は流石にしつこすぎだったか。嵯峨、陽を使っていることを考えると、シンプルに「鞘師 ペンバートン」あるいは「坂 志手 太陽」か。

柘植 ヘイデン・ペン 柘植 メネセス
グレン ウェンデルケン ミューレン ヘイデン・ペン
連れてって       連れてって

てって、を「てえて」と考え、エ段3音の選手を当てはめるやり方は同じ。ただ、最適解はメネセスではなくウェンデルケンだった。

種茂 狩野 許 鉄平 工藤
谷 モッカ ノース 鉄平 クロン
何もかも    捨ててくよ

ノースを起用して「す」の音を合わせているのが綺麗。こういった細部の差で着実に点数を引き離される印象。

横尾 マテオ 戸郷 マテオ
戸郷 マテオ 東方 マテオ
どこまでも  どこまでも

ここはほぼ一緒。

アレン 具 ルーキ 攝津 野中 頓宮 シュー 野中 ロー
アレン 古木 攝津 野中 ボー グルン シュー 野中 ロー
荒れ狂う 季節の中も 群衆の中も

ここはコメント欄でもお褒めの言葉を頂いたように、個人的に気に入っているフレーズです。グルンの起用は頭には無かったので、そこは相手を褒めるしかない部分。

金 伊藤 奈良間 佐々木 佐々木
銀仁朗 奈良間 淺間 ディサ バリー
君とならば    さらり さらり

ソクナさんの良い部分が出た1フレーズ。「淺間 ディサ バリー」はなかなかできない。

赤羽(あかば) 椎 日比野 蔦 ダイ 加藤康介 テーラー キラ リー
サンタナ C・D ビロウ 蔦 成田 今野 柘植世那 吉良 リー
新しい日々も       拙い過去も   全てがきらり

ここは一番好きなフレーズに選んでくださった方もおり、個人的にもうまくいったかなと思うフレーズ。ただ、ソクナさんとの差を覆すには至らず。

・総評

考え方としては似ていた箇所も多かったが、「さらり」の処理方法や、随所の起用法で着々と差をつけられてしまい、結果的にはソクナさんの作品の下位互換になってしまったように思える。どうしても課題曲だと考えすぎて守りの歌詞になってしまうので、もし次回大会が開かれたら、ある程度開き直って勢いやフィーリングを大切にするべきなのかもしれない。

・余談 課題曲当てについて

1回戦予想 福山雅治「甲子園」

過去2回、高校野球関係の曲が初戦の課題曲だったので、これかと思ったが大外れ。

2回戦予想 PUFFY「愛のしるし」

昔の曲ながら、TikTokでリバイバルブームを見せただけにあるかと思ったが、こちらも大外れ。

ちなみに、3回戦の課題曲は全く当てる自信がないですが、準決勝の課題曲はそこそこ当たる自信があります。

・最後に告知

トーナメント杯同様、2年に1度の恒例行事となっているアイドルドラフトを、来年1月に開催予定です。アイドル詳しくない方でも大歓迎の極めて緩い企画となっておりますので、トーナメント杯と同じくらい参加者が集まるとうれしいです。

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