第5回三次元アイドル杯の反省会

第5回三次元アイドル杯の振り返りを行います。

結果詳細は下記より。
https://shadowpitching.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

作品「極東47の街/ゆるめるモ!」
結果 5位/12名

この大会、過去4回行われていて5位→準優勝→優勝→優勝、といった具合で2連覇していたのですが、優勝作品とは10ポイント差をつけられるという苦しい戦いで、3連覇を逃してしまいました。

敗因は大きく分けて、以下の2つだと考えています

1 準備不足
実は元々、昨年段階からこの大会で出したいな、とずっと温めていた曲がありました。
※この曲についてはどこかの大会で再利用したいのでここでは秘密にしておきます。

ただ、今回のボーナスを見て、全然ボーナス選手が使えないことが分かり「ボーナス抜きで勝つのはしんどいのでは?」という心配が生まれてしまいました。まあ結果的にボーナス0点の作品が優勝作品を含むほとんどだったので、この心配は一切不要だったのですが。

しかし、この不安から「ボーナスを多めに入れられる曲にしよう」と方向転換をしたものの、それ以外の曲を考えてもなかなかボーナスが入れられず、最終的にたどり着いた曲が今回の作品である「極東47の街」でした。この作品なら都道府県ごり押しでインパクトを残せるので、ある程度素点も取れるだろう、という甘い想定をしてしまいました。

こんな経緯で楽曲を決めることはできましたが、今回はスケジュール的に1日だけで突貫工事のような作詞をせざるを得ず、後半に行くにつれパワーアップさせなければならないところを、どんどんしんどくなる作詞となってしまいました。今見返すと、ちょっと区切りが分かりにくい箇所が多すぎますね。

2 攻撃力と守備力のバランス崩壊
あくまで一個人の考えですが、やきゅうたの大会で優勝するためには攻撃力と守備力をバランスよく高める必要があると考えています。ここで言う攻撃力とは「インパクトのある選手起用を行う力」、守備力とは「原曲の歌詞に近い選手起用を行う力」です。攻撃力ばかりが高いと原曲と聴き比べた時に違和感が強くなり、守備力ばかりが高いと綺麗にまとまっているけどそれ以外に褒めるポイントがない、となってしまいます。

私が大会で高評価を頂けた際の作品は、最低限の守備力をキープしつつ、攻撃力でライバルを圧倒するタイプ(例:キツネ)が中心で、逆に評価が伸び悩む際は、攻撃力はあっても最低限の守備力に達していないタイプ(例:LA PA PARADISE)か、思うように攻撃力を伸ばせなかったタイプ(例:夢わたし)のどちらかだと思います。

そして今回の作品は、明らかに攻撃力はあっても最低限の守備力に達していないタイプでした。元々3次元アイドル杯は攻撃力の高い作品が評価されやすい傾向があったので、自分の中でもインパクトがあれば多少荒くても許される、という過信があったことは否めません。ライバルのレベルアップも進んでおり、今回の上位作品はどれも、攻撃力と守備力のバランスが高い作品ばかりでした。

次回に開催される祝杯については、これまでの大会以上に攻撃力と守備力のバランスが問われる大会になるかと思います。ほろさんからの評価はこれまであまり貰えていないので、現実的には半分より上に行けば御の字の大会になりますが、今回の反省を生かしてよい作品を作れるようにします。


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