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グランドエスケープ(トークンエコノミー⑦)

 スマートコントラクト(自動化)

そもそもスマートコントラクトとは「契約の自動化」と言われる概念で、

「契約」→「履行・決済」

の一連の流れが自動的に執行される状態を指す。

現状でも、契約と履行の自動化は可能だ。例えば、EC(電子商取引)の契約はプログラム上に書き込まれており、一定の条件を満たせば自動的に契約が成立しているし、契約の履行についてもソフトウェアのダウンロードなどで実現している。

これらの取引がブロックチェーン上で仮想通貨を介して成立すると、人や企業などの中間管理者を挟まずに取引が可能になる。

現状のECやソフトウェアの取引でも実現しているように見えるが、EC決済で一般的なクレジットカードの支払いは即時的ではないし、直接生産者に支払われているわけではなくその取引はカード会社を介している。

これまで述べてきた③耐改ざん性と④取引の見える化があるからこそ、管理者不在の状態ですべてが自動化されても、安心して取引を実行できる状況が成立する。
 参照 あたらしい経済 

https://www.neweconomy.jp/features/zerokara/25599/2

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