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20種類の野菜と豚角煮のスープカレー

を、テイクアウトで頼んだ。

20種類の野菜が本当に入ってるか数えてやろうと思い食べ始める。店とおれのプライドをかけたバトルのゴングが鳴り響く。
ミニトマト、オクラ、れんこん、ブロッコリー、かぼちゃ、赤パプリカ、ヤングコーン。まだ食べてもいないのに、視覚的に攻めてきやがる。既に7つ。やっぱり苦手なミニトマトからあえて食べていくスタイル。残り13種類。
豚角煮を丁寧にスプーンでずらしていく。ほうれん草に、さつもいも、ズッキーニ、だいこん。4つ追加され、残り9種類。
すでに半分以上をカウントし、楽勝ムードが漂う中、キャベツ、ピーマンを食べる。まだまだ食べる、まだまだ数える。残り7種類。
れんこんと重なるように、じゃがいも、人参が隠れていた。なんて恥ずかしがり屋さんなんだ。残り5種類。
少し苦手なナスをクリアし、いんげんを食べ終える。オクラが大好きなので、夏野菜が嫌いというわけではない。残り3種類。
ここで明らかに異彩を放つ、きくらげ。この子は野菜なのか?野菜としてカウントしていいのか?きくらげってなんだっけ?きのこの友達だった気がする。カウントしよう。残り2種類。

ここでギブアップ。おれの負けだ。

あと2種類の野菜。探しても探しても出てこなかった。向かいのホーム、路地裏の窓、こんなところにいるはずもないのに。何が入ってるかを数えながら食べていたので、途中で全然が味が入ってこないことに気づく。くだらない挑戦をした自分を猛省。

みなさんいかがお過ごしだろうか?前回の更新から約4ヶ月。我ながら予想通りのずぼらな更新ペース。まあひっそりとゆっくりと慎まやかにやっていこうと思う。
何か書こうと思ったきっかけがあったわけではないが、残り2種類の野菜が見つからなかった悔しさから、今こうしてまた重すぎる腰をあげ筆と執っている。あと、鼻もかんでいる。
前回の投稿では久々の公の場での活動を報告をした。今回もせっかくなんで、最近の業務を振り返っていこうと思う。

「あゆみくりかまき」サポート

昨年12月。記憶に新しい、CDJがコロナで開催中止。自分は「あゆみくりかまき」のサポートギターとして参加する予定だった。初のサポート現場。また、最後に人前に立ってライブが、2020年2月グドモの活休ライブ。次のライブがまさかのCDJという大舞台で、楽しみにしていたので、とても残念だった。まるで「そんな都合よい話はないよ」と、神様にでも言われてるかのよう。

CDJ中止を受け、急遽スタジオライブを収録。今回のサポート現場は実は2020年5月にも予定されていて、それも中止。CDJに関しても2回リハに入ってからのこの結果だったので、なんらかしらの形として残せたことは良かった。公私ともに仲良しマイメンくぼちゃんと隣で、バンドセットでギターを弾くというのも実は初めてことだったし、非常に新鮮で刺激的で楽しいものだった。せっかくの「ご縁」。ステージで、バンドセットで、いつかライブサポートができることを祈っている。
渡邊は「未来トレイル」が好きな曲。

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※なぜか背後霊のような渡邊

「楽器プレゼント」support by ハードオフ

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年が明け1月。前回の「ハードオフの店内BGM「SC-1903」カヴァー」の続編的な立ち位置のこの企画。知らない人は過去の投稿を見てもらえれば。

今回の企画の発端だったり、主旨を端的に説明すると。
「コロナが長引き大変」
→「おうち時間を少しでも有意義にしたいよね」
→「楽器でも始めて楽しもう」
→「プレゼントするからさ!」
と、言った、空前絶後のハイパー慈善事業企画。
当日はみんなでわちゃわちゃ試奏したり、楽器の解説をしたり、さらにはプレゼントする楽器を実際に使って演奏したり。たくさんの方が見てくれ、リアルタイムでプレゼントできて楽しかった。あとまたこのメンツで集まれて楽しかった。

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※某R氏(仮名)に絡みづらい先輩と言われた渡邊

「おうち時間を楽しんでもらうべく、楽器に興味がある人に楽器をプレゼント」という、シンプルかつ大胆な企画だったが、我ながら良い企画だったと思う。誰か偉い人にでも、もう少し褒めてもらいたいレベル。また出来たらいいな。
協力してくれた、吉祥寺shuffle、ハードオフ吉祥寺店に多大な感謝。

「And Friday」MV出演

やはり昔からディフェンスと演技には定評のある渡邊。そりゃ立つわな。白羽の矢が。
サポート陣はベースにリズミックすー、ドラムは直接絡むのはお初のサンライズ太陽くん。作曲周りはfinさん。平野さんがプロデュース。そう、ずぶずぶに身内だ。こちらのプロジェクトもバンドセットでのライブが決まった暁には、渡邊が登壇する可能性がこれで出来たわけだ。知らんけど。
「And Friday」が気になった方は平野さんのnoteをチェックしてほしい。

MVでは、さりげなく「下北沢ギタリスト会」Tシャツを着ている渡邊にも注目だ。スタジオで、バンドセットで音を出すっていうのはやっぱり楽しい。

終わりに

なんだかんだで、細々とこう活動できてるのはありがたいし、何より楽しい。今年はもう少し色々と積極的になれたらなーなんて思い最近はこんなもんも作ってみたり。

光陰矢の如し。バンド活動休止から気づけば1年が過ぎ、180度変わった生活になったのは間違いないが、それに加えコロナの影響もあり、もはや何度回ったかわらからない今だからこそ、楽しんでいければと思う。
こんな今でも、足の小指のつま先ギリギリくらいで音楽に携われたことはありがたい限りと思う。

そしてスープカレーは大変美味しく頂いた。

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