私のStand.fm配信手順【音声配信、こんな感じでやってます】
こんにちは、ミネソタより、コーイチがお届けします。
僕は2020年の9月から音声配信を続けています。質問いただくことが多いので、僕がどんなふうにStand.fm(通称スタエフ)で配信をしているか、少しご紹介してみたいと思います。
まず配信ネタを探してくる
僕自身は、ネタが尽きることはほとんどありません。なんでもアリでやってるからです!「人生ネタづくり」がモットーなので、配信内容はむしろどれを話すか決めるのに悩んでいる感じです。
このチャンネルのメインテーマとしては、僕の体験の共有です。日々のミネソタでの生活風景をちょっとご紹介したり、僕の挑戦をご報告したり、僕が勉強していることについてなるべくわかりやすくご紹介する、というのが配信内容です。
大したことは何もできていないですが、皆さんが聴いてくださるおかげで楽しく続いています。
一方でありがたいことに、ご質問やピアノ曲のリクエストをいただく機会も本当に多いです。それにお答えするという形でネタが決まることもあります。それ以外では例えばノーベル賞の発表など、時事的な話題で決めることもあります。
自分にとって”興味があるもの”ということを前提条件にしています。そうでないと聴いている側も楽しく無いだろうなぁと思っています。
配信内容の整理とnote記事の作成
配信内容がぼんやり決まったら、まずテンプレートを使って話の構成を考えます。
そのテンプレートは、基本的にはQHMRCFといういつも僕が使っているものです。(詳しくは過去の紹介放送を聴いていただけるとありがたいです。)
これは物事の論理ロジックをすっきりさせるための頭文字で、問題提起(Question)、仮説(Hypothesis)、方法(Method)、結果(Result)、まとめ(Conclusion)、将来の展望(Future plan)という順序になります。レポートを書きたい時、発表を聞いていて質問を考えたい時、日常的な会話で筋の通った話をしたい時、説得力のある配信をしたい時。あらゆる場面で活躍するのがこの”論理”です。
これに沿って話したいことをおいていくという作業になります。箇条書きの時もあれば、細胞談義シリーズなど専門分野に関してお話しするときは言い間違えがないようにある程度のセリフを用意することもあります。
一通り書いたら、全体を見返して話したいことが網羅されているかどうか確認し、さらにもう少しだけ、話したい内容をより明確にしたメモを付け加えて行きます。
そしてその台本はそのままnote記事にもなります。これは最近始めましたが、配信内容を簡単に文章に直して、そのままnoteに記事として投稿しています。音声配信もできて、ほとんど労力なく記事も書けると言うことで一石二鳥だなと思っています。
(ただし台本なしでしゃべったものは文字化するのが大変なので、今後は音声入力なども使っていこうと思っています)
配信し、記録する
僕はパソコンを使ったDTM、つまり音楽制作もしているので、基本的にはパソコンにつないだマイクをつかって収録しています。マイクはFIFINEのK669というコンデンサーマイクを使っています。収録はLogicProというソフトを使って、ノイズ除去のためにiZotope社のRXというプラグインも使っています。ただし本業があくまで優先なので、隙間時間に、天気が良ければ外でiPhoneのボイスメモを使って収録したり、実験室で喋る時もあります。
それを音声ファイルとして書き出して、iCloudに保存しています。あとはパソコンかスマホからstand.fmを開いて外部音源取り込みの機能を使ってファイルを参照して配信しています。
そして、今はもうやってないんですけど、配信内容のタイトルとか詳細とURL、再生数とかハートの数とかをExcelで作った専用のシートに記録して行って、自分でアナリティクスを作ったりしていました。
コメントお返事の配信
コメントお返事は基本的に配信でさせていただいております。ただ最近は時間が取れなくてコメントでお返事することもあるんですが、できれば声でお返事したいなと思っています。なぜなら、喋り方のニュアンスで全然違って聞こえるから、ということがあります。ありがとうございますのひと言に限っても、明るい口調でありがとう!なのか、うるうるしたありがとう!なのか、そこは音声配信というプラットフォームらしく音声でお返事したいなと思っています。
コメントを書くのにそもそも時間がかかるということもあります。コメントお返事では完全に台本は用意せず、初見でしゃべった方が楽しいですし容易にかける手間がかからないという、自分にとっては一番楽で負荷が無いという点にこだわっています。
(わざわざお声でお返事なんて!とおっしゃってくださる方がいますが、こっちの方が楽なんです、すみません笑)
やり方は人それぞれあると思いますが、僕はエンジニアのみきさんが作成されたコメントお返事ツールを2020年からずっと使わせていただいております(リンク)。
直近10回の放送まで遡ってコメントを自動で抽出し、リストにしてくれるという優れものです…!(すごい)
このコメントリストをメモ帳アプリにコピペして、それを読みながらお返事しています。みきさんいつもありがとうございます!
ライブ配信
ライブ配信は自分にとって最も気が楽な配信です。緊張しないんですかと聞かれることもあるんですけど、最初のライブは確かに緊張した記憶があります。しかしながら、僕にとってはライブ配信は生活のただの垂れ流しであって、緊張感の無いものです。
なので基本的に時間を決めているわけでもありませんし、ゲリラで自由にやっています。僕は何より本業に集中しないといけないので、スタエフは本業に振り回される形でやらせてもらっています。とはいえ、せっかく来てくださる方には来てよかったと思ってもらえるように、できる限りのことをしているつもりです。
まず、気持ちの落ち込むようなネガティブな話題はあまりしません(もともとあまりしないんですけど笑)。
それから、コメントは自分のできる範囲で丁寧に読むように心がけています。リスナーさん同士のご挨拶は読み上げないこともありますけど、基本的には全てのコメントを読みます。もし読まれなかったら、単に僕が見落としたか、僕のスマホに表示されていない可能性があります(結構な頻度で起きていて、これは本当に申し訳なく思います…)。
(最近あまりやっていませんが)コラボライブは基本的には事前に簡単なテーマなどを連絡しあった上でやっています。自分なりに条件があって、僕がその時に喋りたいと思った相手としかしていませんので、普通にお誘いを断ったり、こっちから図々しくコラボのお願いをしたりしています。その節は皆さんありがとうございます🙇♂️
あとがき -まだ配信をしたことがない方へ-
まだ配信したことないよって方は、ぜひ、あんまり深く考えずにStand.fmを使ってスマホに向かってしゃべってみてください!
自分ではうまく喋れなかったと思っても大丈夫、配信していると慣れて行きますし、きっと興味を持った誰かがそれを聴いてくれます!
その配信を通していろんな出会いや思い出が生まれていきます。ぜひ世界を広げてくださいね!