開業鍼灸師のための『鍼灸学術雑誌エレメンツ』の刊行に向けて

はじめに

学術雑誌というと大袈裟に聞こえますが、鍼灸師は開業後、孤独で完結してしまいます。よりよい治療法やよりよい経営手腕を知る機会が少ないものです。また、それを広げたり発展させるためには勉強会や学会誌投稿という大きなハードルになってしまいます。「開業している鍼灸師に役に立つ」という実学的な視点から情報交換する手段として、この学術雑誌が果たす意義は大きいのではないかと考えています。

刊行に向けて

学術雑誌ではありながら、「開業している鍼灸師に役に立つ」という視点にフォーカスした専門誌を電子書籍ベースではありますが情報の共有を目指して刊行したいと考えております。

また、この投稿には賞レース的な意味合いが込められており、投票や表彰を通じて有益な情報の活発な交流を希望しております。

現在、創刊準備に向けて投稿(論文、レポート等)を募集しています。
当学術雑誌を読むには3つの手段があります。
1つめは実行委員になることです。
2つめは文章を寄稿することです。
3めは完全版が販売されるまで待つことです。
(投票版の完成から半年から1年内を想定)

実行委員は投稿者募集の呼びかけならびに雑誌掲載の適否や査読・修正の依頼を行いPDF刊行のサポートをします。次いで集まった投稿から実行委員内の投票にて奨励賞を選出します。

一般寄稿者はPDF刊行された学術雑誌を読む権利が与えられ、また投票権を有します。投稿者の中から臨床に役立つ投稿に投票し優秀賞を選出します。
(奨励賞ならびに優秀賞には受賞者へガラス表彰盾を寄贈する予定です)

当初は期間を定めず20名以上、ひとり2題までを募集し、掲載にふさわしい体裁が整った場合に刊行します(投票版)。その後、氏名や連絡先掲載の学術雑誌を刊行し配布する(正式版)計画です。

正式版をある程度蓄積したら完全版として販売する予定です。
(刊行しない場合もあります)

投票版は、投稿者を表彰する制度に使用します。
正式版は、著者・投稿者への連絡先を併記しブログやnoteなど知識深化のため交流する手立てとします。
完全版は、次期投稿の募集や見本を兼ね、販売による収益から宣伝費を捻出する目的です。

各部門について

『鍼灸学術雑誌エレメンツ』は開業鍼灸師に役立つことを目的として刊行します。

論考部門(哲学思想・業界への展望・歴史的経緯など)
治療部門(治療法・治療理論・臨床考察など)
経営部門(経営分析手法・開業体験記・インシデントなど)

※各部門はエレメンツにおいて刊行する投稿配分の目安であり、厳密には境界はありません。

投稿までのステップについて

当初は期間を定めず20名以上、ひとり2題までを募集します

投稿を希望する場合は以下のステップに従います
1)表題を実行委員に連絡します
2)『鍼灸学術雑誌エレメンツ』に掲載する投稿の修正の場合があります
3)執筆依頼を受け取ったのち、投稿規定に従い執筆します
4)投稿文をメールし、実行委員が査読します
5)修正がなければ投稿は正常に受理されます
6)表題の連絡が規定数に達した時点で、〆切日時を設定します。それまでに申し込まれたものは〆切に間に合えば今号としてPDF刊行されます。
7)投稿者に投票版のPFDが配布(もしくはダウンロード先の提示)されます
8)ある程度の期間の後、投票〆切をもって優秀賞を決定します。
9)オンライン上で発表、表彰となります。

なおステータスは常にnote(この投稿)に公開します。状況確認はこちらでお確かめください。

投稿規定について

投稿に関しては開業の有無を問わず鍼灸師または鍼灸学生が投稿することができます。
著作権に関しては投稿者(著者)は最終原稿が投稿された時点から鍼灸学術雑誌エレメンツに帰属します 。他の著作物からの引用、転載にあたっては著作権上の問題が生じないように十分注意を払うようにします。


<ガイドライン>
文字数は5000文字から1万文字を想定しています。
文章は常体(だ・である調)で統一します。
投稿内容はすべての読者が理解できるよう難解な表現、専門用語は避ける、または詳細な説明を心がけます。

ステータス

◆現在、実行委員を募集しております
中島基嘉 氏(Twitter

◆現在、投稿を募集しております
次回、鍼灸学術雑誌エレメンツに集録予定の投稿は以下です

<論考部門>
「開業鍼灸師は鍼灸受療率とどう向き合うか」
<治療部門>
「奇経によるものもらい(麦粒腫)の処置」
<経営部門>
「セールスの三段階を活かす方法」

(投稿者の氏名・連絡先は投票終了後に正式版ならびに完全版で公開になる予定です)


以下のような投稿をお待ちしております

・開業鍼灸師にとって有用と思われる情報、私見。
・治療法として有用と思われる情報、私見。
・インシデントまたはアクシデント
・臨床に役立つ文献や考察
・経営や広告に関する実在データの共有など

現在、受付しました表題は以下です。


更新履歴

2021/03/17 実行委員追記
2021/03/16 note公開・募集開始

連絡先

鍼灸師 松本コウイチ Twitter DMをお送りください
You Tube アンサー計画 へのコメントをお書きください
noteからでもご連絡いただけます こちらを参照

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?