僕とナザール

このページを見ている人は、きっと僕と状況が似ている人だと思います。点鼻薬ナザールをプシュッとすると、鼻詰まりが解消し、鼻がすっきり。しかし、時間がたつうちに、鼻が詰まり出し、またプシュッ。そのエンドレスループ。

僕は、幼少期から鼻づまりに悩まされ、中学生くらいから、点鼻薬ナザールの依存症の状態が続いてきました。かれこれ、ナザールの使用歴は20年近く。最近では、だいたい1時間に1回くらいプシュッとしていました。美容室で髪を切る時、マッサージを受ける時など、身動きがとれなくなる前には、必ず点鼻薬を使っていました。

ナザールを職場に忘れると、鼻づまりへの恐怖から、すぐにドラッグストアへ。自宅と職場で、2~3本、常にナザールを常備している状態でした。

このままでまずい・・・と思い続けて、かれこれ20年近く。学生時代は、勉強に集中するため必要と言い聞かせ、社会人になってからも、仕事に集中するために必要だと言い聞かせる日々。

しかし、20年も使っていると、だんだん効き目が低下していきます。最初は、プシュッとしてから、数時間は鼻が通っていたにも関わらず、最近では、1時間ほどで効き目が切れるように。。。

意を決して、耳鼻科へ相談すると、長年の点鼻薬の使用で、粘膜が分厚くなっていました。それに加えて発覚したのは、そもそもの鼻づまりの原因。鼻中隔湾曲症という、鼻の骨がS字に曲がっていることによるものでした。

解決方法は・・・もう手術しかない!!!

ということで、鼻中隔湾曲症の手術を受けてきました。手術前には、様々な方の体験記をむさぼり読んで、大変参考になったので、自分の体験も、記録として残したいと思います。ご参考になれば、幸いです。

それにしても、、、こんな中毒性の高い点鼻薬を、このまま市販薬として放置しておいていいのでしょうか。職場でもちらほら、ナザールを使っている人を見かけます。けっこう依存症の人、多いのかもしれませんね。

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