気になる週足(8/26確定)
【EURUSD】
◆ファンダメンタルズ
ジャクソンホールでのパウエル議長講演がタカと受け止められドル高、株安。ドルは強さを維持。一方、ユーロも9月ECBでの0.75%利上げを示唆するヘッドラインにより一時ユーロ高。ドル、ユーロとも買われそうな地合いにあり触りにくい印象。
ただエネルギー問題を抱えるユーロにあって今回の0.75%利上げ(示唆)は急激に景気を冷え込ませる可能性もあり、引き続きユーロ売り目線は継続
◆テクニカル
そんなファンダ背景を踏まえテクニカル。
「月足」8/26時点で7月足の下ヒゲを包む陰線でスラスト形成。このまま確定するようなら引き続きユーロ売り目線の根拠としやすい。
「週足」パリティを挟んで上下にヒゲをつけた陰線で確定。上記のファンダ要素(上下ヒゲ)と陰線(いうてもドル>ユーロ)を反映した足とも取れる。
◆来週のトレードポイント
ドル、ユーロともファンダ的に買われそうな地合いから拮抗しそうで触りにくい印象(ドル>ユーロの方向感に変わりはないものの)。
一方でユーロ×ドル以外の通貨ペアはユーロ買い方向で検討の余地はあるか。EURNZD、EURCHFなどは週足が下ヒゲピンバーで確定。監視してもいいかも。
【EURJPY】
◆テクニカル
「週足」安値切り上げの下ヒゲピンバーが出そろってきていて上げたそう。ホップステップジャンプで3つ目の山を作りにいくかどうか
【USDJPY】
◆テクニカル
「週足」先週足から考えると思ったほど伸びず。エントリーを考えるのは140円前後の攻防が決してからでも遅くなさそう。短期では138円台の攻防ののちに検討の余地ありかな。
【EURGBP】
◆テクニカル
「週足」週足レベルでも上下にヒゲの多い通貨ペアで触りにくい。「下げ三法」の形から素直に下となるか or 否定してくるかで方向感を判断。
◆ファンダメンタルズ
8/30 ドイツCPI、8/31 ユーロHCPI、9/8 ECB、9/15 BOEと指標が目白押しで振り回されそう。
【GOLD】
◆テクニカル
「週足」実体の小さい陰線で確定。戻り売り目線には変わりなし。時間足レベルで一旦上げてからか、そのままか、いずれにしても1700を目指して下降していくイメージ。1700を割ると7/21以降の上昇の起点1680付近も視野。
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