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はちとごのみんなへ

3/1の夜、あのときのなんとも言えない心持ちはよくおぼえていて。

いつぶりだったかのはやぶさが迎えにきてくれるまでもドギマギしていたし、
微妙に面識のある住民がいるんだよなという気まずさと、
そもそも大学生と一緒に住むなんてできるのだろうかとキリがない不安があれこれと浮かんでくるのをなんとか飲み込んではやぶさの車に乗り込んだ。

このときはまさかはやぶさをお母さんと呼ぶ日が来るなんて思っていなくて。
いつぞや夜中に筑波山まで乗せてくれた日のことを思い出していた。


このノリで書き続けようと思えば書き続けられるんだけど、中編小説になってしまいそうなのでこの辺りで。


まっきーくん
里見係!賢くて面白くて礼儀正しくて、ついでにイケメン。君の未来がとても楽しみです。
見たもの、感じたもの、考えたことを次にあったときに教えてもらいたい。
もっとごはん食べてもらいたかったのが心残りなので、まっきーくんにあわせてはちとごごはんの日を開催したいと思います。

ゆうきくん
わざとなのか無自覚なのか、場を和ませてくれるおかげで引っ越したての私の緊張が解れたと思います。
ゆっくり話してくれる、ジェスチャーつけてくれる、私に最大限配慮したコミュニケーションをありがとう。
人と話すのに引け目を感じてしまう私が、ゆうきくんと話すときは自由に会話ができています。それが本当に、心から嬉しい。

なおくん
あんなにかわいかったのに、と何度も言ってごめんなさい笑 すっかり大人びたようで人への誠実さとやさしさはきっと変わってないのよね。いつもコーヒーありがとう。真剣に淹れてくれるドリップコーヒーほどおいしいものはないです。これからも水戸と、あとゆうきくんをよろしくお願いします。

ひかるくん
いつも一緒に買い物に行ってくれてありがとう。ライスペーパーのおつかいもたすかりました。ひかるくんのほどよいやわらかさと距離感とクールさが心地よかったです。
会社員の愚痴やお悩みはいつでもどうぞ。そのうち東京で飲みに行こうか。

えりかちゃん
実は私。いわゆる妹キャラの女の子は苦手です。えりかちゃんは心からかわいいと思うのでふしぎ。
えりかちゃんの「食べたいです」が聞きたいばかりにごはんをつくっていました。実は祥子ちゃんとふたりで日立にきてくれたおかげで、実家と仲直りできました。

わたんべ
私にいちばん付き合ってくれたのはたぶんわたんべだよ。社会人のくせに在宅でうろうろしてる私とたくさん遊んでくれてありがとう! 
原神もDIYも買い物も楽しかったなぁ。 長野もDIYするものたくさんあるから夏休みとか長く泊まりにきてくれてもいいんだよ、待ってます。


おかあさん
嘘、はやぶさ。愛情が深すぎてその深さのあまりにあなた自身が戻れなくなるほど削られてしまうのではと気が気じゃないよ。とりあえずしばらくお布施はするけども身体と心大事にしてな。
あの日。なにも聞かずにきていいよ、と即答してくれてありがとう。全てはあなたのおかげです。

こんなに明るい気持ちでいまここにいるのは、はちとごのみんながいてくれたから。
あのままだったら、新婚時代の思い出がたくさんある水戸からは足が遠のいてしまったかもしれない。
おかげさまで、水戸に新しいご縁ができて、水戸に帰ってくる楽しみができました。

きっと水戸にはこれから何度も来るのだけれど、東京にいても長野にいてもみんなのことをふとしたときに思い出します。
私が私らしくいていいよ、と教えてくれたみんなとの2ヶ月間は私の人生でも特別な時間でした。


困ったときも、何もないときでも、いつでも私は味方になるから。覚えていてね。きっと助けになります。

ゆい



(コミュニティについて)

私が直接つながった人はもちろんだけど、私には見えない、これまでのはちとごにかかわってくれたたくさんの人の色が見える。
はちとごは色とりどりで私の目には、文字通り虹色に見える。
やはりコミュニティの色は関わってきてくれた人の分だけ織られてうまれるのかもしれない。


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