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3ヶ月

えいや、と半ば勢いで越してきた辰野町にやってきて3ヶ月。

最初の1ヶ月は、
え、まだ1ヶ月なんだ。。。と言っていたのに気がついたら2ヶ月目が終わっていて3ヶ月目も10日すぎていた。

相変わらず毎月2回は高速バスで3時間以上かけて東京に通ってるし、(新幹線で大阪からの方が速いのはショックだった)
はちとごの月5日住人もまだまだ継続するつもりでいる。

移動してる時間が自分の生活の一定割合を占めている方がなんとなく安定することがわかってきた。

時間の感じ方が相対的だと思うことに慣れてくるのも30代な気がしている。


ちょうど1年前は、次の仕事が決まっていて、でも前職のことが気になって有休消化しながらギリギリまで残っていた。
こういうのも全部自己満足でしかない、ということをわかってやれるようになってきた。

自己満足だと思って行動すると、すでに一人満足してる人がいるのでその時点で儲けものである。いいね、自己満足。みんなどんどんやっていこう。


離婚して3ヶ月目で。
やっぱり誰かと共有していることは自分の中ではとても大きくて。

離婚してから、とても身軽になった。
(元々、本当に結婚してるのか?と思われていた気はするけど)

自分のやるか?やらないか?だけで返事ができるのでやるしかないのだ。


でも、じゃあ、結婚していたあの頃がただの重たい荷物だったかといえばそんなことはなくて。

背中にちゃんとあたたかさを、呼吸を感じながら背負っていた。
それが心地よかったし、安心して歩いていいんだなといつも感じていた。それこそ息するように。

重たくて、あったかい荷物を一度おろしてみて。
足どりは軽くなった。
今はめいっぱいジャンプしてる。

すごい、軽い!わーい!

こんなのは今だけ。真新しいだけの感情はすぐに飽きる。


そもそも。
毎年憂鬱だった夏の季節を快適に過ごせることに舞い上がってるだけかもしれない。
どうやら人よりいくらか暑さに弱い体質で、東京にいると通勤するだけで熱中症気味で具合が悪くなっていた。夏嫌い。

それが信州に来てからは、毎日最高ハッピー!
小学生の頃、茨城の夏もこんなもんだった気がする。これなら夏は楽しいよ。


つまり最近すごく色々順調な気はするのだけれど、
この勢いが続くものでもないので夏の終わりが見えてきた9月。

気温とともに冷静になった自分がどうなってるのかが楽しみなような怖いような。
それまでに今やってることが見えるようになってるといいな。


とにかく今は、2018年からずっと待たせていたこのまちが私を受け入れてくれるのがただひたすらに嬉しい。
それだけ覚えておこうと思う。


ジャンプしてるどころか地面としっかり向き合ってる写真と共に。


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