恋と深空 今までの考察ざっくりまとめ
2024/6/11追記
こちらの記事は2024/3/10時点の考察であり、4~6月に実装された『深層』および3人の新伝説/ホムラ『忘却の海』・セイヤ『来たる夜明け』・レイ『人知れぬ沫雪』等の内容は反映されていません。
その為、既に考察に大幅な齟齬が生じていますが、当方の脳内履歴用のため一度投稿した記事の加筆修正は行っておらず、今後も行う予定はありません。
考察記事は「ブラッシュアップ」とタイトルをつけて新たに記事を書いていきますので、興味をもってくださった方はそちらもお付き合いいただけますと幸いです。
はじめに
2024/3/10現在、当方はセイヤの「胸高鳴る変奏曲」と3人の「朗らかシリーズ」以外のカードを所持・読了しています。
大前提として読破済みの思考となっております。
また、こちらの記事は今までの考察まとめとなりますので、8章までのメインストーリー・全キャラの伝説・全カード・公式PVや公式SNSを含めて、あらゆる角度からのネタバレが容赦なく飛び交います。
とにかくネタバレを回避したい方はこちらの記事を読まないようご注意下さい。
当方はSFものとしてゲームを楽しんでいる部分が大きい為、考察もかなりSF寄りとなります。
神話や宗教には詳しくない為、そちら方面からの考察はしていません。
また、残念な事に日本語しかわからない為、翻訳されたニュアンスでしか本作を楽しめていません。
また、こちらは当方の思考・感情の吐き出し場であって、「誰かにわかりやすく解説しよう」という意図はありません。あくまでも、「これはこういう意味じゃないかなあ!?」「恋と深空面白すぎ!!」「宇宙めっちゃ最高!!」という気持ちでこのブログを書いています。
恋と深空についてイチユーザーがただめちゃくちゃに盛り上がっているだけの場所となります。
読み返す度に自分の中でも意見は変わっていっていますし、追加されていくストーリーによって当方の考えている事が否定されることも、また、既に的外れな事を考え続け続けている事も自覚済みです。
解釈違いで卒倒してしまう人もいそうだなと思いますので、本当に何でも大丈夫という方のみ、オタクの早口にお付き合いいただけたらなと思います。
こちらの記事に含まれるネタバレ内容
・メインストーリー8章分
・セイヤ伝説9話分
・レイ伝説9話分
・ホムラ伝説9話分
・各キャラの秘話全て
・全キャラの全カード内容
・公式PV
・公式Twitter
※※※とにかく全部です。ネタバレに関して一切配慮いたしません※※※
諸注意
何度も言いますがこの記事は99%が当方の妄想によって記述されていますので、こういう線もあるか~という軽いノリで読んでください。正しい設定は0.1%も無いかもしれません。
ここから先のまとめは、あくまでも当方が考えた道筋と解釈であって、公式の考えているストーリーとは異なります。
今考えている事をドッと吐き出してまとめておこうという記事です。
この記事内では、どのカード・どのストーリーから考察した等の根拠は一切抜きでどんどん記述していきますので、そう考えた根拠どこ???と思う方にはおすすめ出来ません。
全部どぎつい妄想なので、なんでもOK!解釈違いがあっても石投げない!って方だけお付き合いいただければと思います。
全部妄想です。
恋と深空の世界観について
当方は恋と深空を「一つの世界が展開している一本道の物語」と考えています。
それぞれのエピソードは今のところパラレルワールドではなく、過去・未来・現在のものとして繋がりを持っている、という考えです。
ですので、大きな時間の流れとして、「地球(メインストーリー)」⇒「フィロス(伝説)」というスタンスは崩さず考察をしていきます。
各キャラ考察ざっくりまとめ
【主人公】地球生まれ 海神の力のおかげで死と再生を繰り返す存在
普通の人間として地球に生まれた。海神と惹かれ合い、恋人になったのが物語の始まり。主人公の知らないところで海神の力を渡されており、心臓に宿ったコアを元に死と再生を繰り返す生命体となった。この心臓は後にロールバック隊によってエーテルコアと名付けられる。輪廻転生の際に記憶の継承がなされない為に、再誕の度に新しい人生を歩んでいる。
メインストーリー軸の主人公は裂空災変の起こるちょっと前位に7~8歳の姿で誕生。ロールバック隊とスエ達地球の研究員により心臓を研究の道具にされる。その際、エーテルコアの力を散逸させられてしまう。奪われた分のエーテルコアは暗点やEVERグループによって研究・コア改造に利用され、彼らは後に人工星核を生み出す事となる。この人工星核はエーテルコアありきの設計の為、主人公の中にあるエーテルコアは永遠に狙われる運命となる。
スエ達の実験の方は主人公の命が危険と判断され中止となり、その力を隠し見守る為にスエは主人公を引き取る事となる。研究施設を出て一般人として暮らしていくにあたり、スエは主人公の生年月日を決め、引き取った際の年齢を7歳とした。主人公の心臓は、まずスエの古い知人であるファン院長に経過を見ていってもらう事となる。そしてこれもまたスエの古い友人家族の子供であるレイとは、8歳の時に出会う(主人公は忘れていたが、ここで出会う前に一度病院で遭遇している)。
エーテルコアの力が不十分では輪廻転生がうまくいかない為、レイが主人公の心臓に何らかのコアを移植する。これはエーテルコアを戻す作業かもしれないし、レイが手に入れた別のコア(蘇生のコアの欠片)を入れられた可能性もある。
地球滅亡⇒フィロス星へと舞台が移っても普通に輪廻転生している。
フィロス星で1度目の転生を迎えた際、セイヤと出会ってセイヤに恋をした。コア介入症(この時既に蘇生のコアか人工星核のいずれかに共鳴してエネルギーを吸われている状態と思われる)を患っており短命で、学生時代にロストする事となる。
幾ばくかの時を経て転生し、フィロス星の王子へとその地位を上げたセイヤと再び出会い、セイヤが王となった時に仕える騎士となる事を使命付けられた。しかし、セイヤが失踪からのフィロス星を旅立つ事となった為、フィロス星を守るために意を決して女王に即位した。しかし結局その後王室によって人工星核の無限の餌にされる事になる。暗闇×無重力の恐ろしい空間で、とてつもなく長い間孤独に過ごしていく事となる。女王自らが星の命を救った事で、女王亡き後の王室は、代々その女王の栄光のうま味を啜っていくこととなる。
三万年以上そうやって死と再生を繰り返した後、伝説ホムラと出会った事でそのサイクルが断ち切られる。自分が輪廻転生を繰り返す事になった瞬間の事(海神に力を与えられた時の事)を思い出すが、伝説ホムラに因果を書き換えられて記憶を奪われる。しかし愛の力はミラクルを起こせる為、ホムラの事を再び思い出す事が出来た主人公は、伝説ホムラと旅をする事となる。
2人の旅の終わりに、伝説ホムラが主人公の代わりに人工星核と眠った事で、フィロス星のエネルギーが安定。ワンダラーのいない世界+主人公がフィロス星の犠牲とならなくて済む世界が完成する=レイ伝説世界へと移行。
この後の時代はレイと輪廻を繰り返す事となっていく。
レイが蘇生のコアを持っている為に、蘇生のコアと共鳴する事によって毎回氷裂症を患ってロストする事となる。人工星核に命を奪われるループから抜け出したと思ったら、次は蘇生のコアから命を奪われるループが始まったわけである。しかしこの作業は蘇生のコアを強化する為のものであり、自分の命と引き換えに蘇生のコアにエネルギーを貯めるループであった。最終的にレイにエネルギー潤沢な蘇生のコアを与えられ、この後フィロス星が滅んだ時にたった一人生き残れる生命体と成った。また、この時五次元にアクセスする力も手に入れた為、各時空の自分が別時空の自分の夢(現実)を見るようになる。
この後滅ぶ事となるフィロス星で、たった一人セイヤの帰りを待つ事となる。そんなん辛すぎてヤバい。が、主人公は自分の運命を見られるようになったはずなので、己の全ての過去も知り、また未来でフィロス星が滅んだ後にセイヤが迎えに来てくれる事がわかったはず。その日が来る事を支えにしていくのでしょう…
あと、五次元アクセス出来るので、会いたいと思えば大事な記憶を追体験出来るはずです。愛しい時間に触れながら過ごす事でしょう。
【セイヤ】フィロス生まれ フィロス人の為永生
フィロス星で主人公と出会い、恋をしてしまった。主人公と共に生きていく為に時空さえ飛び越えて奔走する事となる。
おそらくフィロスの王室は人工星核を作った組織絡みであり、フィロス星が誕生した際はまだ覇権争いの渦中にあった。セイヤは主人公と初めて出会った時はまだ内情を知らず、主人公が地球からフィロス星へと活動の場を移動しても輪廻転生する生物であるかを確かめる為に、主人公の監視役として彼女の通う学校へと送り込まれた。主人公の死を見届ける為に。しかし、主人公と打ち解けていくにつれて彼女に恋をし、主人公を失いたくなくなってしまったセイヤは、組織と揉めて首輪をつけられる事となる。この時から、セイヤは主人公絶対見つけるマンとなる。おそらくこの首輪にはコア感知やコア判定等の機能が搭載されている。
そのおかげで幾ばくかの時が経ち、フィロス星が王政へと移行した後に無事に転生してきた主人公を見つけ出し手元に置く事に成功する。しかし自分は王子となった為、相変わらず自由の利かない生活を強いられている。
王位継承の為の儀式の一つである、授剣式にて星降の森へ入り、ある凶悪なワンダラーを討伐し無事に光の剣を授かる。しかしそのワンダラーはセイヤの母の変わり果てた姿であった。王である父はその事実を知りながらセイヤに討伐を命じたのである。そもそも、母をワンダラーにしたのは父なのだ。星降りの森にある人工星核はそのエネルギーを既に使い果たしており、エネルギー不足を補う為に王室はフィロス人を星核へ送り込んでいた。そこでワンダラー化したフィロス人を、騎士団は討伐していたのである。その事が許せず、セイヤは王室を避けるようになる。
父の余命がわずかとなり、自分が王になるという直前に、フィロス星の全ての真実を知る。王室は輪廻転生を繰り返す主人公を星核の餌として送り込もうと画策していたのである。王になったら主人公を人工星核の餌にしなければならない為失踪し、フィロスも主人公も救う為の別の道を探る事となる。
200年失踪したが、結局解決方法を見つけられなかった。フィロス星を今から救う事は出来ない為、時空航行をして過去の地球で問題を解決しようと考える。主人公を犠牲にせず、人工星核をエネルギーで満たせるようなコアを生み出すのが目標。または、初めから完璧な人工星核を生み出す事が目標。
その為にロールバック号に乗り込み地球を目指すが、ワープポイントにミスがあり目標の時空座標に到達出来ず、ロールバック号は壊れて身動きが取れなくなってしまった。ロールバック隊は目的の違いから内部分裂を起こしており、セイヤは一部の仲間から命を狙われる事となる。
2034年、裂空災変時に主人公を助け、主人公の心臓からエーテルコアを借りる。ハンターとしてワンダラーを倒す一方、暗点がコア改造するのを監視する。
地球人には、人工星核を生み出して貰う事(地球がフィロス星へと移行する為に必要)と、エーテルコアと同等のエネルギーを保有する凄いコアを生み出して貰う(人工星核がエネルギー不足に陥るのを犠牲無くして防ぐ為)必要がある。そのコアが完成し、主人公の心臓にエーテルコアが戻りメインストーリー軸の主人公がロストするのを見守ってから再びフィロス星へと戻るつもりでいる。
未来へ戻る為には、壊れたロールバック号とは別の宇宙船が必要な為、ロールバックⅡ号を呼んだが、ロールバックⅡ号はブラックホールに墜落してしまいメインストーリー時点で未来へ戻る方法が無い。
この後色々あって、結局メインストーリー時点であいている深空トンネルを通って未来へ時空航行する事となる。深空トンネルを抜けた先の時間軸は121億年後である。
滅んだフィロス星でたった一人の生命体となった主人公を回収して、ウルル星へ行き、2人は新しい宇宙で生きていく生命体となる。アダムとイヴの誕生である。
【ホムラ(海神)】地球生まれ 死と再生を繰り返す神
おそらく人類が誕生するよりもはるか昔に地球上に誕生したリモリア人。その頂点に君臨するのが海神であるホムラです。リモリア人は長命の生物であり、その血を取り入れた人間は死の間際にあっても延命が可能。
海神は人間の女性(主人公)に恋をして、2人は結ばれます。愛していたから海神の心(不死の力)を彼女に与えました。それにより、主人公は死と再生を繰り返す生命体になりました。海神は”人間”である主人公が好き(ありのままの彼女が好き)で、彼女と共に人間になって色んな事をしたいと思うようになり、結果人間になり一度ロストします。力を主人公に渡した為か、海神も死と再生を繰り返す存在となりました。生命としての周波数は同じですが、記憶の継承はないようです。主人公と同じです。
海神が人間に力を与えた事も、人間の為に死んでしまった事もリモリア人は許せません。人間にかどわかされたのだと憤慨したリモリア人は、主人公に憎悪の感情を寄せるようになります。主人公と恋仲になった海神の次の代からは、主人公の心臓にある海神の力をえぐり出して取り戻さないと、海は枯れる!という過激な予言を行うようになっていきます。
しかし、海神は生まれ変わっても主人公に恋をする運命です。主人公が海神にとって魂の伴侶だからです。二人とも同じ周波数(魂)で生まれ変わるわけですから、惹かれてしまうのは運命付けられています。しかし、海神は主人公から心臓をえぐり出さなければなりませんから、毎回心が引き裂かれるような思いでしょう。好きにはなりたくない、命を奪わなければならない相手だから。でも、愛という感情はコントロールできるものではありませんからね…
その上更に悲劇がおこり、メインストーリー軸のホムラ幼少期に人間によってリモリア人虐殺が行われ、リモリアが滅びます。かつて存在していた神の威光は失われ、リモリア人は人間から狩られる立場になりました。その為、生き残ったリモリア人はホムラを筆頭に陸へと上がって身を潜め、人間に復讐していく事・リモリアを取り戻す事を使命として生きていく事となりました。
2034年、裂空災変が起きた事(+ロールバック隊のせい)によって主人公の中に膨大なエネルギーがある事が明るみになり、主人公の中にある海神の心臓は人間にいじくられていく事になりました。めちゃくちゃ怒りがわきますね。海神の心臓を全て取り戻さなければならないし、それは主人公自らが望んで差し出さなければならないし、等色々な条件がある為、主人公を守りつつ散逸した力を取り戻す事に奔走する事となります。その過程でやはり主人公を愛していってしまう事となります。
結局幾ばくの時を経ても、愛した人から心臓をえぐり出す事が出来ないまま、海神はその生を終える事となります。フィロス星では海は干上がり、その上人類は海の復活を望んでいません。海神を信仰する人間などもういないのです。信仰を失った「神」はその存在を終えるしかありません。
海神が復活する最後のチャンスが訪れましたが、ホムラは己の中に芽生えた主人公への愛を大事にする事に決め、何万年も続いて来た海神と主人公の因果を断ち切りました。海神の力を主人公から取り戻す事を諦め、これにより海神は復活できなくなりました。しかし、記憶も絆も失ったのに主人公はホムラの元へ戻ってきました。愛のミラクルパワーです。愛の力をなめるな。ホムラはその命を終えるまでの最後の時間を、主人公と共に旅をしていきます。
そして、最後は主人公がもう二度と人工星核の餌にならなくて済むように、彼女が自分の為だけに生きていける世界になるように自らが人工星核の餌になったものと思われます。愛のスケールが最初から最後まででかすぎる。
【レイ】地球生まれ
レイは未来のフィロス星でアスタから時空を超える力を与えられた事によって、過去に向かって運命が捻じ曲げられていきます。主人公を愛する者の一人だった事・聡明だった事で、アスタからメッセンジャーとして選ばれてしまいました。その為レイの人生は、遠い未来で「蘇生のコア」を主人公に渡す事へ向かって進んでいく事となります。
主人公と出会う前、12歳になるタイミングでEvol暴走を起こし、大切な人をロストさせかけます。そしてその夜、初めて未来の自分とリンクします。自分が大勢の人間の命を奪う夢を繰り返し見るようになっていきます。これは未来で五次元アクセス出来る力を持った影響により、眠った状態で意識が勝手に五次元空間へ行ってしまう状態と思われます。つまり、未来で起きる出来事を過去の段階で体験している状態です。自分のEvol暴走を止める為、また人間がワンダラー化してしまう事を食い止める(夢で見てわかっている)為、Evol研究に邁進していく。心臓を専門としたのは、ワンダラーのコアが心臓であることがわかっているからと思われる。
裂空災変後の飽和状態の病院で、泣いている女の子(主人公)のシャリシャリさんに処置をほどこしてあげる。「甘いものを食べれば、嫌な気持ちが消える」と言われた事で、無意識に甘いものが好きになる。その後、この女の子とはスエを通して再会する事となるが、その数カ月後には大学進学の為主人公と離別する事となる(飛び級により14~15歳で大学進学を果たす)。
8年というスピードで卒業(博士前期課程・後期課程・臨床研究を通常の半分の時間で完了させる)し、卒業してすぐ長恒山で起きた大規模災害の救護活動に駆り出される。どうしても人助けがしたい一心で、自ら超絶危険な磁場の核へ向かう特殊部隊に志願する。磁場の核を壊してほっとした瞬間、目の前で先輩のワンダラー化が始まってしまう。救う事が出来ず、彼にとどめを刺す事となった。その後も定期的に長恒山へ通い、誰も磁場の核に近寄れないように氷で封印している。また、ファン医師とワンダラー化を防ぐ研究をしている様子。
その後医学界で功績を上げていく。2048年、Akso病院心臓外科センターの副統括に就任し、主人公の主治医として再び彼女と再会を果たす。
アスタの道具となるタイミングと蘇生のコアを手に入れるタイミングはおそらく別であり、蘇生のコアを手に入れるのは長恒山だと思われます。現代地球の段階で、レイは主人公と同じように死と再生を繰り返す生命体となるものと思われますので、長恒山にある磁場の核がレイの手元に渡る可能性が高いかなと。しかし磁場の核は人工星核と性質が同じな為、レイは他者の命を奪う存在(まさに死神…)となってしまいます。現代ではその欠片・または散逸した分のエーテルコアを主人公の心臓へ戻す移植手術を行います。
地球の段階ではアスタの力はまだ与えられていない為、預言の力は持っていません。ただし、未来のレイの力のせいで逆夢を見たりしています。夢と言うよりは、個体の周波数が同じせいで記憶が混濁するのでしょう。レイのEvolが暴走するのも、未来からの干渉を受けているせいだと思われます。レイが未来を見てしまう事で、己の行動を変えようとし、歴史から逸脱しようとした時に作動する呪いのようなものです。めっちゃかわいそう…
メインストーリー軸から数百年を経た時空では、医療は普通の人間には受けられない代物となっており、レイは破滅でしか人を救えない状態に陥っている。夢に見る主人公だけが救い…
地球崩壊の時が来てフィロス星へと時代が変わり、果てしない時を経て一度フィロス星に再び氷河期がきます。その時文明と人類の殆どは滅びます。そして再び世界に目覚めの時がきます。
レイと主人公はこの氷河期をも乗り越える魂を持っていますから、世界が眠りにつく前の段階でレイが「永久の預言者」になった可能性もあると思っています。イバラの塔が目覚めてから、貪欲な蟻が眠りにつくからです。前か後かわかりませんが、とにかくレイはとんでもなく長い間主人公をイバラの塔で待つ存在となります。「私と出会うな」と願いながら。
レイは主人公の命を奪ってしまう存在であり、主人公はレイと出会う度に氷裂症を患うようになります。その症状を治せるのが預言者の杖にはめられたコアである事を、夢を通して知っているレイは、そのコアに「蘇生のコア」と名をつけます。(この辺は預言者になる前です。)
出会って欲しくないという願いもむなしく、未来は予定通り訪れます。目覚めた主人公は生まれ変わる度に蘇生のコアからエネルギーを奪われる事となり、幾度となくそれが繰り返されるようになります。蘇生のコアが十分なエネルギーで満たされるまで、そのループを止める訳にはいかない為、レイは主人公との大事な記憶を都度アスタに奪れます。
最終的には歴史に導に沿うようにして、主人公のエーテルコアエネルギーを集めまくった「蘇生のコア」を主人公に渡し、自身の役目を終えます。
【アスタ】 最高神とあがめられているが… ※ここの項目は一番妄想強め注意※
ブラックホールに墜落したロールバックⅡ号の乗組員。ブラックホールの特異点で空間・時間・重力を操れる存在になった。五次元空間にいる為三次元の人間には認識出来ない。レイ伝説においては人々から「神」と呼ばれる。
人類が進化の末にいつか多次元(手の届かない深空の果て)に到達し、自分達を見つけてくれる事が望み。おそらくその未来は既に存在しており、そこへ到達して貰う為に「正しい歴史」を人類に歩ませようとしている。アスタがそうする事すらも決められている歴史であり、アスタが歴史を動かしているというよりは、アスタも歴史に動かされている存在。そういった意味では、アスタは”悪”の存在ではありません。レイに対する態度を見ていると、何してくれてんねんと思いますが。
主人公を新たな宇宙のイヴとし、セイヤをアダムに選んだ。選んだというより、それが運命だった。
自分達は三次元に干渉できない為、メッセンジャーとしてレイを選んだ。レイは主人公の為の生命維持装置であり、最終的に主人公の為の「蘇生のコア」を強化する為に存在する事となる。
2034年、「エーテルコアを持つ主人公の再誕」「ワンダラー討伐が出来る&エーテルコアを発展させられるセイヤ」「主人公の心臓をいじれるレイ」「主人公の心臓を完璧な状態に戻す事に尽力するはずのホムラ」が揃った最高のタイミングで臨空市上空に深空トンネルを作ってワンダラーを送り込んだ。地球が滅ぶ前に地球という惑星をフィロス星へと移行させる為である。ワンダラーのコアなくして、人類は次のステップに歩みを進められない。その為にエーテルコアを利用する事、エーテルコアを持つ主人公を守る事はアスタとしても同時に行わなければならない。また、ロールバックⅡ号に乗っている自分達をブラックホールに墜落させる必要もあった為、全てがドンピシャなタイミングだったわけです。
深空トンネルをフィロス星系が滅んだ時空に繋げたのは、ウルル星(または別の惑星)が生存に適した環境に整った時空だったからである。新たな宇宙で人類が循環していくのである。
その他考察のざっくりまとめ
【地球】 寿命が尽きて滅ぶ
メインストーリーの段階で46億歳。
2034年に裂空災変が起きてワンダラーが闊歩する世界になった。
災変から数百年経過する頃には、ワンダラーが人類より上位存在になっており、人間はバーチャル世界に依存し始める。外を出歩く人間は殆どおらず、人間は窓の無い建物や地下で暮らす事となる。生活をロボットに頼っている。また、人間がワンダラー化していっている。これはフィロス星へと移行する為の布石であると思われる。生き残る予定の上層部を除いて殆どの人類は人工星核のエネルギーになる予定。
さらに幾ばくかの時を経て地核がエネルギーを使い果たして消失。地核を失い、地球は中心の空洞を埋めるように圧縮を始め、地層がえらい事になり地面がバラバラになり始める。ついでに磁場や大気もめちゃくちゃになり始める。地球崩壊の時です。
その地核のあった場所に「人工星核」を埋め込み、人類は滅亡を免れる事となる。地核の代わりになるすっごく強い磁石を埋め込んで、地球の内側から地面を引っ張る事でバラバラになる事を防いだイメージ。
地球の寿命はおおよそ50億年程と言われているので、メインストーリーの段階で46億歳だから、まあ地核が消失するというのは妥当な感じで、普通に惑星が寿命を迎える感じもあると思います。その前に人類がめちゃくちゃにしちゃったんだろうけど。
【フィロス星】 地球をリサイクル利用した人口惑星
↑で地核を「人工星核」に変えた事によりその名を「フィロス星」と変えた。地球は惑星として一度寿命を迎えた為、リサイクルはしたけど新しく名前をつけるのは自然な気がします。
地球崩壊により、文明および人口の殆どが失われたはず。それ以前にほぼワンダラーの世界になっていた為、その時点で人口はかなり減っていたものと思われる。また、人が暮らしていけるような陸地も殆ど失われた。一度地面がバラバラになったせいで砂埃が多い。
「人工星核」がエーテルコアを元に生み出された関係でフィロス星の人間は永生を手に入れているが、人工星核は不完全なものであり、エネルギー不足に陥る事となる。エネルギー不足はフィロス人の生命エネルギーで賄われる事となり、人間は人間の命を喰いながら生きながらえるという業の深い状態となる。後にフィロス星の女王となった主人公が星核の無限ループご飯として与えられ、何万年もの間エネルギー安定供給状態となる。この時点でワンダラーはいなくなったかもしれない。
フィロス星誕生から3万年以上経過した時点で、砂の星と化している。海は三万年前に干上がった。元々砂埃が多い星の為、砂埃が大気を覆って太陽光が届かなかったり雨が降らなかったりして水が循環しない星になっていったに違いない。異常気象により星の殆どが砂漠化する。元はリモリアの跡地であった王宮周りにしか水源は無い。
海神がその生を終える時、人工星核と共に眠る選択をした為、主人公がエネルギー供給ループから脱して自由の身となる。
砂埃のせいで太陽光が届かず惑星がどんどん冷えていったか、フィロスの宇宙の崩壊が始まって周りのでかい星がいくつか死んだ為に重力とか引力のバランスが崩れてフィロス星に巨大隕石が降ってきて氷河期が来る。再び人類と文明はほぼ滅亡する。
=世界が一度眠りにつき、神々の休息の時がくる。
フィロス星が再び人類が活動出来るレベルに到達するまでにおそらく何十億年と経過する。
地球の寿命が50億年程と考えると、それをリサイクルしているフィロス星の寿命もまあ大体50億年と仮定します。隕石落下+氷河期において地球と同じような経過をフィロス星が辿ったとしたら、再び人類が誕生し生活出来るレベルになるまで何十億年とかかりますので、レイ伝説はまあメインストーリー軸と同じようにフィロス星46億歳、位のおおざっぱな感じのイメージになります。
この時点で、フィロス星系の太陽(元太陽系の太陽)は100億歳を迎えようとしていますので、太陽の寿命も近づいています。
フィロス星は資源が潤沢ではない為、地球時代のように文明は発展し得ません。セイヤ伝説時代には宇宙へ行く技術力はあったけれど、ワンダラーを討伐する未来型ロボットがいたり、宇宙エレベーターがあったり、すっごい研究施設があってコアエネルギーを発展させたり、そういった事は出来ていません。むしろ、惑星の環境は悪化の一途をたどる為、文明は退化していくだけでしょうね。
そうしてフィロス星も滅びの時を迎えます。
【フィロス星系】 α-P0159星系
元太陽系。2048年の地球ではα-P0159星系と名付けられていた。
α-P0159=太陽。
2048年の深空トンネルから観測しているのは、50億年以上経過した未来で太陽もフィロス星も滅びを迎えた後の宇宙である。つまり生命の痕跡=フィロス星(地球)の残骸があるということ。
深空トンネルの先では太陽は白色矮星と化している。
太陽の命が尽きる前にはがれていったガスが惑星状星雲を作っているので、深空で最も鮮やかな色彩をしている。
主人公が裂空災変時に空に目を見たのは、アスタの視線であり、未来の自分からの視線であり、そして惑星状星雲×白色矮星のせいなのかもしれない。
【深空トンネル】
①セイヤがロールバックの際に使った深空トンネル
ロールバックⅠ号が通過しようとした際に崩壊したと思われる。また、その際にロールバックⅠ号も壊れた為ロールバック隊は未来へ帰る手段を失う。
②ロールバックⅡ号が使おうとした深空トンネル
セイヤが迎えとしてロールバックⅡ号を呼んだが、ロールバックⅡ号が深空トンネルを通過する前にⅡ号はブラックホールに墜落。使われる事のなかった深空トンネル。今も宇宙のどこかに開いているかもしれない。
③アスタが作った深空トンネル=2034年産
正しい歴史に導く為、裂空災変を起こす為にアスタが作り、メインストーリー上で観測されている深空トンネル。この深空トンネルは未来の滅んだフィロス星でたった一人の生命体となった主人公をセイヤに拾わせる為、現在の地球にとっては70億年以上先の未来と繋がっている。だからここを通ってきたパルス信号はフィロス星の色んな時代の記憶を持っているんですね。
【エーテルコア】
海神の力が主人公の心臓に宿ったもの。不死の力=膨大なエネルギー源。
エーテルコアと名付けたのはロールバック隊。リモリア人は海神の心臓と呼ぶ。
【蘇生のコア】
後の主人公の心臓となるべく生まれたコア。おそらく長恒山の磁場の核であり、その性質は人工星核と同等。なので生命エネルギーを吸い取ってしまう。与える事も奪う事もする。蘇生のコアと名を付けたのはレイと思われる(主人公を蘇生させるためのコアだから)。レイはこれを取り込んだ事で死と再生を繰り返していた。後にレイがアスタから五次元の力を与えられてからはコア無しに不死を得られるようになった為、蘇生のコアは杖に嵌められている。
フィロス星が滅んだ後も主人公を生かす為のコアとして、主人公自らの命で強化される事となる。
【人工星核】
エーテルコアを模して地球人が作ったもの。エネルギー不足になったら人を喰ってエネルギーに変える。人間がエネルギーに変わる時、人はワンダラーに姿を変えてしまう。奪うだけでなく、人に永生も与える。完全に等価交換。
主人公を取り込んでからはエネルギーが安定した為、ワンダラーの生まれない世界になる。
さいごに
頭の中を一旦ドッと整理してみました。
時系列ごとにまとめていってみようと書き始めたらうまくいかなくて挫折したので、キャラごとに書き出しました。
大分脳内がスッキリ。
他にも色んな可能性があるな~と思うので、考える余地ありすぎて面白すぎますね。追加されていくストーリーが楽しみ過ぎます。
2024/310 ンネ洲