ミルク水 ♯2

コフィや、ミルク水は美味しいかい？

少しずつ水の量を増やしてきたから、
もやはミルクの味はしないのではないかい？

ミルク一個200円近くするのでね、申し訳ないけど、随分と薄めたよ。

まだ暑い日が続いていたので、水分はしっかり取って欲しい。それによく動く子だから喉も渇くだろう。
遊んでる途中にミルク水の処に行き、『これ少しずつ薄めていたの知ってたよ』と言わんばかりに横目で私を見ながら、遊びを再開する。

一回15分の遊び。
そろそろやめ時の頃『もういい？』（遊び
を終わりにしていいか聞いてみる）
まだ遊び足りないようで、拗ねてマット等に潜り込んでしまう。

私は手首のスナップをきかせて羽付オモチャを動かすだけの遊びではなく、自分も激しく動くタイプの遊びをするので疲れるのだよ。

Amazonでは楽しそうなオモチャが一杯ありますね。羽根が出てくるのとか、クルクル回ったりとか。

よくYouTubeでも楽しそうに遊んでる子を見かけます。これをコフィに買ってあげたいけれど我慢我慢。

ダイソーで十分です。
でも猫じゃらしは何個もダメになりました。
先が取れたりもします。
羽付もよく取れますね。

それにしても猫は遊ぶ事が仕事。

懐かしく思い出に耽け、、

そういえばペットボトルに鈴を入れたオモチャも作ったね。よく転がして遊んでいたっけ。
猫は紐が好きだからって紐付オモチャを作ってあげた時、新体操競技者かと思うくらい華麗に舞ったね（私が）。

高級なオモチャに負けないくらい狩猟本能を掻き立てる遊びをするでしょう？私。

それにしても段ボールも好きだよね。
よく入っては『拾ってください』と言わんばかりに通称捨て子ごっこをよくしたね。

私の手首を噛んできては腕を蹴りぐるみ代わりにしようとするので、オモチャを噛ませながら腕をよく貸したね。
だって、コフィ、私に『腕貸せよ』と言わんばかりに。
まるで竹を咥えた禰豆子の様に。

分かった。これからも私の腕を蹴りぐるみ代わりにしていいよ、その代わり私も噛まれながらだと痛いから必ず何かを噛んで蹴ってね、という約束を交わす。

でもその約束はすぐに破ってしまうコフィ。
わざと口に咥えた物を落として手首を噛んでは蹴ってくる。

約束が違う。

もう終わり、と言うとまた拗ねる。

なに、キジトラはツンデレタイプなのかしら。

何かを訴えている？

もしかして最近大好きなチュールがないせい？

でもコフィ、あなた、ササミを美味しそうに食べてるじゃない？

あれではダメなの？

友達がコフィに会いたいと言ってくれる日は、お土産にチュールをお願いする。

目を瞑りながら舐める顔が堪らなく愛おしい。
ふやかしたカリカリをチュールみたくしたらいいんじゃない？と案を生みますが、
見向きもしませんでした。
滑らかさが違うのでしょう。

そんな忘れもしない10月○日。
ダイソーで水入れボウルを買って並々と水を注ぐとごくごく飲むようになりました。

どう言うこと？器の問題だったのかしら。
それとももう諦めた？

どうせミルクは出てこないんだろう？
だったら喉渇くし水でいいや、と？

それにしてもとても嬉しい日になったことは間違いありません。

ギリギリ最後の買い置きミルクは非難用に取っておくね。


１日2回新鮮な水（水道）に換え、水ボウルを何箇所も増やしました。

猫は水をあまり飲まずに腎臓を悪くする子が多いと聞きました。

ただ健康でいて欲しい。

そして１日でも長く一緒にいて欲しい。

経った10年くらいの人生なんでしょう？
もっと長生きしてくれるでしょうか。

そんな短い人生で私の所に来てくれて有難う。って私が連れてきたのだけど。