Z李さんと愛猫コフィ ♯3
最初に見ず知らずの者が勝手に名前を出してすみません。
私、お恥ずかしながら最近までZ李さんを知らなかったのです。最初はアニメのキャラクターなのかな、って思ったくらい。
それがとても凄い人なんですね。
炊き出しをされたり、猫カフェを経営されたりして、とても優しい方なんだなって思いました。
ふと、私に何かあれば、コフィを引き取ってくれないかしらと思ってしまったくらい、高熱にうなされることになるのですが。
というのも、私。
新型コロナ感染者となり、コフィに寂しい思いをさせてしまったことがあるのです。
私には家族は居ますが疎遠ぽいですし、
友達も飼えない状態です。
幸い軽症ということでしたが、基礎疾患もあってホテル療養の要請がかかりつけ医から来てるということでした。
でもコフィを1人に出来ず、頼る所も無かったので自宅療養にしました。
咳込む私に怯えた様子のコフィ。
耳が物語っています。
数日間、高熱のせいで寝込むことになる訳ですが、その間、遊んでアピールをしてこなかったのです。
腕貸せよと誘ってもきませんでした。
ただ、そっと私を見守るように、監視?
上から私を眺めていました。
『コフィご飯食べた?』
高熱のせいでフラフラになりながらも器の確認に行くとカリカリだけ残してるようでした。
ふふ今日もカリカリ食べてやらなかったぜ、と自慢げに付いてくるコフィ
こんな時カリカリ大好きっこにしてあげられてたら良かったのですが、カリカリとウェットの半々で、殆どウェットだけが無くなっている状態でした。
またウェットを足して、どさくさ紛れにカリカリも少し食すような感じでした。
前にも書きましたが、私の食育のせいでしょう。
初めて猫を飼ったものでしたから、ワガママに育てたのかも?と反省しながら、その日は薬も効いて眠ってしまいました。
コフィ。。。
このかたまり、それを主語として。。。。
そんな夢か、気になる事が頭をぐるぐるしながら高熱にうなされていました。
トイレの砂も綺麗にして。
あとは、お水も替えて。
しまった!冷凍ササミを切らしてしまってる。
10日間は自宅待機です。
買い物も行けません。
カリカリは何とか‥
ウェットが足りそうにありませんでした。
カリカリご飯だけでガリガリにならないかしら。
と不安になりながらも4日くらい高熱は続きました。喉も痛くて、1週間くらいして味覚と嗅覚の障害もありました。今もあります。
これで軽症なら重症の方はもっと苦しいはずですよね。
こういう時、独身でペットを飼われてる人はペットホテルに預けるのでしょうか。
ご飯が足りなければネットで頼むことも出来ますよね。
そんなある日、よほどお腹が空いていたのでしょう。カリカリ率が減っていました。
私が苦しんでいる姿を見て、何かを察知したのだと思います。
いつもなら布団に潜り込んでくる子でも病気の時はそっとしておいてくれる。
いい子にしてるからせめて大好きなチュールを舐めさせてあげたい。
私のご飯は市から自宅療養パックという物が届きました。
ここにチュールが入ってさえいれば‥
(どんだけチュール)
コフィ、と呼ぶと目をゆっくり瞑り開けます。
これって大好きだよっていうメッセージですよね。
こんな今の私にでも好き好きアピールをしてくれる。
私も負けじとゆっくり目を閉じて開けてを繰り返しました。
『コフィ、元気になったらチュールでも何でも好きな物を買ってあげるからね
それまで待っててね。』
10日間の自宅待機終了後、やっと外出できたので早速ホームセンターに行きました。
コフィの好きなチュール、今日くらい高くても買ってあげられる!
これも好きそう、ウェットも買っておかないと。
そもそも今のカリカリが好きではないのかな。お手頃価格がバレている?
それにしても自宅療養パックって凄い量ですよね。
水、カレー、丼、チンしたらすぐ食べられるもの。
缶詰、マスク、アルコールなどなど。
沢山の物を市に感謝しながら‥
人間は何とか生きていけても、ペットは生きていけない。
ペットも本当の家族として国が認めてくれないかな。そんな将来になって欲しいですよね。
そんな日はきっと遠い将来のことだと思うから、やはりZ李さんにお願いするしかないな、と思う今日この頃でした。
宜しければサポート宜しくお願いします!コフィ