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意外と湿度の勉強は大事

今日はガジェットでも
イケメン男子関連でもなし

いきなりですが
ご覧になってる方に
ちょっとした問題。

「快適に過ごせる湿度は何%か答えよ」

分かる方います?

因みにGoogle先生に聞いてみたら
こう回答が

要は気温によって変わります
ってこと。

面倒くせぇ…

天気予報などで
「最高気温35℃です」
「最低気温−2℃です」
こう示されると
気温は数値で一瞬にイメージできるのに

「今日は湿度70%です」
と言われてもいまいちピンとこなんだが…
50%越してるから高いのかぁ…ぐらい

ってことで今日は湿度のお勉強
これ理解すると一発で
夏も冬も部屋の快適湿度が分かるように
なるから絶対見てって欲しい。



湿度の快適指数とは?

結論から言います

〇〇%表記の相対湿度は無視
絶対湿度が表示される温湿度計を購入し
11の数値になるように加湿及び除湿

絶対湿度とは

”絶対湿度”
聞き慣れない単語が出てきました。
自分たちが日頃目にする表記
「湿度〇〇%」
この%で表記される湿度は
”相対湿度”と呼ばれている。
世に売られてる
温湿度計の表記は大半がこれ

相対湿度と絶対湿度
表記方法の違いを
1リットルの容器と水を例に
ざっくり分かりやすく説明する

相対湿度
容器の中に50%(半分)水が入っている

絶対湿度
容器の中に500ml水が入っている

表記方法は違いますが
水が入っている量はどちらも
500mlになりますね。
この場合容器の量が1リットルなので
%表記の相対湿度でも
簡単に数値が割り出せました

しかしこの容器のサイズが
気温によって大きく変わります。
容器のサイズ、水の割合が
複雑な数値になるとどうだろう?

・2.7Lの容器に71%の水が入っている
・756mlの容器に68%の水が入っている

こう言われると水が何ml入ってるか
すぐ分かりますか?
計算面倒くさくて無理ですよね

それに比べ絶対湿度は
名前の通り絶対値を示してくれます。
上記を例に出すと
絶対湿度の表記方法は

2.7Lの容器の中に1917ml水が入っている
756mlの容器の中に514ml水が入っている

71%と68%とたった3%の違いなのに
水の量がだいぶ違いますね。
容器のサイズが違うので当然です。

夏は容器が大きくなる
冬は容器が小さくなる

と覚えておいて下さい

それをあてはめると
気温30℃の時の湿度50%と
気温15℃の時の湿度50%
は湿度の絶対値が全然違うのが
理解できるはずです。

例に挙げた”容器に入った水”という
視覚的にぱっとすぐ
分量が分かるものとは違い
湿度は目に見えない水蒸気。
だから湿度〇〇%という表記の
相対湿度は何の参考にもならないから
絶対湿度の数値だけ見れば
湿度が高いのか低いのか
一発で分かるというわけ。


快適及び危険な数値は?

■快適レベル

11〜14

夏でも冬でもこの数値を
目指せばいい。
本当に一番気持ちよく過ごせる数値
体感11〜12が一番快適。
13を越えると少しムワっとした
感じが出てくる

真夏や真冬は
加湿器や除湿器のみで
この数値にするのは
かなり難しい為
エアコンの冷房、暖房を併用が必須。

■危険、注意レベル

7.0以下 (危険レベル)

インフルエンザなどの感染症に
最もかかりやすくなる
体感でも肌がヒリヒリ乾燥して痛い

7.5 〜 10.5 (注意レベル)

少し乾燥している状態
肌の痛みなどの体感はないが
要加湿な状態

17以上 (危険レベル)

夏のジメジメしたあの不快環境
エアコンをきった状態の
夏の部屋は20を越えることもある
熱中症に注意

もっと詳しく知りたい方は
こちらの表をご参照に

水色:快適レベル
黄色:注意レベル
ピンク、青:危険レベル

引用元:https://hiro-ueno.net/absolute-humidity/

まとめ

相対湿度〇〇%は無視
絶対湿度が分かる温湿度計を買って
11になるよう除湿及び加湿

これ理解した上で
自分の部屋の絶対湿度を測ると
今の時期(現在2月)
普通に5〜6になってて
マジで驚かされる。

外から帰ってうがいなどをせず
加湿もせずでこんな部屋で過ごしてたら
そら風邪やらインフルやらなるわな…

部屋の湿度調整、
そして帰宅時の手洗いうがいを
徹底していたら
全く体調を崩さず冬の期間を
過ごすことができた。
去年の12月なんか
職場の人達がバッタバッタ
風邪やインフルで倒れていったのに
自分だけ超ピンピンでしたよ
そして毎年ポンポンできていた
手の赤切れもさほど出なくなって
こんなにも生活が快適になるのかと
驚いている。

湿度のお勉強
舐めちゃいかんよ

ではでは〜






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