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Q&A: イラレスクリプト

Adobe Illustrator を自動化するスクリプトを公開しています。
質問と答えと雑談を、このページにまとめていきます。

スクリプトって何ですか

・大雑把に言えば「プログラム」です。コンピュータに仕事をさせます。
・もう少し具体的には、「プラグイン」や「アドオン」の仲間です。
・Illustratorの「アクション」よりも、複雑な処理を組むことができます。
・かなり近い例として、Excelでいう「VBA」や「マクロ」に相当します。

スクリプトを使うメリットは何ですか

Illustratorで行う仕事を、早く・ラクに・正確に遂行できるようになります。
また、人間には難しいタスクを繰り返し遂行できるようにもなります。

スクリプトを使うデメリットは何ですか

強いて挙げるならば、コンピュータ上に管理対象(ファイル)が増えるということはあるかもしれませんが、正直、デメリットといえるほどのものは思い当たりません。

どうやって使えばいいですか

コンピュータにスクリプトを用意し、Illustratorから呼び出します。
詳しくは、スクリプトの使い方のページをご覧ください。

誰でも使えますか

はい。ビジネス用途、学校の課題、趣味や副業、お好きにお使いください。
基本的にすべてを無償で公開していきます。

システム要件を教えてください

ざっくりとした回答ですが
・手元の動作確認は、Mac版のIllustrator CCで行なうことが多いです。
・ほとんどの場合、Windows版でも、同じように動作します。
・Illustratorのバージョンによって、座標がずれたりする可能性があります。

スクリプトを使う上でのリスクは何ですか

想定できる悪い事態は、スクリプトの実行後にIllustratorがフリーズして、それまでの作業を破棄せざるを得なくなることです。最悪、システムを再起動したくなるかもしれません。
ですので、必要なファイル類はスクリプトの実行前に保存しておくことをおすすめします。保険をかけておくにこしたことはありません。

スクリプトを改造してもいいですか

どうぞ!

スクリプトを修正してくれますか

うーん・・・残念ですが、約束できかねます。
定常的なサポートのリソースを用意していないことが理由です。ただ、お困りごとや、ご指摘に対しては、なるべく真摯に対応したいと思いますし、その他の雑談も歓迎です。加えて、個人で使うスクリプトを、よければ役立てください、という気持ちで公開していることを、ご理解いただきたいと思います。

よく分からないけれどエラーが出て止まる

解決は難しいかもしれませんが、これを読んでくださっている方であれば、何らかの結論を出せる可能性はあると思います。協力体制で取り組む場合、必要に応じて、キャプチャやファイルを何度かやり取りさせていただくことになるかもしれないこと、時間がかかるかもしれないこと、結局、Illustratorのバージョンを上げていただくしかないですね、といった結論になるかもしれないことを、ご理解ください。

スクリプトの書き方を、どうやって勉強したらいいですか

実は、まっさらの状態からIllustratorのスクリプト開発を独習していくのは、けっこう難しいのです。開発言語としてはJavaScriptの一種なのですが、難しいと言う背景として、次のような事情があります。
・JavaScript一般の資料が、Illustrator方言をカバーしていない
・Adobe公式の資料が、初心者向けに書かれていない
・日本語で読める資料が少なく、プログラミング英語が必要になってくる

順風ではありませんが、それでも取り組みたいという方は、AdobeとScriptの二語をキーワードに含めて、まずはweb検索から始めてみることをお勧めします。

Illustratorという専門的なソフトに、スクリプトによる自動化の力が加わることには、それはもう、素晴らしい可能性の広がりがあります。スクリプトを書いて問題解決に役立てたいという方の挑戦を、応援したいと思います。

プロジェクトに協力してくれますか

ぜひぜひ。
ちなみに、地理的には新宿まで1時間くらいの距離にいることが多いです。

スクリプトを使って作ったものを販売してもいいですか

どうぞ!

事前連絡を要するケースを教えてください

特にありません。自由に、気楽にお使いください。
でも、スクリプトがどんな働きをしたかをもしご一報いただければ、とても嬉しく思います!

***
その他、内容を適宜更新していきたいと思います。
(郡つよし)

画像出典 / Image Credit:
The author thanks to Larisa-K, a Pixabay contributor, for the image on the header of this article.
The fantastic image is distributed under the "Pixabay License" at https://pixabay.com.


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