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革新と成長 〜理念が創るダンボールの新たな価値~           報告者 小田智英 洛西紙工 ㈱ 取締役 

こんにちは!
京都同友会青年部会 第1グループ広報委員会広報委員長の原田です。

京都同友会青年部会2030年ビジョン
「京都が誇るリーダーになろう」
2030年に向けて自己の成長と自社の可能性を信じて邁進する仲間たちの魅力を勝手にどんどん発信しちゃおうぜ!
という思いでスタートしたこのnote企画。

2024年の広報委員会のスローガン「connect 〜圧倒的成長〜」繋がり合い、深め合い、未来に向かって進んでいきたい。
記事を読んで、もっと知りたい!一緒に仕事がしたい!と思われた方は、ぜひぜひ「connect」していってください!

さて、
2024年8月23日、京都経済センターで
京都同友会青年部会第2グループ8月研修例会で報告された、洛西紙工 ㈱ 取締役 小田智英さんの報告を記事にしました。

※リニューアルされたホームページ

「会社を継いでほしい」と突然の電話が、、、

 1991年に栃木県で次男として生まれた小田さんは、小学生のころから野球漬けの日々を送っておられ、今でも当時の苦い思い出が夢に出てくるほど打ち込んでおられました。色白の小田さんからは想像もつきませんが、握手をしたとき、肩を組んだとき、小田さんのマッスルには驚きました。
 そして大学卒業後2014年、大手の水回り住宅総合機器メーカーに就職。営業職として順風満帆な生活を送られているさなか、

「会社を継いでほしい」、、、

と突然の電話が母方の祖父からありました。今の生活と何が起こるか分からない新たな生活を天秤にかけ、一年かけて悩みに悩まれ、6年間務めた会社を退職。
 2020年に現在の会社に入社。小田さんが入社を決断された一番の理由は自分がこの会社を継がなかったら、いま働いてくれている社員さんや取引先さんは今後どうなるんだろう?自分がやるしかないという義務感が大きかったと、、、、報告では「感謝と責任」という言葉で話されてました。

60年以上続いている会社は職人の集まり??

 入社後、すぐに社長から現場職ではなく管理職をして欲しいと打診されました。ゆくゆくはそうなるのだから、、、、 
すごく真っ当な考えでありながらも、
小田さんは一から現場を知りたいということで、製造、営業、経理、総務、その他、、、、一通り会社がどのようにして回っているのかを自分の目で見て、体感して、自分が現場を通して知れる事や現場の社員がどのような想いで仕事をしているかなど、同じ目線で客観的に会社を把握したいという考えがあったそうです。
 現場を通して知れた事は沢山ありましたが、そのなかでも管理職側と現場側との価値観の違いが一番大きかったそうです。現場のベテラン職人側からすると、仕事は頭より手を動かしてなんぼ、与えられた作業を各々、ひたすらこなす、それこそが美徳だと捉えてました。

しかし、小田さんはそこに対して強烈な違和感を抱きました。

会社としてその仕事は
誰のために、何のために、やっているのか?どんな未来が待っているのか?
自社がないと誰が困るのか? 自社は誰を喜ばしているのか?


会社で在りながらも個々で作業している感が否めなく、どうしたら社員を同じ方向に向かせれるのだろうか?と頭を抱えておられました。

共感と共創 理念経営の凄まじい効果

 2020年に入社と同時に、京都中小企業家同友会に入会され、その年に実践塾にも入塾。半年かけて経営理念と経営指針書をつくる研修です。
 同友会の一丁目一番地の研修です、まだ受けられてない方は是非、、、、、
話はそれましたが、その研修で会社の存在意義を再定義されました。

 自社は誰を喜ばしているのか?→自社がなくなると誰が困るのか?→社会に必要とされる会社になる→事業を通じて社会課題を解決する!!!!


そして経営理念を掲げられました↓↓

経営理念という武器を手に入れた小田さんは、
何かを決める際、何か起こった際、何かを目標にする際に、理念をもとに意思決定されていきます、そうです理念経営を実践されているのです!!!!

理念経営を実践し、
自社の変化、社員の変化、自身の変化についても記事に載せたいところですが、我々広報委員会のスローガンconnectということで取引先との共感、共創事例について抜粋して載せていきます。

共感が共感を生み、
新たな事業の可能性は ∞無限大∞

知育キットなど、、

事例① 


事例② 


事例③ 

 新事業の取組で大切にされていることは、
もちろん理念への共感が大前提ですが、もう一つ小田さんが軸として持っておられるのが社会課題解決に貢献しているかどうか?
もう少し解像度を上げるとそれは「未来を担う次世代人材の育成」に寄与しているかということです。

まとめ

1本の電話で、右も左もわからず栃木から京都へ、奥さんと共に入社し、同友会に入会、4年の歳月を経て、職人気質の社内環境を改善され、取引先とは共感を大切に新たなお客さんと繋がりを広げ、会社を今もなお成長させています。今後、小田さんの会社と同友会青年部会の活躍に期待!!!!

懇親会にて

記事 原田淳史
写真 広報メンバー

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