【無料公開】2022 東京スプリント競走

●東京スプリント競走

2021年~2012年まで過去10年のデータを振り返ると、

1~3着の30頭のうち

・中央馬は21/30で17頭
地方馬は9/30で6頭

・・・

あれ?


「中央馬21頭なのに17頭?」
「地方馬9頭なのに6頭?」


って

「ネカマの松嶋、いきなり意味不明なこと言ってやがるな!」

って思った、そこのアナタ!

・・・

特に面白いコメントも思い浮かばないんだけど
まあ良かったら、この続きも読んでみてよ

⇓続きスタート

(一応、書いたデータ間違えてないか3回ぐらい見返した)

やっぱり過去10年のデータを振り返ると、1~3着の30頭のうち中央馬は21/30で17頭地方馬は9/30で6頭

「占有率」「頭数」が一致しないのは、リピーターの存在が理由なんだよね

・中央馬
ダノンレジェンド
→2016年3着、2015年1着
ノーザンリバー
→2015年3着、2014年1着
セイクリムズン
→2014年2着、2014年2着、2015年1着

・地方馬
サブノジュニア
→2021年2着、2020年2着
キャンドルグラス
→2021年3着、2020年3着
キタサンミカヅキ
→2019年1着、2018年2着

なお書ききれていないが、中央馬のセレスハントや地方馬のフジノウェーブなど、これ以前にも複数回にわたり好走している馬は多数存在

ちなみにフジノウェーブの功績が称えられ、2014年から前哨戦の旧東京スプリング盃の名称はフジノウェーブ記念に変更されていたりする

これだけリピーターが好走していながら、過去30年の歴史で連覇した馬が1頭も現れていないのは不思議な感じ

理由は主に2つあると考えていて、1つは「そもそもこのレースを大目標にする馬が多くない」という点。勝ってさらに上を目指す馬もいれば、競争馬としてのピークの問題がある

そして2つめに「斤量」の問題。東京スプリント競走の負担斤量は2歳時の成績を対象外として、GⅠ・JpnⅠ優勝馬が2キロ、GⅡ・JpnⅡ優勝馬は1キロの負担増となる

2015年の勝馬ダノンレジェンドは、同年のGⅡ・東京盃競走を勝利し、2016年の出走時は56キロ→57キロ。単勝1.4倍の支持を集めながら出遅れも痛手となって3着まで

2014年の勝馬ノーザンリバーは、同年のGⅡ・さきたま杯とGⅡ・東京盃競走を勝利し、2015年の出走時は56キロ→57キロ。外枠で前年よりポジションが悪くなり3着まで

昨年はアタマ差で惜敗したサブノジュニアも、GⅠ・JBCスプリント競走を勝利し、前年比2キロ増だった点は少なからず影響したはず

2019年の勝馬キタサンミカヅキは前年と同斤量で出走し、コパノキッキングヒロシゲゴールドを退けて完勝

たかが1キロ、されど1キロ


歴史を振り返ると、斤量の重みを改めて痛感する次第

そう考えると、今年のリュウノユキナは大チャンスだと思うんだよね

ここまで書いたように「リピーター」の要件を満たしており、昨年と同じ「斤量」で出走できるのは大きなアドバンテージでしょ

一方で、過去30年の歴史で連覇した馬が1頭も現れていないというのも事実


ジンクスは今年も繰り返されてしまうのか、歴史は塗り替えられるのか


なんと言ってもリュウノユキナの連覇が叶うかどうか、ってのがこのレース最大の見どころですよ

これを阻む対抗馬は、中央馬だとサクセスエナジーピンシャンシャマルヒロシゲゴールド。地方馬はルーチェドーロを筆頭に、ギシギシカプリフレイバーハートプレイスワールドリングあたりが候補かな

まず先に地方馬について

ルーチェドーロは初の古馬戦となる大阪スポーツ杯でも勝馬に0.3秒差まで迫った力のある馬。新馬戦で函館ダート1000mを快勝したようにスプリント適性も高い。南関東に転入後、船橋記念では出遅れるも上がりは驚異の35.4秒。もちろんメンバー最速。前走のフジノウェーブ記念も完勝していて、この時に刻んだ1:24.1秒は歴代トップクラス。昨年のサブノジュニアがフジノウェーブ競争を1:26.3秒で4着だったこと、キャンドルグラスキタサンミカヅキの好走劇などを物差しにすると、十二分に足りていいはず

サブノジュニアキャンドルグラスキタサンミカヅキの活躍で、ここ最近は地方馬も目立っているように思えるけど、2014年~2017年までは中央馬が1~3着を独占していた

有力な地方馬でも惜しくも掲示板までっていうレースだったし、ルーチェドーロはこの3頭に並ぶ逸材かどうか試される一戦になりそう

それにしても中央から転入組ではない『純・地方馬』サブノジュニアキャンドルグラスって尊いよね

最近は南関東馬のレベルもグンっと上がっているし、個人的には今後も地方馬の活躍が楽しみではある

中央からの転入ということもあるけど、今回の地方勢の中ではルーチェドーロが抜けていて、ギシギシカプリフレイバーハートプレイスワールドリングとは差があるのかなと。ワールドリングの東京盃競走は見どころある5着だったけど、この時から2キロ増で大外枠。火曜日まで内が有利だった馬場を考えると、どうかという印象

次に、中央馬

サクセスエナジーは2021年東京盃競走の勝馬。外枠からサイクロトロンクルセイズスピリツに追走する3番手を取れたのが大きかった。今回は最内枠で立ち回りのハードルが高そうではある。思い切って先行するか、大胆に脚を溜めたらワンチャンス

ピンシャンは過去3戦の1000mをぴったり58.6秒で刻んでいるように自分の型を貫いて好走するタイプかなと。1400m戦でも1200mまでハイラップで後続の脚を使わせるタイプなので、ゲート決めてハナを切れれば面白い。陣営はゲート不安をコメントしていたりするし、このメンバーでやりたい競馬をさせてもらえるかどうか。過去の東京スプリント競走でも距離短縮組の好走は目立つからね。ただし初の大井で砂が合わなかったり、ゲート決まらなければ意外と脆い可能性はある

シャマルは3勝クラス勝利からの参戦。前走は派出な勝ち方だったし、能力は高そうなんだけど、経験値的には見劣りする。過去の東京スプリント競走で3勝クラス勝利馬がそのまま勝利する、ってケースはゼロなのよ。2014年にアルゴリズムという中央から転入した地方馬がいるんだけどさ。10番人気で3着まで激走したのよ。3勝クラス勝利後にOP戦を使って、なおかつ中央で障害を使って初の地方出走。つまり、異例のローテーションだったんだよね。シャマルが人気を集めるんだったら、経験値豊富なヒロシゲゴールドに分がある気がしている

印で表すと

◎②リュウノユキナ
○⑥ルーチェドーロ
▲④ピンシャン
△⑦ヒロシゲゴールド
△①サクセスエナジー
☆⑤シャマル

こんな感じのイメージ

リュウノユキナをはじめ上位人気馬は一定の評価をせざるを得ないかなと

正直、オッズも微妙なので馬券を買うかどうかすら悩ましい

思いきって3連単を少点数で握るか、リュウノユキナルーチェドーロから馬連を握るか

馬連だと2,6-1,2,4,5,6,7(9点)がベースで、絞って2,6-2,4,5,6,7(7点)とか2-1,4,5,6,7(5点)とかかな

17:30時点で改めてオッズチェックしたけど、だいぶ辛いね

3連単にしても万馬券の夢を見ようと思うとカプリフレイバーギシギシワールドリングあたりが紛れてこないと難しいだろうし、馬連も点数を絞らないと妙味が取れなそう

個人的には「リュウノユキナが歴史を塗り替えるシーン」「ルーチェドーロが今後の南関東競馬が楽しみになる走り」を見せてくれることを期待して、レース観戦を楽しみたいと思います。

この記事を参考に頂けたら嬉しいです
GOODLUCK!!

【注意事項】
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以上

アナタとデコりたい!一緒にデコろう!!