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読み書きそろばんとは良く言ったもので

5歳になって、子供たちも周りの友達が始めたからか、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字、時計、そして、足し算、引き算、などに興味を持ち始めました。
今は良いドリルがあるので、それを使って練習しています。

一緒にやっていて気づいたことが一つ。

読む、書く、数字、そして絶対ではないが、一桁の足し算、引き算、掛け算は覚えるしかない。

暗記の力を競うようなことを早くから始めたくはなかったのですが、確かに教えていて、これらは繰り返し練習して覚えるしかないなと感じました。
もちろん、足し算、引き算、掛け算は、論理的に教えたり方法を伝えることも可能ですが、3+5みたく記号と数字で書かれた式を読み解くには、記憶しておくのが効率的です。流石にりんごとかみかんを描いたり、丸の数を数えたりするのは効率的な作業とはいえません。
もちろん、ネットやツールを使えば回答だけは出せますが、それらに指示できるようになるには、一桁くらいは知っておかないと指示のスピードも落ちます。

かつて友人が海外のファーストフード店に行った時、前に並んでいたご高齢の夫婦が英語を話せず、なんとか注文をしようと悪戦苦闘していたところ店員さんが小馬鹿にして話していたのを聞いたという話がありました。この話には続きがあって、ご夫婦は紙に注文を書いたそうです。私はこういうものが欲しいです。と。
そうしたら今度は店員さんが書いてあることを読めなかったとか。

私は詰め込み型、こうあるべき型の教え方は子供達にしないように心がけていますが、どうしても身につけることというのはあるのだな、と感じています。

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