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そらのみえかた

青空、夕暮れ、夜空。

とても綺麗な空を見ていると自分はこんなにも素敵で美しい地球に住んでることを感じる。

アルゼンチンで見るこの空が、日本にいた頃に見た空よりも少し綺麗に感じるのはきっと場所のせいじゃない。空を綺麗と感じるような自分の心の状態なのか、そうじゃないのかの違いな気がする。これから僕は死ぬまでにあと何回空を見上げるやろう。空を見て何回綺麗だと思えるだろう。

小さい頃に青と白のクレヨンで画用紙にでかでかと描いたあの真っ青な空と白い雲を今はもう書かなくなった。子供の頃に見ていた空はきっと今よりも大きく綺麗に見えていたのかもしれない。空を眺めてると生まれ故郷の近くにある飛行機が頭の上をものすごい音と共に飛ぶこともあった。

もうあの頃の僕には戻れないけど、この先も空を美しいと感じられる心を持って生きていきたい。空を見上げているとどこかあの時の自分に戻ったような感覚がする。あの時も今もこの先も僕は僕で同じ空を見ながら1つの人生を生きている。

空が見せる表情は自分の心の写し鏡だと思う。