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アイソレーションって一体、何!?

はい、皆さんこんにちは!KO-HEIです!
今回の内容は、ズバリ!

”アイソレーションって一体、何!?” 

です!

ヒップホップダンスを習いに行って、初めて出会う意味不明な専門用語の
一つではないでしょうか。🌀😅

和訳すると、分離、隔離、独立、絶縁などの意味になります。

ダンスでのアイソレーションとは身体の各部位を独立させて動かす事、
またはそのトレーニングを指す言葉として使われます。


一般的なダンスレッスンでは毎回の基礎練習として行われていて、
身体の各部位の前後運動、左右運動、円運動などを
身につけていくことを目的としています。


ではなぜ、アイソレーションがヒップホップダンスの基本であり、
大切なのでしょうか?

「振り付けに使うからに決まってるやーん!✨」

「リズムとる時に、首も入れるんやでって先生がいつも言ってはんねん!🔥」

はい、正解です😊

どちらも大正解なんですが、
筆者の考えでは、もう少し幅広く捉えていて


"表情豊かなダンスを踊る為"

と認識しています。

まず

表情⇨顔の表情

と例えてみていきましょう。


顔の表情は、目、鼻、口、眉毛など顔を構成しているパーツが、様々な動きをし、笑顔、怒った顔、泣き顔、など、喜怒哀楽の感情が表に出てきます。😊😡😢🤪

ではもし顔のパーツが全く動かなければどうでしょうか。


😑


無表情...


ということになります。
喜怒哀楽などの感情が表情として表現できません。

その様な人がいたとしたら、コミュニケーションを取る際、心情を読み取る事が難しくて、スムーズに意思疎通できないですね。😑⇔🤗…❓❓🌀

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逆に、顔のパーツがよく動く表情豊かな人には、『思ってることがスグ顔に出て分かりやすい人やな〜😊』という印象を持ったり、感情表現の豊かさに不思議と惹きつけられ、こちらから話し掛けてみたくなりそうなものです🌞

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ですので

顔の表情が豊か = 目、鼻、口、眉毛などが、よく動く

ということが言えると思います💡

それを

ダンス、そして身体のアイソレーション

に置き換えて考えていくと…

【表情豊か(なダンス)= 身体(アイソレーション)がよく動く】


と筆者は考えます💡💡💡

ダンスは音楽、またその世界観、自分の心情などを身体で表現して、見ている人に伝える、というものであり、
アイソレーションが巧みな身体を手に入れる事は、表現力豊かで見ている人を魅了するダンスを踊る為に非常に重要なポイントです。🧐

※ちなみに”無表情"という表情、表現もその他の豊かな表情、表現の対比の上で成り立つものと、考えております🤗


では、どの様にして身につけていけば良いのでしょうか?

※ここからは
〜アップやダウンって、何の為に練習するの??〜
でお話しした内容を踏まえている部分も多いので、
まだご覧でない方は是非、ご一読ください。

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こちらも"リズムをとれるようになる"と同様に、反復練習あるのみです。

アイソレーションの動きは、生活の中でよく使う、手や足と違って、首を横にスライドする、胸で円を描くように回すなど、日常生活の中では、まずやることのない動きです。

筆者も最初は全く動かす事ができませんでした…😭

まずはレッスンで習うアイソレーションの動きを毎日繰り返し練習し、リハビリの如く、動かす事が不自由な部分を自由に動かせるようになりましょう!

そこがスタートラインになります💪

37025934-スタート-ライン上の手


『ん?スタートライン?
あれ?動かせるようになるのがアイソレーションのゴールじゃないの?』


そうなんです!まだスタートラインなんです!!!


アイソレーションの"動き"を習得しただけでは不十分で、まだスタートラインに立っただけの状態と筆者は考えます🤔

では、KO-HEI 式メソッドにおけるアイソレーションの考え方をご紹介していきます💡✨


ヒップホップダンスは音楽と身体表現をリンクさせて初めて、ダンスと言えます。
〜アップやダウンって、何の為に練習するの??〜
で解説した

"動く”

ではなく

”踊る”

としていく考え方と同様に、音楽とリンクさせる事が大切です。

反復練習を経てスタートラインに立ったら、
次はアイソレーション””だけ””を使って音楽に合わせて踊っていきましょう。

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『えーいきなりそんなこと言われても…』
『手の振りもステップも無しにアイソレーションで踊るなんて…😭』

と、どんな風に練習していけばいいのか困りますよね😅


ここからは、身近なスポーツである”野球”に例えながら、
具体的な練習方法をみていきましょう。

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ではまず、野球において

”バットを振る”

その目的は?


バットを振る⇨ボールに当てる⇨ヒット、ホームランを打つ⇨得点する⇨🎉勝利🎉

といった構図です⚾️

バットを振る事は野球のプレイにおいて不可欠な動きですが、
バットを振ることが目的のスポーツではないですよね?
バットをボールに当てられなければヒットにもホームランにもなりませんし、
得点にも結び付かず、試合に勝つこともできません。

先程のスタートラインとは"バットを振ることが出来る”レベルというふうに考えます。

野球の例をダンス(アイソレーション)に置き換えると…

アイソレーションを動かす⇨音楽またはそのリズムに合わせる⇨音楽を表現する⇨見ている人に伝わる⇨✨感動を与える✨

といったところでしょうか。

スタートラインから次に目指すところは"ボールに当てる"すなわち"音楽またはそのリズムに合わせられる"いうところになります。


まずはアイソレーションを使って、音を触ってみましょう。

例えば

ドンドン♪というリズムに対して腰の左右のアイソレーションでドンドン
トントントン♪というリズムに対して肩の上下のアイソレーションでトントントン
ギューン♪という音に対して胸を回してギューン

聞こえてくる音楽のメロディー、そのリズムに合わせて
踊るというよりも音楽と触れ合うイメージです。
動きは小さくて大丈夫です。
コツンとバントを当てるくらいの気持ちで、しっかりと確実に音楽やリズムを
捉えていけるようなりましょう!

子供の頃のごっこ遊びで、

剣を振ってシャキーン!!
銃を撃ってバキューン!!!

のように、動きと擬音を合わせて遊んだ爽快感を、
今度はダンスと音楽で楽しむような感じと筆者は考えています😊


まずは、音楽との一体感を感じることがとても大切です。

そこから動きを大きくしたり、力を込めてコントロールするなど、
少しづつアプローチを広げていき、段階的にステップアップさせていくイメージです。

その次はリズムや手の動き、ステップなどと合わせて、
アイソレーションを巧みに操り、音楽を全身で表現していくことが目標です🔥

そしてゴールは…

✨見ている人に感動を与える✨


ですね!!🤗

では皆さんレッツトライです😆

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〜ちょこっとおまけ話〜


”ダンスは大きく元気に!!!”
がある種、定説であり、表現の要素として
大切である事は間違いありませんが、

KO-HEI式ダンスメソッドでは
”小は大を兼ねる”のイメージも伝えています!!

なぜなら、

”大は小を兼ねる”とよく言われますが、ヒップホップダンスにおいては
大は小を兼ねて””くれない””ことが沢山あるからです。

いくら動きが大きくても、音楽へのアプローチが空振りしていて、音楽との一体感が感じられなかったらダンスの楽しさが半減してしまいますし、音楽も表現出来ません…


くれぐれも初めからホームラン狙いでフルスイング空振りにならないように注意ですよ!
”小”の動きでしっかりとした音楽の触れ合いを身につけ、
そこから徐々に広げていき”大”にボリュームアップです!


最初はコツコツ、バントから。。。

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はい、今回は
"アイソレーションって一体、何!?"
について解説してまいりました。

皆さんの上達の一助となれば、これ幸いに存じ上げます。


さて次回は

"振り覚えが遅くても大丈夫???"


について解説していきたいと思います!!
次回もお楽しみに!


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■プロフィール

[KO-HEI]

ヒップホップダンスチーム、Exzeのメンバー
数々のコンテストにて優勝、入賞の実績を持つ。
専門学校リーダー講師やキッズダンスチームの育成など、後進の育成にも力を注ぎ、振付師としてはメジャーアーティストのバックアップ、映画、CMなどの振り付けも手がける。
また舞台公演のプロデュース、ダンス検定の監修、審査などにも携わり活躍の場を広げている。


経歴
OSAKA DANCE DELIGHT vol.23 3rd Prize  vol.22 4th Prize
JAPAN DANCE DELIGHT vol.13 , 14 , 15 Finalist
THE PARTY HIPHOP CREW BATTLE優勝
JUSTE DEBOUT 2008 JAPAN best 8
グダグタ京都ナイト 優勝
BEAT STREET 優勝
D-WINNER 優勝
DANCE CHALLENGE 優勝
TV『スーパーチャンプル』出演
スタイルジャンクション出演
香港WTCカウントダウンイベント ゲスト出演
USJカウントダウンイベント ゲスト出演
WRECKING CREW ORCHESTRA 舞台「ID」出演
AI全国ツアー 大阪オープニングアクト 振り付け
青山テルマ ONIGIRI バックダンスプロデュース
Novel Core バックダンスプロデュース
JP THE WAVY バックダンスプロデュース
KIREEK全国ツアー VJ出演
SHINGO★西成 バックダンスプロデュース
CHEHON バックダンスプロデュース、出演
SOFFet バックダンスプロデュース、出演
KEN THE 390 バックダンスプロデュース、出演
WHITE JAM バックダンスプロデュース
a-nation 2015 lol バックダンサー
関西コレクション2016 lol バックダンサー
映画 KING OF PRISM PRIDE the HERO 劇中曲 振り付け
NTT ミニオン DENPO CM 振り付け

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