売る力か、つくる力か、買う力か。

最近「売る力」と「つくる力」以外に、それと同じくらい強い力を発揮できる力として「買う力」というものがある事を発見した。

そして僕は「売る仕事」も「つくる仕事」も経験がないのだが、「買う力」を使って、「売る」ことや「つくる」事をしてきたんだなという事がわかった。

「買う力」とはあらゆる相場というものに通じている、つまりモノの値段、工賃、工数、ある人が望んでいる無形の欲求などに通じているという事。

言い換えれば僕がやってほしい事をやってもらう代わりに、対価として相手に何を差し出せば、「払い過ぎ」でも「払わなすぎ」でもない金額を「指値」で提示できる力、もしくはいずれ「指値」でやれるように情報を収集していく力の事だと思う。

もう一つはどこに行ったら欲しいものがあるかを知ってる事。つまりヒトモノカネ情報といった経営リソースの調達ルートを押さえている、ないしはつくって行く力の事でもある。

どこで、あるいは誰から「買える」かを知ってることと、欲しいものは「幾らか」を知ってる事。これが「買う力」の本質だ。

「買う力」で「売る」とは、例えば「売る人」や「売るしくみ」を適切なコストで「買う」事だし、「買う力」で「つくる」も同じ様なことだ。

当たり前過ぎる事なんだけれどこの「買う力」を「売る力」「つくる力」と並べて、定義出来た事は自分的には大きいのだよね。

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