Web3.0 x Composability
Web3.0の時代は「コンポーザビリティ(Composability:構成[組み立て]可能性)」の視点が必要です。
クリプト業界のインフルエンサーである名門VCアンドリーセン・ホロウィッツのクリス・ディクソンさんが少し前ですが、連続ツイートしています。
@cdixon
コンポーザビリティは、簡単にいえば"レゴブロック"です。一つひとつは独立しているけど、組み立てると有用なサービスになる。コンピュータのソフトウェアにおける「コンポーネント(component:部品)」は、一度つくれば、容易に再利用ができます。Web2のサービスの大部分は、オープンソースのプログラム、ソフトウェアからつくられていました。
Web3時代でも、同じです。DeFi(分散型金融)は、複数のプロトコル&トークンという、コンポーネント(部品)から形成されます。Loot (for Adventures)の盛り上がりは、その象徴的な出来事でした。
2021年8月に、8つの装備(胸、手袋、靴、頭、腰、ネックレス、指輪、武器)テキストが並ぶNFTが8千個が配布されました。すると、クリプトコミュニティはそれを使って周辺にエコシステムをつくり始めました。
今、世界では、さまざまなプロトコル・トークンといったレゴブロックのような部品が次々と生まれています。これを使ってDeFi、Loot、GameFi、DAOなどのWeb3サービスやプロダクトが生まれ始めています。
だからこそ、Web3には「コンポーザビリティ(構成可能性)」の視点が欠かせません。クリプトと密接につながる金融世界では、"複利"が指数関数的な伸びを生み出します。1日1%づつ増えると、365日でどれぐらいに膨らむでしょうか?3780%です。つまり、次々と生まれるプロトコル・トークンによる掛け算で、クリプト世界は2021年に急拡大しました。
「暗号資産なんて、何も生み出していないじゃないか」という批判は、すでに無意味です。それは、おそらく世界で何が起きているかを知らないだけです。
DeFi、Loot、GameFi、DAO──日々、新しいサービス、プロジェクトが誕生しています。参照元としてクリス・ディクソンさんのスレッドを置いておきます。レゴブロックのように、プロジェクトとプロジェクトがつながっていくからこそ、指数関数的な成長が生まれます。
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