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【小春の着付教室】第43号●長襦袢:最終確認

こんにちは。着付師・着付講師の *小春*です(*^^*)
本日もよろしくお願いいたします。

いよいよ長襦袢の最終確認となりました。
長かったですね。
お疲れになりませんでしたでしょうか?
もうひと踏ん張りです(*^^*)

全体の確認

まずは全体を確認してみましょう。
気になる箇所は見つかりますか?
見つからなかったら、大成功です(*^^*)
素晴らしい仕上がりです。

何となくでも気になる箇所がある、納得できない仕上がりとなってしまった場合には、ひとつずつ確認して参りましょう。
それぞれの箇所は今までお伝えしてきましたページをご覧くださいませね。

確認事項

前回までお伝えしたポイントを振り返って頂き、重点的に練習をされてみてください。何故そうなってしまうのか見えてきます。

最終的に確認したい箇所を順番にお伝えいたします。

【1】衿元
中心で合わさっていますか?

【2】衣紋
こぶし一つ分抜けていますか?

【3】衿の寝かせ具合
衿は立っていませんか?

【4】背中のシワ
たるみを無くし、シワは脇へ寄せていますか?

【5】胸のシワ
たるみを無くし、シワは脇へ寄せていますか?
衿は固定されていますか?動きやすい状態になっていませんか?

【6】身八ッ口
ゴロつきなくスッキリと整えられていますか?

【7】長襦袢丈
長すぎてはいませんか?

【8】腰まわりのゆとり
椅子に座った時、正座をしたとき時に腰まわりに窮屈感はありませんか?

どうしても上手にできないところは、何度も練習してみましょう。
練習しても上手に整えられない場合は、方法が間違っています。今行っている方法では綺麗に整わないのです。方法、やり方を変えてみましょうね。

指使いや流れなど何か違う方法、更に楽な方法が見つかります。諦めないで、進めてくださいませね。

おわりに

わかないことが出てきた時、まずはご自分でじっくり考えてみましょう。

・どうしてできないのか
・何が悪いのか
・方法は間違えていないか

色々と考えてみるのです(*^^*)

人に聞くのは簡単です。
でも、その答えを自分のものにするのは難しいのですね。
ですから、まずはご自分で「どうしてなのか?」と自問自答してみてくださいね。
その繰り返しで上手になりますし、方法も得られます。

ここまで行ってもダメな場合は、お教室の先生に聞いてみましょう。

教えてくださらないかもしれませんが、もしかしたら教えてくださる先生かもしれませんもの。聞いてみなければわかりませんわ。

教えて頂けない場合には、信頼のおける先生の着付け方法や着姿をよく見ておくことです。
着付けの手の動き、当て方、引き加減など言葉では説明できないほどのちょっとした部分に秘密が隠されていることが多いです。

ですから、先生の着付けの手の返しや、指使いを考察するととても勉強になります。先生の手って「魔法の手」のように思えますでしょう。
その魔法を真似してみましょう。
必ず魔法の手に近付けますわ(*^^*)

それでは、また明日に続きます♪
いよいよ着物に入ります(*^^*)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

■次回予告

*着物:はじめに

※この内容は、私が販売する着付け・帯結びテキストご購入者様向けに2009年より配信していた内容を一部修正および加筆編集し一般公開として掲載しております。

● 小春日和*小春流着付*着付師さん応援ブログ


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