こわいはなし

この間、凄い体験をしたんですよ。


地元に、幽霊が出るといわれている廃墟がありましてね。その周りはもうリーンとした閑静な住宅街なんですけども、そこに大きな洋館がぢょぢょんと佇んでるんですよ。

2週間ほど前、地元の友達と久しぶりに会って懐かしい話なんかをしてましてね。ニムニム盛り上がってたわけです。そこでふと、あの廃墟に行ってみないか、と言い出したやつがいたもので。

一瞬、場がキュピッ、と凍りつきました。

しかしまあ怖いもの知らずというかバカなやつらなので、ようし行ってやろうぜーなんていうチゲチゲの雰囲気になりまして。私は怖がりですから、そのときから心臓がモプンモプンいってたんです。



いざ廃墟に着くと、周りの電灯はどれもホショーンとしていて、きょっ暗なんですよ。廃墟の扉を開けた瞬間ねぺぺぺぺぺーっ、ねぺぺぺぺぺーっとドアがきしむんです。1人はあまりに怖いので、外でギックリ待っていると言いました。

中に入ると、どこからともなく足音がオウェーソン、オウェーソンと響いてくるんです。さらにそのオウェーソンの音がぎょんぎょんぎょんぎょん大きくなっていって・・・さすがに皆ヴェネドハァ、ヴェネドハァしてたんです!

とにかく急いで逃げようとするんですが、さっきはヘジュリバスーッと空いていたはずのドアが完全ににゅっちゅりと閉まっていたんです!ルョッとしますよね!?その場にいた中で一番体のロドゥンと大きい後藤が、急いでドアにンフっ、ンフっ、と体当たりしました。


ねりまっくききしゅしゅるふぃあーねてゃーーーーーーも!!!!!!

ねりまっくききしゅしゅるふぃあーねてゃーーーーーーも!!!!!!




という音を立ててドアが壊れ、外に出ると、実は外で待っていた友達がいたずらでドアを押さえて、閉じ込めていたことが分かったんです。まさかホッヒリだったとはー。

僕らはそれに気づいて、



ギルガナーモ、ジュッヂベルベルゲロリマ二ターゼマゼマゼブンカイェシェシェシェシェシェシェシェッキャ!!!!!!

ギルガナーモ、ジュッヂベルベルゲロリマ二ターゼマゼマゼブンカイェシェシェシェシェシェシェシェッキャ!!!!!!



ギルガナーモ、ジュッヂベルベルゲロリマ二ターゼマゼマゼブンカイェシェシェシェシェシェシェシェッキャ!!!!!!





と笑いました。





でもなんか、そこにいた人たち2週間で全員死んじゃったんですよね(笑)


おしりんまるwwwww